「2022年住み続けたい街ランキング」から考える、「自分にとって住みたい街」
10月上旬に株式会社リクルートより「SUUMO2022年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング」が発表されました。「住みたい街」ではなく、住んでみた実感も含めた「住み続けたい街」のランキングというところが特徴です。このランキングを見ながら、自分自身はどんな街で暮らしたいかを考えてみましょう!
みなとみらい線・江ノ電沿線が上位に多数ランクイン!
2022年の住み続けたい街・駅ランキングは以下の通りとなっています。
参照:https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20221004_housing_01.pdf
みなとみらい線・江ノ電周辺の駅がいくつも上位にランクインしているのが特徴的ですね。
コロナ禍によるテレワークの普及以降、都会にも出やすい神奈川・千葉・埼玉への移住者が増加していると聞きますが、実際に住んでみて良さを感じた方も少なくないのでしょう。
また、駅名で見ると、都内では東銀座、半蔵門など、下町情緒の感じられる比較的落ち着いたエリアが人気のようです。ただ、自治体としては目黒区や渋谷区、港区などの都会的で洗練されたエリアにも人気があります。おしゃれで雰囲気の良いお店がありながら、大きな公園などもあるバランスの取れた街であるところを魅力に感じる方も多いのかもしれません。
シングルにも夫婦世帯にも人気の高い武蔵野市
このランキングを細かくみていくと、実は住み続けたい自治体No.1の武蔵野市は、シングル男性、シングル女性、夫婦世帯のいずれでも人気No.1を獲得していることがわかります。夫婦+子供世帯でも、人気No.4となっています。
武蔵野市といえば井の頭恩賜公園もある吉祥寺周辺エリアのある自治体です。吉祥寺の駅前は大きなデパートもあってお買い物がしやすく、一方で少し路地を入れば個性的な個人店も多い楽しいエリアです。映画館や美術館なども多く、長く住んでいても飽きないエリアと言えるでしょう。
令和4年4月からは、パートナーシップ制度も導入されています。同性カップルさんにとっても住みやすい地域と言えるのではないでしょうか。
ランキングから考える、「自分にとって住みたい街」
こういったランキングは、自分の知らなかった街を発見するためにも役立ちますし、人気のあるエリアの「人気の理由」を知ることで、自分の住みたい街の条件を改めて考えてみることができます。
例えば、ランキング上位をみるだけでも、
都会的で洗練されたベイエリア
下町情緒や地域との繋がりを感じられるエリア
都会でもありつつ自然にも触れられる、大きな公園などのあるエリア
お買い物や飲食店めぐりの楽しそうな文化的なエリア
子育てのしやすいエリア
の代表例が浮かび上がってきます。
また、実際にランキング上位になっている街の不動産は価格的にもお高いことが少なくありませんが、周辺自治体で、似たような環境でありながら穴場の場所を見つけるのもいいでしょう。
こちらの調査資料には、細かな選定理由やエリアの詳細も記載されていますので、ぜひお家選びの参考にしてみてくださいね♪
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