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創業 パラレルキャリア(兼業・副業)

 競合にならない範囲であれば、準備や助走をしながらの創業は、極めて現実的な選択肢ではないでしょうか。公務員の方には縁遠いテーマですが、民間では随分理解されてきている様子を、肌で感じるようになりました。

注目される「パラレルキャリア」という選択肢

 多くの人が創業に一歩を踏み出せない要因の1つとして、「収入が減少しないか」「生活が不安定にならないか」といった金銭的不安があるようです。それを打破する効果的な方法として、「兼業・副業を通じた創業」に注目をしています。
 兼業・副業を通じた創業が増えることは、日本全体として経済の活性化につながると共に、働きながら創業に向けた準備や試行ができるので、個人にとってもメリットがあると言えます。

(出典:ミラサポWebSite ミラサポ総研 Vol.59 これから注目される、起業・創業のあり方「兼業・副業を通じた創業」より一部引用)

パラレルキャリアのメリット

 兼業・副業であれば、一定の収入基盤を持ちながら創業の準備や創業自体を行え、失敗時の金銭的なリスクを軽減できます。
 また、兼業・副業が軌道に乗った段階で現在の仕事を離れるか、仮にうまく行かなくても撤退して現在の仕事を続けるかという選択ができるのですから、創業に対する金銭的不安を一定程度軽減できると思います。

(出典:ミラサポWebSite ミラサポ総研 Vol.59 これから注目される、起業・創業のあり方「兼業・副業を通じた創業」より一部引用)

パラレルキャリアが抱える課題の解決に向けて国も支援

 中小企業庁では、柔軟な働き方を認める社会を実現するために、自治体と中小企業民間団体等が連携し、地域社会において兼業・副業等(パラレルキャリア)の認知度を高める独自性のある取組を「パラレルキャリア賞」として表彰します。

(出典:経済産業省ウェブサイト 「アントレプレナージャパンキャンペーン」において、「パラレルキャリア賞」と「創業機運醸成賞」の表彰を行います!より引用)

中小企業庁 兼業・副業を通じた創業・新事業創出事例集(平成29年5月)


体の健康と心の健康を忘れずに

 特にパラレルで仕事をする場合は、オーバーワークになりがちです。
「がんばってるね」と言われたら、「そうか、私、がんばってるんだ!」と、周囲の人の問いかけに、少し素直になる位のつもりでちょうど良いでしょう。
 そして、多少の愚痴も含めて、時々気軽に投げかけられるような、ゆる〜い仲間を作れると良いですね。
 健康も大事な経営資源のひとつであることを、決して忘れてはいけません。

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 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。

Vol.59 これから注目される、起業・創業のあり方「兼業・副業を通じた創業」

mirasapo.jp/features/policy/vol59/  

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《おさらい》

 兼業が認められている企業にお勤めの方はもちろん、そうでない方も、情報収集をしてみましょう。注目が集まり、予算が振り分けられている今こそ、情報収集のチャンスではないでしょうか。
 「パラレルキャリア」というキーワードを、ぜひ、頭の片隅に置いて、アンテナを伸ばしてみましょう!

ご覧いただきまして、ありがとうございました🌸 これからも、「学び」を続けていきたいです🎻