学ぶことの多い私が人に教える話
皆さんこんにちは、TNAソリューションデザインの橋下です。この会社に入社し3年目ですが、まだまだ学ぶことの多いのが現状です。そんな私も仕事で人に教える機会が度々あります。
この記事を書くきっかけ
後輩へ指導をする時、クライアント様に操作方法を教える時、デザインを説明する時などなど。仕事をする中でどんな職種でも立場でも、人に教える機会って少なからずありますよね。
私も先日、仕事で人に教える機会がありました。数ヶ月に1回あるかないかの教える機会、私も胸を借りる気持ちで挑みました。実際に教えてみると、む、難しい…。作ってもらったデザインを手直ししてもらいたい時に、自分なりの意見や技法を伝えてみました。手直し後を見てみると、伝えたかったとこが改善されていない。その人に響いておらず、うまく伝わっていなかったのです。どのように伝えたら良かったのでしょうか?
教える時の3つポイント
要点をまとめる
物事を伝える上で何事においても大切ですよね。長い文章でダラダラと説明されても頭に入ってこず、分かるものも分からなくなってしまいます。明確に要点を押さえた上で伝えることを意識していきたいですよね。
疑問を持たせない
どうして指摘した部分を変更してもらう必要があるのか?なぜ指摘したやり方の方がいいと伝えているのか?納得してもらう必要があります。私は学生時代から、学ぶ時にはなぜなのか?と理由がないと頭に入ってこないタイプでした。納得できないとダメだったのです。暗記は苦手でしたが、数学など行動の裏付けができる科目が得意でしたね。その事もあり、人に教える時には疑問を持たせないように心がけています。
例えを用いて答えを伝えない
教える過程で自分の中に答えができた時、ついそれを伝えようとしてしまいがちです。ですが、答えを得てしまうとそこで思考は止まってしまいます。それ以上答えを見つけようと考える必要がなくなるので当然ですよね。教える側としては伝えたくなってしまいますし、教えてもらう側としても手っ取り早く答えを聞きたくなってしまいます。ですが、成長の機会を奪う訳にはいかないので、例えやヒントまでで止めるように意識しています。
分かっていても、やっぱり難しい
先程上げた3つが重要だということは分かっていますし、意識しているのですが、それでもやっぱり教えるということは難しいです。教える相手との関係性によって、どのように話を持っていくのか、どのように指摘するのかは考えてしまいます。年下の学生さんだったら?年上の後輩は?先輩に教える必要が出てきた場合は?臨機応変に適応することがとても求められてきますね。
教えていく中で自分が学ぶことも多くあります。まだまだ学ぶことが多い自分が、人様に教えを解いていいのか、と考えてしまうこともありますが…。この立場の人にはこの教え方、とコツを掴むことができればクライアント様とのやりとりもいい方向に向かわせることができそうですね。
まとめ
教えていく中で自分なりの答えや欠点を見ることが多々あります。それは自分を見つめ直すとてもいい機会となっている証拠ですよね。「人生は学びの連続」教えることで学びを追求し、邁進していきたいものです。