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ゴーストレストラン

ネーミングが良いですよね!
さすが、ニューヨーカー。

ゴーストレストランとは、ネットや電話からのオーダーに対して、デリバリーする、実店舗を持たない飲食業態のことです。

客席と調理場を備えたレストランと違い、実店舗を持たないことで、機材や備品の経費を抑えることができ、来店接客に係るサービスも削減できるメリットがあります。

ニューヨーク発祥のこの形態、アメリカを中心に世界へ広がり、人気を集めています。

オペレーションとしては、間借りしたシェアキッチンで調理し、出前館やウーバーイーツなどのデリバリーサービスを通じて配達します。
このゴーストレストランやシェアキッチンの登場は、コロナ禍において、日本の飲食産業に大きな変化をもたらしそうです。

通常、飲食店の開業資金は、500万円以上掛かります。
過去に飲食店の立ち上げを手伝う機会があったのですが、居抜き物件であっても、そうとうコストがかかることと、工事や宣伝準備、事務処理など、、、非常にやることが多いなと、実感しました。

シェアキッチンであれば、初期費用と月の間借り料、売上手数料くらいで、飲食店がはじめられます。
厨房機器もあるので、初期投資をかなり抑えて開業することができます。
また、デリバリーを外注すれば、運営に係る人件費も抑えることができます。
そして、万が一、失敗したとしても、実店舗を持つよりもはるかに損失は少なくて済みます。

1年で3割廃業、10年で9割廃業の飲食業界の救世主となるのか、注目したいところです。

良いお店が、正しく生き残って、消費者に良質なサービスを継続的に提供できることを願います。





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