今はCDよりレコードが売れている
全米レコード協会(RIAA)によると、今年上半期(1~6月期)に発売されたレコードの売り上げが、1980年代以降で初めてCDを上回ったことが分かったようです。
マーケットで、何が起きているのか?
この事態をどう捉えるか?
RIAAによれば、今年上半期のレコードの売り上げは2億3210万ドル(約246億円)とCDの売り上げ1億2990万ドル(約137億円)とのこと。
ここ最近、CDを買っているひと、見かけないですよね。(私のまわり調べ)
私はたまに、ブックオフで中古CDをあさって買ってみたりしますが、新譜のリリースもCDではなく、ストリーミングが主ですよね。
フィジカルなCDを手にする機会は減少していると肌感覚では分かっていたのですが、ここまでレコードとCDの売上に差があったとは驚きです。
売上については、CDが減少傾向、レコードが横ばいと捉えると納得です。
今は、圧倒的にストリーミングが拡大傾向ですからね。
レコードを買うメリットって何なんですかね?
なぜ、カセットテープではなく、レコードなんですかね。
カセットテープは劣化が早いけれど、レコードは音質も良いし、コレクターズアイテムとしても見栄えが良く、デジタルに変換されていないクラシック的な音を楽しみたい層に刺さっているんですかね。
レコード自体、あまり見かけなくなったので、逆に新鮮で、つい買ってしまう気持ちは分かります。
※自宅にレコードプレイヤーがあればの話
手軽に音楽が聴ける一方で、レコードは手間がかかるけど、愛着もわくし、モノ消費からコト消費へ移行しているんだなぁ~と感じます。
昨今の情勢をみると、これまでの当たり前が、いろいろと覆っていますよね。
この情報を見て、音楽業界が、拙速に「よし!これからはレコードだ!」という流れも違う気がします。
そもそもレコードプレイヤーを持っているひとって、どれくらいいるのでしょうか。
で、Amazonで調べてみると、レコードプレイヤーも進化してるんですね ↓
価格も手頃ですし、Bluetoothで電子デバイスとつながるようです。
アナログとデジタルの融合ですね。
こういったレコードプレイヤーは、もっとプロショーションかければ、40代以上の売上が伸びそうですね。
まずは、レコードを聴くというマーケットを拡大して、それから商品やサービスを展開するという手法が正攻法なのではないでしょうか。
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