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PDCAはもう古くて、今はOODAだというトレンドについて

PDCAは、ビジネスにおいてはメジャーな考え方で、私もついつい講演や研修で使っていました。

PDCAが大切と伝えながらも、どこか腑に落ちていないというか、実行しないんだろうなぁ~と思うシーンがよくありました。

改めて、PDCAとは。
Plan:計画
Do:実行
Check:評価
Action:改善

PDCAが完全に不要というわけではないのですが、最近では、OODAというフレームワークの方がしっくり来るような気がしています。

OODAは、アメリカで生まれたビジネスビジネスメソッドで、もともとは朝鮮戦争の時にある米国空軍パイロットが提唱した方法です。孫子の兵法やトヨタ経営方式をベースに生まれたとされています。特に、イラク戦争時にその有用性が実証され大きく注目されました。その後日本でもビジネスの現場でも一気に応用が広がっています。

戦場で生まれたこのメソッド。
じっくり考えて実行するPDCAと比較すると、OODAは機動性や瞬発性を反映して実行に移せるので、現代の商品・サービス展開の速度に合わせるのであれば、OODAが有効ではないのでしょうか。

OODAとは。
Observe:観察
Orient:状況判断
Decide:意思決定
Act:行動

なるほど、見て、判断して、決めて、動くということですね。

PDCAとOODAの違い
PDCA:計画を立ててから行動する
OODA:状況をみてとりあえずやってみる

OODAは、アジャイル的な発想だと思います。

じっくり計画を立てるよりも、まずはやってみる。
それで、そのやった結果に応じて、次の手を決めるか、そのまま進めるかを判断して、実行するといった感じで、かなり現代のビジネスシーンにマッチするのではないでしょうか。

時と場合で使い分けが必要ですが、目まぐるしく変化するマーケットにおいては、PDCAを回しながら、OODAを実行することをお勧めします。

が、私は個人で会社を経営しているので、フリーランスや個人経営の方には、こちらがお勧めです。

私の場合
Decide:意思決定
Act:行動
Check:評価
Action:改善

PDCAとOODAのいいとこ取り。
まずはやってみて、次もやってみて、とにかくとりあえずやってみる!ということですね。

フレームワークは、あくまでも考え方なので、自身に合うものを見つけて、カスタマイズしても良いと思います。

裏付けとしての検証も必要ですが、柔軟に対応できる思考の余裕があれば、どのループ(サイクル)を回しても、結果はどうあれ、ノウハウになるということですね。

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