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ディベートとディスカッションの違いとは

採用選考の課程において、複数人の選考を同時に行う場合に「グループディスカッション」を取り入れている企業が増えてきています。

ディスカッションは、ビジネスシーンでもよく使われる言葉なので、社会人なら意味を正確に理解しておきたいものですね。

でも、グループでの話し合いということは何となく理解していても、深い意味や似た言葉の「ディベート」との違いについてはわからない方もいるかと思います。

まずは、ディスカッションの意味ですが、ある事柄について複数人で意見を出し合って議論することを意味しています。
自由に意見を出し合って、共通の結論を目指す話し合いですね。

そして、ディベートとは、あるテーマについて肯定・否定の2組に分かれ、議論をすることを意味します。

ディベートとディスカッションをひとえに「討論」と訳してしまうと、ディスカッションと同義にも思えますが、両者には「意見の対立があるかどうか」の違いがあります。

私たちはディスカッションには慣れていますが、ディベートを行う機会って、なかなか無いですよね。

ただ、企業でもディベートを実施した方が良いと思うのです。
ディベートは、新しい発想を生み出すことはありませんが、論理的思考や切り返す力を鍛えることができます。
また、明確な勝ち負けが出るので、モチベーションも上がりやすいです。
白黒つけることが苦手な私達には、意外と良いのかも知れないですね。

一方、ディスカッションは、与えらえた問いに対し、自分には思いつかなかった発想に触れることができます。

議論するテーマにもよりますが、ディスカッションだけじゃなくて、ディベートも織り交ぜて、使い分けると良いと思ったのです。


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