見出し画像

コンセプチュアルスキルを高めるポイント

近年では様々なスキルがビジネスで応用されていますが、ビジネススキルのひとつにコンセプチュアルスキルと呼ばれるものがあります。
これは、物事を概念化する力のことをいいます。

中堅社員にもなると、少しずつ仕事の幅も広がって、どうすれば業務の生産性を高めることができるのか、スキルを習得したい、自分自身を成長させたいなどの重要性が高まります。

社会の流れが非常に早く、日々状況は刻々と変化しています。
昨日までは当たり前に行われていたことが、当たり前にはいかなくなり、課題を解決する力、また問題を的確に把握したうえで、新しいものを生み出す力が求められているのです。
これらの力がまさに、コンセプチュアルスキルともいえます。

コンセプチュアルスキルを高めたいと思うひとも多いですが、そのためにもまずは自分自身の現状を振り返ると良いと思います。

意見を広げるために日ごろどのような工夫を行っているのか、特定の内容について繰り返し考える事はあるのかなど、自分の現状を振り返り、コンセプチュアルスキルを高めるためのワークショップを行っていくのです。

コンセプチュアルスキルを向上させるためのポイントとしては、まず第一に理解促進が挙げられます。

コンセプチュアルスキルそのものにどのような重要性があるのか、また階層ごとに求められるスキルバランスの違い等について、全員に理解してもらう事は大前提です。

現場からトップマネジメントまで幅広い階層で求められる能力ではあるものの、重要度、スキルの発揮方法等は立場により大きく違いが出てきます。

一律にスキル研修を実施するのではなく、現場従業員向け、経営幹部向けなど、立場や職員に応じて研修を行うことが大切です。

このコンセプチュアルスキルを高めることによって、本質的な課題の抽象化から問題の解決策を導き出す事ができます。

また、組織の方向性や業務の全体像の具体化や共有化を図ることができ、何を優先させるべきなのか、仕事の全体像や方向性を把握し、メンバー同士で共有することが可能になります。



よろしければ、サポートお願いします! もっと分かりやすく、ビジネスの話題を提供できるよう、勉強資金に使わせていただきます。