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AIロボットの社会的受容性に必要なのは見た目の分かりやすさなのかも知れない

Telexistenceが開発したAIロボット「TX SCARA」と店舗作業分析システム「TX Work Analytics」の導入が開始され、今後ファミリーマート300店舗へ拡大すると発表されました。

「TX SCARA」は、Microsoft Azure経由でロボットのAI・遠隔制御を行っているようなのですが、外国産なのが悔しいところ。

Microsoft Azureのシステムでは、TX SCARAが稼働するコンビニ各店舗での売れ行きを示すデータベースも稼働しているらしくリアルタイムでスキャンする現在の在庫情報と、蓄積された過去の売れ行き動向から計算された最適な陳列タスクを予測・実行することができるので、品切れを最小限に抑えることを実現できるとのことです。

さらに、AIの活用によって、店舗のスタッフを増やすことなく新たな時間が創出され、店舗の労働環境や売場の質の向上、店舗の採算性の改善を見込んでいくとのこと。

機械の導入やらオペレーションの変更やらで、採算ベースに乗るのはけっこう先だと思いますが、こういった目に見えるAIやロボットって、やっぱり映えますね。

まだこの段階だと、ひとの手作業の方が早く感じるものの、空いた時間で人間じゃないとできない仕事をすれば良いわけですから、生産性が高まると思います。

あとは、店舗内のオペレーションの改善だとか、生産性をどう高めて、売上に貢献するかの算段ですね。

そのためのデータ活用ですし、作業時間の可視化もカギになってくると思うのです。


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