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マーケティングの基本

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マーケティングの基本について書いた記事をまとめています。
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#SNS

SNSマーケティングにおける無料サービスと有償サービスの切り分け方

SNSマーケティングは、現代のビジネスにおいて欠かせないツールとなっています。しかし、多くのSNSプラットフォームには、無料サービスと有償サービスが存在します。 無料サービスは、アカウント作成や基本的な投稿機能など、基本的な機能を利用することができます。一方、有償サービスは、より高度な分析機能や広告機能などを利用することができます。 では、どのように無料サービスと有償サービスを切り分けたらよいのでしょうか? 1. 目的を明確にする まず、SNSマーケティングで何を達成

消費者行動モデル“SIPS”

SIPSとは、SNSを頻繁に利用する層へ特化した消費者行動モデルです。 電通が2011年に提唱しました。 ↑ この頭文字を取ったものがSIPSで、AIDMAとか、AISASなどは聞き馴染みがあると思うのですが、SIPSはソーシャルメディアに特化した購買心理プロセスです。 AIDMA(アイドマ)やAISAS(アイサス)ではマスメディアの広告で知って「検索」するという購買行動の始まりですが、SIPSは、まず消費者がtwitterやFacebookなどのソーシャルメディアで「共

ユーザーの声に耳を傾け、即座に反応して対処することの大切さ

あるユーザーがTwitterで発したATMの効果音に対する感想と、それを受けた企業側の対応が話題になっています。 それは、セブンイレブン内に設置しているセブン銀行のATMの効果音。 ATMからお金を下ろすときに流れる効果音が、「お金ないでしょ」に聞こえてツライというツイートが昨年11月に投稿されました。 これは単なる感想ですよね。 それに対して、セブン銀行の公式から、このような返信があったようです↓ 「当社のATMに関するツイートを受け、新型ATMの操作音を変更いたしま

Twitterの企業アカウントの運用は難しい。。。

近年では様々なSNSが企業のプロモーションに使われています。 その中で、他のSNSと比べて比較的即時性があり、拡散力に優れているものがTwitterです。 Twitterの国内ユーザ数は、なんと4500万を超えているとも言われていて、多くの企業でマーケティングに活用されているのです。 特徴的な機能のひとつにリツイートと呼ばれるものがありますが、これが使われることで一気に情報が拡散され、話題かもしやすくなります。 キャンペーンでの活用を検討する企業も非常に増えてきていま

TikTokを活用したマーケティング

近年、TikTokをマーケティングに活用する企業が増えています。 TikTokは、Twitter・Facebook・Instgramに比べるとユーザー数は少ないですが、10代後半から20代前半の世代を中心に広く普及おり、マーケティングツールとして活用する際のターゲットが明確です。 加えて、TikTokは他のSNSと比べてユーザーの反応率が高く、コンテンツを見た後にコメントやいいねを残したり、検索などのアクションを起こしたりするユーザーが多いという特徴もあります。 SNSマ

Twitterのフォロワーを増やすには

Twitterのアカウントを効果的に運用していくには、目的を定めることが大切になります。 自社のPRしたい情報を配信して、ユーザーの認知度を上げていくことや、キャンペーンなどの情報を配信して販売力を高めるなど、明確な目的を絞ることが重要です。 Twitterのフォロワーを増やす方法は、ペルソナを決めることが大切だと良く言われています。ペルソナ設定とは、商品やサービスを提供したい人を決める設定のことになります。 ペルソナを設定することで、ユーザーのニーズをより把握することが

2030年の日本とマーケターが見るべき視点

2030年には人口動態の変化により今日よりも人口が少なくなりますが、インターネットに日常的に触れるユーザーの人数は現在よりも増加しますし、生まれた時から既に高速インターネット回線やデジタルデバイスが身近に存在していた人々が主役になります。 そのように、オンライン人口の拡大が顕著になりつつもインターネットと共に人生を歩み続けている方々が主役になるが故に、より一層マーケティングにおいてデジタルが主戦場になるものの、同時に思慮する必要があるのが一言でオンライン人口の拡大と言っても

SNSマーケティングを実践し、継続して運用してくためのコツ

InstagramやTwitterなどの人気ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は、ファン層の獲得ができたり企業の売り上げ向上やビジネス成長に良い効果を与えるメディアでもあり、このようなSNSを利用したビジネスモデルのことをSNSマーケティングと呼んでいます。 ただ、ビジネスに使えるツールであることはわかるけれども、実際にSNSマーケティングをどのように行うべきかわからない人も多いのではないでしょうか。 このマーケティング手法には、SNSアカウント運用や広告配信、

マーケティング = 感情を揺さぶること

ユーザーに対して自社の製品やサービスなどを報知する時にはこれまで存在していた物事を改良した事例はもちろん、これまでには存在していなかった新しい物事を生み出す事ができた時です。 そのように情報を報知する時には、物事が有している特徴や従来とは異なる点を淡々と示しやすい傾向にあるものの、マーケティングをより良いものにするには感情に訴えかけて揺さぶる事が重要になるため、ワクワクする内容を念頭に置く必要があります。 そのような感情に訴えかけて揺さぶり行動を起こさせる事と同時に設定し

顧客との接点を設計するマーケティングで大切な考え方

ビジネスシーンを取り巻く環境は、日々目覚ましい勢いで変化を続けています。 一昔前のセオリーが今日のビジネスシーンではまったく通用しないことも、日常茶飯事となりました。 それでも、経営戦略の基本は、残念ながら今でも変わっていません。 いわゆるマーケティング活動を常日頃から行うことが、事業の拡大や安定経営には必要不可欠なのです。 国内市場だけでも、数え切れないほどの企業が存在しており、競合他社に知名度やシェアで差をつけられていると安定的な企業の存続と発展は困難です。 月並

広報担当者が知っておきたいSNS活用法

広報担当者は、日々情報収集して、社内外に対して発信する情報を精査し、特に外部への宣伝に力を注いでいると思います。 しかしながら、なかなか結果が出ない時もあるでしょう。 昔のように、たくさんのお金を使って宣伝をする方法もありますが、予算のないところはそれも難しいです。業績が落ち込むと、真っ先に予算を削られるのは広報部門ですから… でも、最近は少しずつ宣伝の仕方もかたちを変えてきています。小額予算で宣伝をすることが多く、お金をかけない広報も可能になりました。 具体的には、S

SNSマーケティングのコツ

SNSは、非常に効果的な広告宣伝方法となっていて、いわゆる口コミの影響で、様々な情報が瞬時に多くの人に伝達されていきます。 そのため、多くの企業ではSNSを利用した様々な広告宣伝を行っていますが、そのほとんどはSNSを媒体とした単なる広告宣伝になっていて、その費用に対して、効果を十分に上げることができていないケースが多いです。 これは、SNSの特長を十分に活かすことができず、これまでのメディアと同じように考えていることによります。 SNSの特徴は、企業が積極的に自社の商

企業がデジタルマーケティングを強化した方が良いと思う理由

2021年はDtoCの時代と言われています。 FacebookやInstagramなどのSNSや、YouTubeといった動画配信サービスなどSNSによる個の発信が誰でも可能になりました。 今までマスで行っていたマーケティングが通用しなくなり、個人が見るメディアは多様化しています。 特に若い世代においては、マスメディアを見ることは少なくなり、個人同士が情報を共有したり、自分の価値観に合致したひと(インフルエンサー)を身近に応援することが可能です。 このため、企業側もユー

買いたい人だけ買えば良い、という最強のマーケティング

Appleが12月8日にワイヤレスヘッドフォン「AirPods Max」を発表した直後、Twitterで賛否コメントが交わされて、ざわざわしています。 その理由は、61,800円(税別)という価格設定。 これ、単純に高くないですか? 他社の製品を凌駕する性能が備わっていれば、納得なのですが、どうもそうではないようです。 この発表の直後、Sonyの「WH-1000XM4」がトレンド入りして、性能比較する情報が出回っています。 個人的には、価格帯も性能も、あまり興味が無いの