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デジタルトランスフォーメーション(DX)

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デジタルトランスフォーメーション(DX)についての自身のコラムをまとめています。
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2021年6月の記事一覧

事例紹介:デジタルトランスフォーメーション(DX)チャレンジ!【建設業編】

本日は、建設業関連の仕事を営んでいた方のコメントです。 業務の課題とDXを目指した背景について、伺っています。 業務の“見える化”によって、残業時間の減少、業務効率の向上を実現 以前に勤めていた建設会社は、情報通信業界の力を借りてDXの導入を進めていました。 大規模な工事現場で各部門の工事がどこまで進んでいるか互いに把握していない、という課題を解決するために導入を決断したそうです。 工事の流れを説明するときには地盤を改良して杭を打ち、コンクリート基礎の型を設置してと、

事例紹介:デジタルトランスフォーメーション(DX)チャレンジ!【製造業編】

本日は、中小規模の製造業の方のコメントです。 業務の課題とDXを目指した背景について、伺っています。 データ活用によって、品質の向上だけでなく、顧客満足度も向上 印刷業に従事していた事が関係し、蓄積していたノウハウや技術などを活かしてプリンターを手がける会社を立ち上げて、求めている方々にプリンターを納品する中小製造業を営んでいます。 中小製造業なので日々の経営においては、いかに負担を小さくしつつ安定的かつ大きな利益を発生させ続けられるのかを重要視していて、安定性とさらな

NIPPON DX フォーラム 2021[イベント登壇のお知らせ]

今年の4月に開催されたDX EXPOに引き続き、一般社団法人デジタル・イノベーションさん主催のイベントに登壇の依頼をいただきました。 今回は、少し長めのお時間をいただき、「2025年の崖問題に向けてIPAが取り組むDX推進事」というテーマで、お話させていただきます。 IPAで取り組んでいるDX推進関連の情報を整理して、コンパクトにお伝えできればと考えています。 DX関連では、毎週のようにアップデートがありますので、本番当日直前までどんな話をするか迷うところですが、最新情

事例紹介:デジタルトランスフォーメーション(DX)チャレンジ!【教育事業編】

昨日に引き続き、DX事例をコンパクトにお伝えしたいと思います。 これらのインタビュー素材は、ドキュメントにまとめて、別途公開する予定です。 本日は、全国展開している教育関連事業を営んでいる方のコメントです。 業務の課題とDXを目指した背景について、伺っています。 個別サービスの最適化と関連事業への応用の切っ掛けに デジタルトランスフォーメーション(DX)を私の現場である教育事業に応用する事は、これまで非常に難しいと捉えている人が多く、私自身もその1人でした。 様々な製

事例紹介:デジタルトランスフォーメーション(DX)チャレンジ!【サービス業編】

昨日に引き続き、DX事例をコンパクトにお伝えしたいと思います。 これらのインタビュー素材は、ドキュメントにまとめて、別途公開する予定です。 本日は、関東地区でサービス業を営んでいる方のコメントです。 業務の課題とDXを目指した背景について、伺っています。 デジタル技術によって、サービス品質の向上を実現 デジタルトランスフォーメーション(DX)は、デジタル技術を応用した様々なビジネスの改革を実現することができると期待されており、これまでのビジネスのあり方を大きく変えるもの

事例紹介:デジタルトランスフォーメーション(DX)チャレンジ!【小売業編】

DXの事例について聞きたいという声が多いので、実際に私が何社かインタビューしてきました。 情報が集まったので、何回かに分けて記事化していきます。 本日は、東海地区で小売業を営んでいる代表のコメントです。 業務の課題とDXを目指した背景について、伺っています。 情報の可視化によって、顧客満足度の向上を実現 小売業をしているのですが、お店を構えている周囲には一般住宅の数が多いのはもちろんオフィスや工場などの数も多いため、経営を開始してから今日に至るまでお客様の要望を聞き取っ

中小製造業が取り組むDX、実現のコツ

中小企業の製造業は、日本の製造業の多くを占めていますが、大企業の製造業よりも単価が高くなりがちです。 その理由のひとつは、大量生産をすることが難しいからです。 少なくとも大企業の運営している工場に比べると大量生産がしにくいため、ひとつあたりのコストを下げることが難しくなります。 仮に、大企業と同じように大量生産をしようとすると生産ラインに無理が生じてしまい、様々な問題が起こる可能性が高まります。 最近では、中小規模製造業がDXに向けて、デジタライゼーションに取り組んでい

攻めのIT投資でDXを加速するために「デジタルツイン」というキーワードは外せない!

最近の製造業は、人間が行っていた単純作業をAIやロボットに代替させる流れになっています。 このような流れになってきた理由のひとつは、人間の代わりにAIやロボットを入れることで、人間と同じかそれ以上の結果を出すことができるからです。しかもミスが無く。 少なくとも、人間を雇うことにより生じた問題をなくすことができると言われています。感情的な問題や習熟度やコミュニケーション等。 工場にAIやロボットを導入することで、デジタルツインの実現をすることが可能です。 デジタルツイン

DXは、なぜ?何?どうやって?の疑問を解消ところから始まる

DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していくうえで、コミュニケーションが大事だと、最近の講演で伝えています。 コミュニケーションを阻むものは、知識の壁です。 経済産業省のDXレポート2の資料の一部を抜粋しました↓ DXに取り組まれている企業や組織であれば、「ある、ある」という内容じゃないでしょうか。 企業であれば、各レイヤー(ポジション)で観点が異なるため、まずは言葉の整理から始めることをおすすめします。 言葉を整理して、行動指針を定義して、ゴールを設定す