青切符異議申し立て

通行区分違反と判断され、交通反則告知書(青切符)が 不服なので異議申し立てをした時のお話です。
これから異議申し立てをされたい方は、

参考までにどうぞ ご存知でしょうが、 青切符とは 比較的軽いな違反に対して交付され 点数の目安としては6点未満の違反の場合です。

なぜ異議申し立てをしたかと言うと、冒頭記載した違反をしていないと認識があり 安易に違反を認めて反則金及び点数(行政処分)を完全に納付したくないためです。

もちろん私に、明らかな過失があり違反したならば異議を申し立ては行わず 素直に反省して認めます。 まず違反をしたと認識をした警察官は、職権で 直ちに呼び止めることが出来るので、私は停止しました。
停止をして、なにが違反なのか教えてもらい そこで否認をしても警察官のプライドや権威で簡単に後に引けない 且つ現場で争っても時間がかかることが推測できるので、現場では 警察官の顔を立ててハイハイといって青切符に 「私は違反をしたと認める」ニュアンスの項目があるので "直筆と指印"をしました。(終始は約8分で終わりました)

そのあと青切符の期限付き納付書を受け取りますが、 しっかりと不払いにします。 納付期限をすぎると、督促通知や本納付通知書が自宅に郵送されてきます。 「払わないと裁判などの大事になる」 「うっかり忘れていたなら今ならまだ間に合います」 「刑事事件になるよ」 みたいなニュアンスが記載されていますが、気にせず安心安全の不払いです。 数週間後に呼出状(簡裁に出頭してください)が自宅にきます。

これには応じます。 紙には 「令和元年〇月〇日 〇〇時に出頭してください。」 とありますが、私用や仕事がある場合は呼出状の下記に 電話番号が記載してあるので、そこにお電話すれば 出頭日時を変更できます。 ただ簡裁(簡易裁判所)まで、遠いのでお住いの県の本部に連絡をして 呼出状を持っていけば平日17時(地域によって変わる)までいつでも 出頭できます。 ただし、警察本部に連絡すると上記のような 「今なら間に合いますよ」的なことを言ってきますが 断固として断ります。

なぜかと問われるので簡単に理由(下記)を告げます。 理由 「本件の、道交法違反をした認識がなく、現場では確かに自認をしたが 権威のある警察官2人から主観でパトカーの密室で高圧的だったので 不本意であるが、自認をしたまでです。本心は本件について納得が いかず異議申し立てをしたいため、反則金は断固として納付しません」 と伝えると納得してくれるので、日時を再度決めます。

私は一時間後に伺いますねと伝え電話で終話しました。 ちなみに警察本部なので、公共の場であるのでお使いの自動車自転車で 行って駐車できます。 いくと入館証を一時的に交付してもらって 所管の課に行って電話で話した方と対面してお話をします。

-わたしの場合-(1時間ぐらい)
警「まず取り締まり当時の状況ついていくつか質問致しますのでお答えください。 なお答えたくなければ黙秘でも構いませんよ」
わたし「はい」
警「今回お話して頂いたことに関して否認供述を書いて書類を送検しますので それを踏まえた上で、ご回答ください」
警「取り締まりを受けた図面がこちらですが、具体的に教えて下さい」 わたし「はい、ここ(消防署)に入ろうとした際、入り口にロープらしきもので封鎖されていたため 戻ろうと考えていました。 そして目の前にトラックが駐停車しておりやむを得ず別の入り口から出ようとしたときに取り締まりを 受けたものです。」
警「まず入ろうとする際にロープはみえなかったのですか?」 わたし「そうですね、見えませんでした。その時は天候も悪くヘルメット被りバイザーをしていたため運転に影響 受けないものであるが、距離もあったためロープのような細いものは肉眼で確認できずロープがあると予見は 事実上不可能でした」
警「なるほど。それではなぜトラックを待たずして別の入り口から出ようとしたのですか?またなぜ待たないでしょうか」 わたし「トラックは冒頭申し上げた通り、駐停車していたため障害物とみなし避けるため別の入り口から出ようとしており、 待たない理由は、その時は消防署の後に仕事があったため待つことはできませんでした」 警「ならば歩道を横切るわけなので、エンジンを切って押して道路に出ればいいのではないですか?歩道間の距離程度ならば 時間はそれほど影響ないですよね?(どや顔)」

わたし「そうですね。歩道間の距離であれば時間はかかりません。しかしご存知でしょうが 道交法第17条第1項の但し書きに路外の施設又は場所に出入するためやむを得ない場合において歩道等を横断するときは この限りではないことから、今回のケースでは消防署という施設に出入りするときは除外されていることから 入り口を変えたとしても出入りであるならば、違反事由にならないと思っていたためエンジンを切る必要性は感じられないため、そのまま横切りました」

警「なるほど。でも横切るときは必要最低限であって異なる入り口は最低限以上になるためこれは違反だと思いますよ。 だから今回は選択を間違えた、あなたが悪いです」 わたし「失礼ですが、あなたは警察官ですよね?」 警「そうですよ?」 わたし「わたくし、あなた含め法律の専門家じゃないわけですから、私が悪いというあくまであなたの主張であって 良し悪しは断言するのは間違いと思います。 そしてなぜ異議申し立てしているかと言うと、このように主張が違うから水かけ論になるのが予見できるので それは裁判所で判断するほうが、いいと判断したんです。なのでこの場で良し悪しを決めるつもりもないです」 警「なるほど。ではなぜ取り締まりを受けたと思いますか?」 わたし「警察は憲法法令条例に基づいて、しっかりと職務を全うしていらっしゃるのだから 責務をもって私が違反をしたと判断したから取り締まりを受けたものだと思います。」

警「私もそう思います。ではあくまでも裁判を望まれるということですね」 わたし「そうです。公判です」 警「わかりました。最後にですがなぜ消防署に行かれようと思ったんですか?」 わたし「危険物取扱者の願書の所管が、消防署だったためです」 警「なるほど。よくわかりました少しお待ちください」 と否認調書を代筆してもらいサインと印鑑をして書類送致して無事終了でした。

今回は間接証拠(情況証拠・状況証拠)は不十分なため 嫌疑不十分(疑いはあるけど証拠がない)または嫌疑なし(悪くない)が相当なため 不起訴である確率は限りなく100%と考えています。
不起訴であれば行政処分も取り消しも狙えるので、視野に入れています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?