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記事化されやすい「カオスマップ」はプレスリリースに最適!?

皆さん、カオスマップってご存知でしょうか?

特定の業界やサービスにかんして、ブランドや企業をジャンル分けし

一覧化したもので、Google検索すると色々出てきます。


詳しくはコチラを見ていただくのが良いかと。



個人的には新たな業界でサービスを利用開始する際に

「どんな企業があるのかな?」って検索する時に活用しております。

また、自分やクライアントの企業がここにあると

最低限、認知されているんだなって思ったりもします。


そんなカオスマップ、そういえばプレスリリースに使えます。



カオスマップが大好き!?なTechCrunch


一部のメディアに限ってですが、カオスマップは記事になります。

「カオスマップ」で検索すると一番に出てくるのがTechCrunch。



もともとベンチャーや新しいテクノロジーに注力したサイトですから、

「新しい業界を一覧」といえるカオスマップが好きなのかも!?

ちなみにTechCrunchさんは月間訪問者数540万、PVは1000万以上。

しかも、見ている人は「最新の技術、ニュース」を求めており、

比較的ネットに明るく、情報収集も積極的な方々と言われます。


最近も新たにカオスマップの記事が出ておりました。



ここでポイントになるのがカオスマップの作成者。

TechCrunchが独自に作成しているわけではないんです。



カオスマップに関する業界の会社や投資系の会社も


先の記事を見るとわかりますが、

カオスマップは一法人が作成し公開をしておりまして、

それを元にTechCrunchが記事を作成しているという状態です。


○副業系サービスカオスマップ

 >シューマツワーカー(https://company.shuuumatu-worker.jp/)

○ミーティングテックのカオスマップ

 >Savetime / マキナ株式会社(https://savetime.jp/)

○RPAカオスマップ

 >Peaceful Morning(https://peaceful-morning.com/)


自社製品がカオスマップ内にあったり、関連事業をしていたり…

また市場分析をする会社が提供するケースも有るようですが、

「カオスマップ」は記事になりやすい傾向にあると言えます。

なお、上記のRPAカオスマップを見てみると、

5つ以上のメディアに掲載され、SNS等でも話題になっております。



NHKやらマスメディアには取り上げられずも…効果的


プレスリリースと言うとよく「NHKは来ますか!?」とか

「テレビの取材が…」「新聞の一面に載る!?」なんて方に向かいますが、

重要なのは「必要としている方に届く」であり、

「業界紙に取り上げられ、話題になること」が重要です。


未だにマスメディアの影響力は非常に強力ですが、

提供するサービスや商品によっては

問い合わせだけ増え、商売にならないケースも。


必要な方だけに送ると商売につながる!以外にも

常日頃から情報収集をされる、アーリーアダプターに認知され、

SNSなどで拡散、話題にされることで認知上昇が狙えます。

どうしても「宣伝=多くの人に知ってもらう」となりますが、

個人が情報発信が可能で、情報過多と言われる時代では、

「多くの人に見てもらう、知ってもらう」以上に、

「コアなファンを作り、その人達に広めファンを増やしてもらう」が

重要になっているとも言えます。


また、個人的にはプレゼンに引用されるケースも見ており、

社内・社外ともにプレゼン資料で広まる事も考えられます。

例えばですが、上記のRPAに関して超大手企業がカオスマップを表示し、

「RPAは多くのプレイヤーが参加しており…」なんて話すと、

あたかも「大手のライバルなの!?」って感じもします。

少なからず大手が認識をしている、はたまた業界の人は知ってるみたいな…

でも、実際には「偶然載っちゃった」企業もある可能性もあり、

プレゼンする方、場所、やり方で実態以上に大きく見える可能性もあり、

差に



カオスマップ、何でも良いわけじゃない


さて、なんとなくメリットがわかったところで

「よーし、今から作っちゃうぞ!」と取り掛かるとしましょう。

で、完了した段階でプレスリリースを出そうが

SNSに投稿しようが一気にTechCrunchや多数のメディアに

転載され、拡散されていく…わけではありません。


内容はしっかりとし「これはよくまとめたな!」ってのが必要で、

また、発信者も「業界の方」とか「関係ありそう」が重要です。

コンサルや市場調査、複数業界をまたぐ方なら良いのですが、

例えばお花屋さんが「自動運転のカオスマップ」を出しても

「え、ちゃんと調べた?」とか「信ぴょう性はどうだろう?」と

なりかねません。

(この花屋さんが「自動運転による配送」を検討・テストしており、

その一環で出す場合は別ですが…)


やはり、自分の商売に関する業界ぐらいが限界でしょう。

もしくは「ユーザーとして」という立場はありだと思いますが、

法人として表に出すには少々疑問も残ります。



それでもいいよ、カオスマップ。中長期的に効果あり


最初の話で「これはいい!」ってなって、

信憑性の話で「ハードル高いかも…」ってなる。

でも、やっぱりいいよって話をします。


あくまで外側から見ている次第ではありますが、

おそらく中長期的にカオスマップ、またはその記事への

アクセスが発生していると考えられます。

主な理由は「業界を調べる」と、1年や2年前のカオスマップも

検索結果に表示されますし、最新版がない場合は

1年前の物を見るケースもあるでしょう。

また、2年前から毎年カオスマップがあったとすると、

そのマップを見ることで業界の変化を知ることも可能です。


これはアクセスはもとより「毎年ネタがある」という所や、

毎年出せば「今年はどうかな?」とか「カオスマップの会社」として

認知向上やファンづくりが可能であるとも言えます。

そうです、やっぱりカオスマップはいいんです。



個人で作ってSNSに出しても面白いかも!?


個人的にはアスリートのスポンサー募集を応援しており、

いつも何かあれば「アスリートは使えるか!?」なんて思います。



個人レベルで出来るのは用品メーカーのカオスマップとか、

選手レベルのカオスマップにしてもいいかもしれません。

元々はビジネス、特に新しい市場や業界向けですが、

「皆が知らないものをまとめる」って意味ではわかりやすいですしね。


個人的には新しい競技を見る時に

チームや選手の事がよくわからないので、カオスマップのように

ひと目で分かるようにしてくれていたら嬉しいな、と。

ただ、肖像権などの問題が発生するケースもありますので注意が必要です。


他にもふるさと納税する際に「牛肉返礼のカオスマップ」とかほしいかも。

あとはオフィス近くの「ランチカオスマップ」はほしいかも。。。

以上、カオスマップの話でした。


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