”コンサルの重圧”から解放された「悟り」
ぷれぜん仙人です、
昨年、私の中でコンサルティングに関して
重大なブレーク・スルーがありました。
それは・・・
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お客様は実はコンサルを求めていない!
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という気づきです。
なんとなくずっと感じていた
ことではあるんですけど
ようやく言語化できて、
腹落ちした感覚がありました。
この一種の「悟り」によりコンサルを
するのがかなり楽になりました。
もちろん、
これだけじゃ意味不明だと思いますので
詳しくお話をしていきます!
私の中で、以前はコンサルをする、、、
となった時に、かなりの
「緊張感」がありました。
それは、
ーーー
・(クライアントができないような)
”高度な分析”をしなければらない
・(クライアントができないような)
”斜め上からの発想”をしなければならない
・(クライアントができないような)
”賢い提言”をしなければならない
ーーー
みたいな、
自分で作った謎のハードルです。笑
こんな風に考えていたら辛いです。
緊張します。胃が痛いです。逃げたいです。
でも、
こんな謎のハードルを自分に課して
一生懸命、サービスを提供して、
「よっしゃ!今回の提案はキテるぜ!」
みたいに思ってやっても、
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あれ!?イマイチ響いてないぞ・・・
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みたいな残念な事態は
よく起こるわけです。
しかし、
「私、あまり喋ってませんけど・・・」
みたいなサービスをした時に、
思いのほか、お客さんが喜んでいる!!
みたいな経験をすることも
けっこうあります。
自分の中の感覚としては、
”コンサルティング”というよりは、
”コーチング”に近いようなものです。
ちなみに、
このへんの抽象語は人によって
イメージしているものが違うので
私の中の「定義」をお伝えしておくと
コンサルティングといった場合は、
その中身にがっつり関わります。
「具体的にこうしたらどうですか?
なぜなら、こうだからです。」
というのがコンサルティングです。
一方、答えを提示するのではなく、
クライアントの見えていない盲点を
見せてあげる、ゴール設定を手伝う、
自分にもできるはず!と思わせる・・・
といったようなものが、
コーチングです。
一言で言うと、
コンサルティング → 与える
コーチング → 引き出す
みたいなイメージです。
で、話を戻しますと
私の少ない体験ベースの
中ではあるのですが、
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(あまり)コンサルしない方が
クライアントの満足度が高い!
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というところに気付いてからというもの、
非常に精神的に”楽”になったという話です。
しかも、
クライアントに感じてもらえる価値も
増えていいことづくし!という感じ。
もちろん、
”コンサルティング”と言っているので、
コンサルするんですけどその中に占める
”コーチングの比重”を増やしていく
ようなイメージです。
コンサルティングには事前準備や
事前知識がガッツリ必要ですが
コーチングなら(修行は必要ですが!)
手ぶらで行っても価値を生み出せます。
まあ、人間、たいていそうなんですが、
「人から言われたことよりも自分で
思いついたことの方が頑張ってやる」
・・・というのは間違いないですね。
特に、あまり信頼関係が
結ばれていない中で、
外部の人間から「正論」を
聞かされて、教科書的な提言なんか
されてもあまりいい気はしないもんです。
(逆の立場なら、自分もそうですから!)
一応、誤解なきように補足しておきますが、
コンサルティングなんて
しない方がいいのか?
できなくてもいいのか?
というと、それもまた違います。
コンサルティングをしようと
思えばできる、という
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”専門的知識”や”腕っぷしの強さ”
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があるという前提で、
「でも、あえてそれをやらない」
というのと、
「できないので、やりません!」
というのはだいぶ違うんだとも
思うからです。
たぶん、話している時の
オーラが違います。笑
というわけで、
コンサルタントを名乗る以上は、
その該当する分野に関する
「圧倒的なフィールドの知識」
というのがあるのは前提だと
いうのは言うまでもない。
しかし、
時と場合によりコンサルだけでなく
コーチング的な立ち回り方もできる・・・
のが理想のコンサルなんじゃないかな?
と思ったりもしています。
「すごいコンサル」
と呼ばれる人を外から観察していると、
大体、この2つの機能を自由に
スイッチングできる「両刀使い」
だという感じがしています。
コンサルティングだけだと、
どんなに賢いことが言えても
たぶんたいした結果が出ないし、
お客さんの満足度も高くないですね。
というわけで、
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この両刀使いのスキルを磨く!
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ということを今後のコンサルティングの
テーマにしたいな〜と思っています。
以前は「頑張って良い提案しなくちゃ!!」
という自分で設けた縛りに苦しめられて
いましたが、その呪縛からも解放されて
気分的にすごく楽になりましたね。
もし、コンサルティングをする時に
以前の私のような
「自分で設けた謎のハードル」
に押しつぶされそうになったら、
今回のお話を思い出して頂けると
少し、気が楽になるかも!?
しれません。
(たぶんですが)
満足度も上がると思います!
ぷれぜん仙人
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