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レストランとコンビニの戦いはあるか?

2020年。コロナの影響で生活スタイルが大きく変わりました。

COVID‐19(新型コロナウイルス)に罹患された方々とご家族・ご友人の方々へ、お見舞い申し上げます。

飲食業界は、想像もしていなかった信じられない事が起き、本当にパニック状態だったかと思います。

休みたくても休めない。人がいないから休めない。労働時間も長い。
こんな環境から、つかの間ですが解放されました。

休みは嬉しいですが、気苦労が絶えなく、逆に休んだ気になれませんでした。

経営的にも大変なことになり、皆こぞってテイクアウト事業をし始めました。あと、ウーバーイーツですね。

皆さんも、ご利用されたかと思います。お気に入りのお店は見つけられたでしょうか?町中に店先でいろいろなものが売ってましたから、毎日縁日のよう場所もありました。

普段入ったことのないお店も、店頭にて販売をしているので食べてみようかな?という気にもなります。

逆に、飲食店は良い宣伝になったのではないでしょうか?また、店頭販売ができるので、今なら全く恥ずかしくないし、店の中でお客様を待っているより良かったのではないでしょうか?チャンスでしたね。

何より、一般お客様が飲食店の大変さを理解してくださり、割高でもご利用して頂いた感じは受け取れます。ありがたい限りです。

しかし、ビジネス街の店舗はどうにもならなかったと思います。お盆、GWはお休みになるくらいですから、ゴーストタウンのようだったかと思います。しかも家賃は、高いですから。


中食という存在


数年前から、飲食店離れ、外食離れという声を聴きます。
何故なのかはいろいろと理由があります。お客様のライフスタイル、デートしない、しても割り勘、高齢化。消費税もきつかったと思います。


2011年。この年。東日本大震災です。電気ガスが止まり、スーパーでは食料がなくなり、電車も車も止まってしまいました。

以前から、お弁当屋さんも、町のコロッケ屋さんもありましたが、このころから中食の重要性、ニーズが日増しに拡大し飲食店を脅かす存在になってきたのではないでしょうか?

なんといっても、忙しい現代人にとっての利点。時短、手軽といったところがニーズに合っているのだと思います。


高級総菜も流行っていて、海外からきているお店もありますし、僕が子供のころからデパートの地下はまるでパラダイス状態です。活気もあるし、匂いも良いし見た目にも美味しそうなものばかり。

身近なところでは、スーパーやコンビニ。

コンビニのお弁当、お惣菜は侮れませんね。知らなかったです。
特に、セブンイレブン。めちゃくちゃ美味しいじゃないですか?おにぎりは食べたことありましたが、お弁当は食べたことありませんでした。

デザート系も話題になってましたが、自分で作りますので全く興味なかったのです。実際食べると「この値段でこの商品!?」驚きました。勉強不足でした。

世の中知らなすぎでした。料理人は相当頑張らないといけないレベルでした。このままでは、飲食店はどんどん潰れると感じました。

僕の思った感想ですが、デパートの総菜は材料が高級です。「何々産の何とか」という商品になっています。器、包材はかっこいいですね。プレゼントしたいくらいです。
コンビニは、値段相応の材料。
味に関しては、ほとんど同じです。ここが凄い。多分、現役引退した凄腕料理人がいるのではないでしょうか?

飲食店は慣れていなく、ノウハウのないテイクアウトに試行錯誤して対応していたかと思いますが、本気でそれだけ考えて努力した人たちが考えた商品にはなかなか勝てません。飲食店は出来立てのおいしさを味わいたいですね。

そういえば、お寿司、お蕎麦、ラーメン、中華、、、。昔はよく出前を取っていました。需要もありました。こんな経営してましたが、だんだん少なくなってきました。

ファミマも今後変わるだろうし、きっとお弁当、総菜に力を入れてくると思います。

レストランも、セカンドブランドとしてお店とデリを一緒にやるべきだと思います。特に、お客さんが来ないと言っているお店。

テイクアウトをする時の問題点は、包材だけです。ビジネスモデルとして。

夜は営業時間短縮ですし、やらない手はないです。お店でランチを営業するより人手不足も解消できます。場所ややり方によっては客単価が上がります。
新しい飲食店のスタイルとして本格参入してみたらいかがでしょうか?

目黒のラーメン次郎もテイクアウトやってました。
以前ほどではないですが、今でも行列できてます。

いつまでも変わらないあのパワーには頭下がります。

テイクアウト。誰もやってないのでひとり勝ちですね。





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