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実家から離れたことで親と関係改善できた話

こんにちは、ゆうまりです。
わたしは20歳で就職と同時に実家を出て、遠い田舎へ引っ越しをしました。

今回はなぜわたしが実家を出たのか。
親との関係がどう変わったかを書いていきます。

ここでは書いていないもう一つの要因、宗教については別で書いていますのでよければぜひ↓



家を出ることは14歳の時から決めていた

わたしは20歳で実家を出ると中学生の時から決めていました。
それが中学生のわたしの目標でした。

この頃の家庭環境が自分にとってかなり悪かったからです。
何が悪かったかというと…

母親 更年期真っ只中。
   メンタル不安定すぎてしょっちゅう泣き叫んでる。
   デリカシーのない言葉を浴びせる。
   自分にできて子供にできないことを馬鹿にする。

父親 短気で話し合えない、人の意見を聞けない。
   母親の扱い方がわからず放ったらかし。
   失言が多く、母をすぐ怒らせる。
   母同様、自分にできて子供にできないことを馬鹿にする。

自分の思春期と母の更年期がぶつかり、そこに父親の短気。
反発することも許されず、隣の部屋で泣き叫ばれ、馬鹿にされ。

わたしは本音を話せない人間になりました。
自分への自信も自己肯定感も0どころかマイナスになりました。
人間が大嫌いになり、飼っていた犬と猫にしか心を開かなくなりました。
親には何にも言わない子と言われ、本心を話さないことを嘆かれました。

一人っ子で相談できる相手もおらず、ひたすらノートに殴り書きし、これを遺書に死んでやろうかとも考えていました。
怨念のこもったこのノートは今でも捨てられません。

20歳で就職し親元を離れることは、この頃のわたしにとって絶対的な目標であり、希望でした。

就職先は実家から通えないエリアへ

都会育ちのため、実家にいれば通える範囲で就職できるところはたくさんありましたが
わたしの第一条件は「実家から通えないようなところ」でした。

とにかく絶対通えないエリアに絞って探しました。

最終的に茨城県の場所もよく知らない田舎への就職が決まり、無事に20歳で実家を出ることができました。

もちろん就職と同時に家を出ることにしたので、貯金も潤沢にあるわけではなく、これからのお給料も決して良くはありません。

経済的には大変になることはわかっていましたが、それでも実家を出られるならどんな生活でもいいと思っていました。

幸いそのタイミングで今の夫と同棲を始めて、一人暮らしよりコストはかからなかったので、生活に困るようなことにはなりませんでした。

同棲〜結婚までの話はこちらで書いていますのでぜひ↓

実家を出て本当によかった

引っ越してからは半年に1回程度実家へ帰るようにしています。

今両親と話すことは全く苦になっていません。

母親は更年期を越えて性格がだいぶ丸くなり、わたし自身もおおらかな夫と一緒にいるおかげで落ち着いて親と接することができるようになりました。

10年前が信じられないくらい、今は良好な関係を築けています。
わたしを家庭を持つ一人の人間として尊重してくれているのがわかります。

我が家はこれくらいの距離感が一番いい関係を保てるんだと思います。

親は親なりにわたしのことを大事に思ってくれてると思いますし、わたしもここまで育ててくれた親に感謝しています。

でも少し距離を置いて、お互いの幸せを願っているくらいでちょうどいいんです。

おわりに

自分の親子関係から学べることは色々ありますが、わたしが反面教師にしたい点を挙げるとするならば

・高齢出産しない
・子どもの意見や意欲を馬鹿にしない

ことでしょうか。

親の更年期と子どもの思春期が被ることほど子どもにとって辛いことはありません。
親の方に余裕がある時に広い心で思春期を受け止めてあげたいものです。

またここまで自己肯定感のない人間に育ってほしくないので、一人の人間として考えること・やりたいことは尊重してあげたいです。

「どうせできない、続かない」「あなたには無理」

期待されすぎの人生も大変だと思いますが、これをずっと言われると呪いのように付きまとい、何をやるにもこのマインドになってしまいます。

呪いを断ち切り、自分を奮い立たせるのにとても苦労しています。

トラウマや嫌な思い出ばかりを考えると思考が偏ったり暴走してしまいそうなので、そうできたらいいなくらいに留めておきますが…

もうすぐ親になる人間として、自分の親子関係を振り返ってみようと思いこのnoteを書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました☺️

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