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反日種族主義…韓国🇰🇷発の反日反作用力

書評 ⭐️⭐️⭐️⭐️

韓国🇰🇷文政権の日本に対する反日攻勢は、現在まで留まるところ無く繰り返されておりますが、コロナ禍により日本のメディアの関心そして国民の関心もそちらに移り、韓国の反日攻勢は仮初めにもなりを潜めたかに見えます。しかし、水面下では日本の輸出規制破棄を要求する為、またも日本🇯🇵との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)カード💳を持ち出しそうだとか。前回は米国🇺🇸にこっぴどく恫喝され、一時は懲りたかと思われましたが、相変わらず変わらないものです。そもそも文大統領が従北主義者でありますので従軍慰安問題から始まるレーザー照射問題、徴用工問題などの引き起こされる反日工作は日韓の離間工作韓米の離間の一環だと思えば直ぐに納得が出来ます。韓国🇰🇷国民はその様な人間を大統領に選んでいるわけです。韓国経済の状況も悪い中、更にコロナ禍も重なり、従北主義の大統領を抱いて、韓国🇰🇷は北朝鮮🇰🇵へと飲み込まれてしまうその様な滅びの道へと突き進んでいっているのではないかとそう思わずにはいられません。

しかし、なぜ韓国人はこれほどまでに反日なのか❓それを非理性的な種族主義即ち反日種族主義だと喝破するのが本著の著者 李栄董です。この種族主義の中では朝鮮人はどこまでも脆弱で弱々しく妻や娘が目の前で官憲に攫われても怒り💢の声も上げず、どれだけ収奪されようとも官憲に面従する存在です。対して日本人は残虐で野蛮な存在であるとされます。この種族主義のトーテム🗿としてのシンボル的存在が従軍慰安婦であり、徴用工なのです。本書では客観的な証拠でもって一つ一つこの反日種族主義の虚構を暴いていきます。従軍慰安婦の虚構、徴用工の虚構、独島(日本名:竹島)の虚構、日本統治時代の収奪の虚構。中でも日本統治時代の経済に関わる精緻なデータは目を惹くものがありました。

例えば、日本統治時代の米の生産量・輸出量・朝鮮内消費量のデータや輸出と輸入の国民所得(GNI)対比の比率のデータなど本著📘が現れる前は見た事がありませんでした。米の輸出量(輸出先は日本)は朝鮮の人々の所得が増えた事を意味し(小作農が多かった為小作農が得たのは微々)、日本統治時代の輸出依存度は解放後の高度成長期の輸出依存度の上昇に匹敵しています。これらの解析により日本による収奪が虚構のものであったと本著は明らかにするのです。

この様な虚構を作り出す韓国民族主義の底辺には、その文化的な土壌に根ざした長期持続する心性としてシャーマニズムが流れており、文明以前の、野蛮の上段に置かれた種族あるいは部族の自然宗教としてのシャーマニズムだと本著📗は述べます。

韓国の民族主義は、種族主義の神学が作り上げた全体主義的権威であり、暴力である。種族主義の世界は外部に対して閉鎖的であり、隣人に対しては敵対的、つまり韓国の民族主義へ本質的な意味で反日種主義である。そして、それらはお金💰と地位を最高の価値をとする物質主義と結びつき、必要ならば嘘をつく事も、不法にお金を設ける事も、みな正当化される物質主義社会が誕生する。確かに韓国の詐欺犯罪率は日本と比較して非常に高い結果となってるようです。精神が蒙昧していく構造はこの様に作られていくのだなと悪い意味で納得致しました。

最後に著者はミネルバの梟は夕陽に鳴くと言う言葉を記します。亡国の予言は亡国の現実がいよいよ明瞭になった後に耳👂に入ってくる意味だそうです。行き過ぎた反日種族主義は韓国🇰🇷を滅びの道へと導いている様に思います。著者は韓国の滅びを望んではいません。私はこの著書は行き過ぎた反日種族主義から生まれた韓国社会の反作用力の様に思い、韓国国内からこの様な声がおおっぴらに上がって来た事に驚きを感じました。

(了)



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