【2019年】年間読書まとめ

2019年の読書メーター
読んだ本の数:72冊
読んだページ数:15802ページ
ナイス数:851ナイス

https://bookmeter.com/users/54142/summary/yearly
■メリイクリスマス
メリイクリスマス。5年ぶりの再読。自惚れにもほどがあって笑える。でも
読了日:12月25日 著者:太宰 治
https://bookmeter.com/books/5678797

■王子様のくすり図鑑 (じほう図鑑シリーズ)
子供用のお薬をRPG風に紹介してくれるので楽しく読める。王様の方も読んでみたいと思った。
読了日:12月04日 著者:木村 美紀
https://bookmeter.com/books/11464925

■難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
信頼できる英会話の勉強本に出会えた。他と比較していないけれどそう思える。ありがとうございますとお礼を言いたくなるような。実用的。難しい英語が分からなくても自分の持っている義務教育レベルの語彙を使えば大丈夫。基本の文法は大事。そう言われるとちょっと英会話に対しての壁が薄くなるような。
日本人がなぜ英語を話せないのかがよく分かりました。昔は英語は好きだったのにな。オンライン英会話が良いらしい。父親にも勧められたけどやっぱり緊張する。見栄を捨てなければ……
読了日:11月30日 著者:スティーブ ソレイシィ,大橋 弘祐
https://bookmeter.com/books/12073120

■百の夜は跳ねて
ご縁があり講演会に行くことになり本をいただきました。社会学者が小説を書くなんて、と思ったけれど意外に良かったです。おばあさまが亡くなったことがきっかけで執筆したそうです。人の死は意外にコントロールできると感じたそう。
高層ビルの窓の清掃員を主人公にするのも面白い。今時の実在するものがたくさん出てきてそれが強調されているように感じた。10年後に読んだらどう思うのだろう。
途中で老婆が殺されるかなと思ったけれどそういう派手なできごとは起きなかった。
ノルウェー語の謝辞?を無駄に頑張って翻訳機にかけてみた。
読了日:11月28日 著者:古市 憲寿
https://bookmeter.com/books/13890962

■あなたの愛人の名前は
冷やりとするような題名。どんな作品か知らんと思ったら短編集でした。衝撃的な一文から始まる。多分ずっとあの調子だったらしんどかったけれど、途中の猫の話や最後二つの話でがらりと変わったように感じたので、構成が良いなあと思いました。海外に初めて、それもひとりで行った女の子が自信がついたことが希望だった。題名の意味も確かにそうかもしれないなぁ。
読了日:11月22日 著者:島本 理生
https://bookmeter.com/books/13213311

■細雪 01 上巻
文章がきれい。すごく面白かった。時代背景を考えるとのほほんとしているように思えるのはお嬢様ゆえか。姉妹たちの特徴を表す描写がたくさんあり誰が誰だか混ざってしまったので整理しつつ読んだ。描写が多いおかげで姉妹たちの様子がよく浮かぶので、親しみがわく。ロシア人がおもしろかった。
読了日:11月21日 著者:谷崎 潤一郎
https://bookmeter.com/books/11170726

■だから日本はズレている (新潮新書 566)
講演会に行く機会があったので再読してみた。心のノートは本当に酷いな。家電のスマート化の皮肉は面白かった。学歴についてはきっとみんな分かっているだろうけどあんまり声を大にしては言えない。
読了日:11月04日 著者:古市 憲寿
https://bookmeter.com/books/8029219

■あひる (角川文庫)
童話のような作品だと思いました。主人公の視点なのだけれど心理描写があっさりしているというか。「あひる」という題名からそのまま愛らしいあひるが浮かび、微笑ましい作品を想像していたのだけれどまったく違った。だけどそれを強調するわけではなく無駄のない文章です。そういうところも童話みたい。
読了日:11月02日 著者:今村 夏子
https://bookmeter.com/books/13357336

■日本のファッションカラー100 ―流行色とファッショントレンド 1945-2013
昔の洋服かわいいね。森ガールが懐かしくて恥ずかしくもある(笑) ゆ る ふ わ *。 的な?なんかちがう? グランジは「汚い」という意味だったんだ。
読了日:10月30日 著者:一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)
https://bookmeter.com/books/8015621

■ニッポン制服百年史: 女学生服がポップカルチャーになった! (らんぷの本)
日本初の洋装制服可愛い。全く古く感じないのがすごい。それにしてもスコットランドには政府が運営するタータンチェックの登記所があり世界中のタータンを登録しているとは知らなかった。しかも8000種類以上登録されているらしい。今の女子高生の靴下は短いのね。と思って観察してみたら本当に短いわ。時代によって違うのが面白い。制服は全員が同じだからこそ個性が現れると思いました。自分の高校は私服可で自由度が高かったけれど。制服メーカーさんは普通の洋服メーカーとは違う大変さがあるようで。これからも頑張っていただきたいです。
読了日:10月21日 著者:森伸之,内田静枝
https://bookmeter.com/books/13576669

■今あなたに知ってもらいたいこと
この本を読んでいるあいだYUKIの「ふるえて眠れ」が頭の中に流れていた。ヨーコさんの目の前でジョンレノンは射殺されたのか。
読了日:10月14日 著者:オノ ヨーコ
https://bookmeter.com/books/573908

■猫を拾いに
何年も積読にしていたけどこんなに素敵なら早く読めばよかったな。短編集。どの話が1番好きかと考えてもぱっと思い浮かばないけど逆につまらない話もなくて全体を通してよかったです。丁寧な感じがする。
読了日:10月11日 著者:川上 弘美
https://bookmeter.com/books/7490387

■北欧流「ふつう」暮らしからよみとく環境デザイン
福祉と自立の意味を考えるきっかけになった。
読了日:10月05日 著者:
https://bookmeter.com/books/12811756

■世界のかわいい民族衣装―織り、染め、刺繍、レースなど手仕事が生みだす世界の色と形
表紙のポーランドの衣装に射抜かれて。さすが表紙になるだけある。お裁縫の知識があればより楽しめたのかな。どれも手が込んでいる。国立民俗学博物館に行ってみたくなった。
読了日:09月29日 著者:
https://bookmeter.com/books/6514989

■公衆サウナの国フィンランド: 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス
サウナが理想郷のように描かれていた。ように感じた。羨ましくもある研究です。確かに家と職場意外の居場所はとても大事だと思う。サウナにルールを貼りださないし貴重品もむきだしで預けるのにも驚き。そもそも電車にも改札がないし、信頼で成り立っているというか、自立が求められている気がする。
読了日:09月28日 著者:こばやし あやな
https://bookmeter.com/books/13269661

■池上彰の世界から見る平成史 (角川新書)
とてもいい本だと思う。私でも読める簡潔な平成史。唯一言うとしたら表紙がもう少し地味だったら良かったかも(笑)
学校で習っていても試験のために覚えたからか、恥ずかしながらきちんと理解していないことが多かった。もっといろいろ知りたくなる一冊でした。それにしても日本はテロ先進国というのはなかなか衝撃的な言葉。北朝鮮がどうして日本人を拉致するのか初めて知った。平成生まれなので平成が終わってしまうことに少しだけさみしさがあったけれど、お祝いの雰囲気で明るくて良かったし、令和という響きは結構気に入っています。
読了日:09月24日 著者:池上 彰
https://bookmeter.com/books/12545588

■何様 (新潮文庫)
約6年半前、ちょうど自分が新卒の就活の時期に話題になっていた「何者」を読んだ。その登場人物が出ているみたいだけど記憶が薄れてあまり分からなかった。最後の話と二人組の話が好きかな。1秒でいいのか、と少し肩の荷が降りた気がしました。むしゃくしゃも良かった。最初の話は私には幻想のようでした。解説はオードリーの若林さん。朝井リョウはオードリーのラジオのリスナー。
この前に読んだ本の影響かもしれないけれど台詞や心理描写が多いように感じた。
読了日:09月20日 著者:朝井 リョウ
https://bookmeter.com/books/14023720

■大人のための残酷童話 (新潮文庫)
職場の人が貸してくれました。ぞっとした。あとがきと解説を読んで理解が深まった。つまりいい仕事をしていた。「童話」と「小説」は全く別物なのね。
読了日:09月17日 著者:倉橋 由美子
https://bookmeter.com/books/580199

■ムーミン谷の名言集 (講談社文庫)
原作はスウェーデン語で、それをフィンランド語に訳したものをさらに日本語に訳しているので、スウェーデン語から直接日本語に訳した場合と微妙な意味合いが違うというようなことが書いてあった。翻訳ってただ訳せばいいだけではなく、文化とか細かいところとか、語学だけでなく知識がいりそうだなあと、普段は日本の本ばかりを読むのでそんな基本的なことを思った。秋の表現が素敵だった。フィンランドを観光するには夏と冬がおすすめされるけれど、ムーミン谷の住人にとっては冬の準備をする秋も大事なのね。
読了日:09月14日 著者:トーベ・ヤンソン
https://bookmeter.com/books/7991655

■金米糖の降るところ
海外のにおいがした。日本の反対側のアルゼンチン。どういうところなのか画像検索をすると想像していたよりもきれい。この作品を読むと魅力的に感じる。金平糖の降るところってそういう意味なのね。映像で見たいなあと思いつつ、江國さんの文章で読むからいいのかもしれない。描写が圧倒的に美しい。なめらかというか。登場人物への共感とか話の組み立て方とかを楽しむ作品ではない。江國さんの世界観が堪能できました。
読了日:09月13日 著者:江國 香織
https://bookmeter.com/books/4071685

■世界一やさしい! 栄養素図鑑
栄養素を擬人化してくれてわかりやすい。ただ生意気なことを言うと絵があんまり可愛くなかった。好みでなかったと言ったほうが正しいかな。なんで寄り目なん?!これを全部覚えるのは無理だ。なのでとても有難い一冊。献立に活用できるようになりたいけど、もうちょっと勉強しないと。健康第一ですね。人間っていただいてばかりですねえ。
読了日:08月30日 著者:
https://bookmeter.com/books/11106220

■BUTTER
木嶋佳苗が怒っていた作品と知り気になった。始めのほうは面白かったけれどだんだんと主人公にとって都合の良いように進んでばかりのような気がしてあんまり楽しめなかった。仕方ないのかもしれないけれど。言いたいことがまとまっているような散らかっているような印象でした。描写が長い。でもその濃厚さは主題を表しているのかもしれない。もう1度読もうとは思わないけれど、1度は読めてよかった。新潟県の食べものがおいしそうで行ってみたくなった。
読了日:08月24日 著者:柚木 麻子
https://bookmeter.com/books/11672059

■桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)
読めて良かったと思う。大学時代に読めば良かった。本当に、彼女はどれだけ怖かっただろうか。助けを求めても警察は頼りにならず、未来ある若い女性が死を覚悟した。そして実際に殺されてしまった。その後の警察の対応もひどいもので。この本にはそんな絶望的な事件を必死に追う様子が書かれているけれど、筆者の飼っているハムスターののすけがいい味を出していた。自分の身は自分で守るしかない。何を信じていいのか分からない。でも、こうして真摯に真実を暴こうとしてくれる媒体があるなんて。それがまさか写真週刊誌だなんて。
読了日:08月12日 著者:清水 潔
https://bookmeter.com/books/580472

■妻のトリセツ (講談社+α新書)
男女の脳の違いがわかりやすく書いてあった。文章の量も多くないので気軽に読める。なので多くの人が読んですれ違う夫婦が少なくなればいいね。女性のいわゆる井戸端会議にも意味があるのね。友人が教えてくれた一冊でした。
読了日:08月05日 著者:黒川 伊保子
https://bookmeter.com/books/13194789

■風花 (集英社文庫)
ゆっくりというかなんというか主人公が地に足がつかないように見えてどうなるんだろうと思ったけれど、彼女なりに考えて行動して意外に強かった。やっぱり普通は一緒にはいられないよね。あの叔父は何だったのだろう。解説の小池真理子さんがいいお仕事していた。
読了日:07月27日 著者:川上 弘美
https://bookmeter.com/books/3029877

■ゆる美容事典 「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる (講談社の実用BOOK)
美容皮膚科の先生の本。化粧品が自分に合っているかよく分からないと思っていたけど、特に問題がなければ大丈夫と書いてあった。劇的な効果は期待しなくていいみたい。まずは自分の肌状態を理解しないと何も始まらなさそう。化粧落はしっかり落とさないといけないけれど落としすぎもよくないし、高価なものを使えばそれでいいというわけでもなく栄養過多になると肌が荒れるし。自分に合ったものを使い続けることが一番。25歳からアンチエイジング。読みやすい本だったと思います。肌荒れの原因を探り中。
読了日:07月20日 著者:髙瀬 聡子
https://bookmeter.com/books/13048932

■赤いくつ
厳しい。神様に対する信仰心が強い。子供の頃の記憶で単純に「踊りをやめられなくなって足を切断する」ことが残っているけれど、それには宗教的な理由があったのね。
読了日:07月19日 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
https://bookmeter.com/books/5681337

■ラプンツェル
Wikipediaでラプンツェルを調べていたら「グリム兄弟が童話集から性的な要素を省くプロセスが明確である例としてよくあげられる。」と説明があったので気になり。確かにプロセスは省かれていて結果だけがあっさりと。初版は描写が強かったみたい。ヨーロッパの歴史?文化?を勉強したらさらに理解が深まりそうな。レタスだったのねぇ。
読了日:07月18日 著者:ヤーコプ・ルードヴィッヒ・カール グリム,ヴィルヘルム・カール グリム
https://bookmeter.com/books/5609258

■私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました
これで本になるの?!と思ってしまった。インタビューを載せているけど、インタビューと著者の感想がごちゃ混ぜになっていて分かりにくいし、感想の言葉遣いも稚拙で。アンケートらしきものもあったけどもっといい集計の仕方があったと思う。題材が良いからもったいない本だと感じた。これなら掲示板とか知恵袋とかを読んでいたほうがマシかも。あとは社会保障の勉強をするとか、そのほうがよほど有益。ただ、出産時の感想はやっぱり体験していないと分からないことなので、特に完全無痛分娩について少しだけど知ることができたのは良かった。
読了日:07月15日 著者:犬山 紙子
https://bookmeter.com/books/11784708

■イヤシノウタ
「イヤシノウタ」というのは清志郎さんの曲の題名のことのようです。短めのエッセイがいくつも入っています。読み進めている途中は、好きだなぁと思うところもあれば、あんまり合わないなぁと思うところもあった。けれど最後まで読んだらこの一冊はまとまりがあって良い作品だと思った。特にお父さまとの対談が私は素晴らしいと思った。「気がついていないと思うけど吉本ばななは社会学的」と大学時代の恩師に言われたことがあるのだけど、その意味が分かったような気がする。
読了日:07月14日 著者:吉本 ばなな
https://bookmeter.com/books/10796909

■可愛い嘘のカワウソ
カワウソかわいすぎる!ラインのスタンプで知りました。ひたすらかわいい上に季節感があり、おちゃめで笑えるだけでなく詩的な表現もあり、たまらなかったです。可愛いが溢れすぎて泣ける。
読了日:07月01日 著者:Lommy
https://bookmeter.com/books/13908674

■鍵のない夢を見る
約6年ぶりの再読。暗いなあ。消防団の話の、相手に対する冷めた感情の描写が細かくて、そういうことあるよねと話に入りやすかった。
読了日:06月28日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/4917236

■払ってはいけない 資産を減らす50の悪習慣 (新潮新書)
ぱらぱらぱらと読んだ。また読まないと。老後の心配をするのは50歳以降から。50歳の時点で貯金がなくてもプラマイゼロならば安泰。マンション投資はしないほうがいい。なぜなら老朽化するから。家賃収入っていい響きだと思っていたのに!
読了日:06月14日 著者:荻原 博子
https://bookmeter.com/books/13153844

■愛がなんだ (角川文庫)
約6年ぶりの再読。面白かったことは覚えていたけど詳しい話の内容は忘れていた。映画化を機にどのような話だったかなあと読み返してみた。早口な女の子の話を聞いているような感じだった。解説にあるように、一途にひとりの人のそばにいようとすることは普通の大人には難しいからこそ彼女はすごい。褒められたことではないかもしれないけどすごい。最後こういう感じだったのね。怖いけれど、理解できる。もう折り合いがつけられないから、というか彼女なりの折り合いのつけ方なのか。
読了日:06月14日 著者:角田 光代
https://bookmeter.com/books/561094

■サブマリン (講談社文庫)
最近チルドレンを再読したのはこれを読むためでした。読んでよかったと思う一冊。善悪の判断ってどう判断するのでしょうね。登場人物が魅力的だからまた会えてうれしいと思える。
読了日:06月12日 著者:伊坂 幸太郎
https://bookmeter.com/books/13616292

■正しい目玉焼きの作り方:きちんとした大人になるための家庭科の教科書(14歳の世渡り術)
ほつれたスカートをまつりぬいしないとなぁと思いつつ放置しているだめな大人です。生活の基本を学べて良いと思います。姉と弟の関係性がうちもそんな感じだったなあと。
読了日:06月01日 著者:
https://bookmeter.com/books/11207876

■チルドレン (講談社文庫)
4年ぶりの再読。3回目。家裁には難しくてなれないから、そうでなくても困っている子どもたちの力になりたいと思いつつ、きっと私の場合は肩入れしすぎて共倒れしてしまいそうだから、陣内のような人が家裁に向いているのでしょう。登場人物たちにそれぞれの個性があって分かりやすい。
読了日:05月30日 著者:伊坂 幸太郎
https://bookmeter.com/books/577162

■くるりのこと (新潮文庫)
くるりってよくわからなかった。メンバーがよく変わるしタモリ倶楽部に出てるし交響曲を作ってたり。でもこの本を読んだらなんとなく考えていることが伝わってきて見る目が変わった。今は上海蟹の曲が好きです。いろんなアルバムを聴きたいなと思った。
読了日:05月24日 著者:くるり,宇野 維正
https://bookmeter.com/books/13725284

■いつかすべてが君の力になる (14歳の世渡り術)
人気声優梶くんが好きな大事な友人からいただいた一冊。特に声優が好きなわけでなく、この作品の対象年齢である14歳でもないけれど、すごく良かった。大人が子どものために書いた本には大切な要素が詰まっている、というようなことを絵本が好きな別の友人が言っていたのだけど、この作品にもそれに通じるものを感じた。
音楽監督のインタビューも仕事に対する姿勢が分かってかっこよかった。梶くんも監督も仕事に誇りを持っていて素敵。
読了日:05月17日 著者:梶裕貴
https://bookmeter.com/books/12802643

■新装版 たのしいムーミン一家 (講談社文庫)
先日ムーミンバレーパークに遊びに行きそれまでに読み終わりたかったのに間に合わなかった。そしてフィンランド旅行の予定もあるので改めてムーミンを読んでみました。みんなが自分らしくのびのびと暮らしている様子が可愛らしかった。
読了日:05月14日 著者:トーベ・ヤンソン
https://bookmeter.com/books/3036486

■恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 (角川文庫)
再読。正直に申し上げて題名はあんまり好きではないのだけど、内容はくすりと笑えるというか、日常の切り取り方がさすが作家さん。そして角田さんのお人柄が伝わる。もう15年くらい前なのね。昭和〜平成について書いてあったけど新しい年号になっちゃった。
読了日:05月02日 著者:角田 光代
https://bookmeter.com/books/568922

■Q人生って? (幻冬舎文庫)
再読。また年数を重ねて読んだら感想が変わりそう。すぐ忘れちゃうから忘れないようにまた読みたい。ばななさんは相談にきちんと向き合って答えてくれているからほっとする。とにかく自分とうまく付き合うしかないわね。
読了日:05月02日 著者:よしもと ばなな
https://bookmeter.com/books/4040850

■彼の女たち (講談社文庫)
恐る恐る読んだけど釘付けでした。5人で書いたとは思えないくらいの統一感。すごい作品に出会っちゃったという感覚になりました。もしかしたら人は選ぶかもしれないけど。
読了日:04月30日 著者:江國 香織,井上 荒野,角田 光代,嶽本 野ばら,唯野 未歩子
https://bookmeter.com/books/4714812

■主婦の休暇 エッセイベストセレクション3 (文春文庫)
教科書とかに載ったらいいのになあと思うくらい面白かった。本質をついているというか。
読了日:04月23日 著者:田辺 聖子
https://bookmeter.com/books/6636608

■逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録
イッチーと愛称がつけられイケメンと言われていたような。この本は本当に逃亡生活のみを記していて、最後まで読んでも結局殺害した時の描写や動機も書かれていなかった。いきなり自分で顔を変えたことは知らなかった。テレビのコメンテーターや超能力者が当てにならないことがよくわかった。おそらくここが一番の目的なのだろうな。
読了日:04月14日 著者:市橋 達也
https://bookmeter.com/books/2305546

■誰とでも 15分以上 ホントに! 会話がとぎれない! 話し方50のルール
人の話を遮らないで聞くように気を付けよう。相手が何を話したいのか考えないと。人と話すの苦手意識あるのよね。
読了日:03月30日 著者:野口 敏
https://bookmeter.com/books/13087929

■言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力(祥伝社新書214)
五感を使って表現力を増やす。
読了日:03月26日 著者:田崎真也
https://bookmeter.com/books/665804

■貯金一年生
手書き家計簿を推奨していました。節約のためには固定費削減と多くの人が言うので本気で見直さないと。お先真っ暗。でも郊外に引っ越せと書いてあるけどそう簡単にはいかないし。しっかりしないと。
読了日:03月22日 著者:横山 光昭
https://bookmeter.com/books/9852256

■誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ
良い本だと思います。相手と自分のことは分けて考えること。会話中につい過去や未来のことを考えてしまうけど、現在に集中すること。気づかいとは安心を与えること。自分がどのように見られているか気にしてしまうから、相手に負担にならないようにさらっと気づかいができるようになりたい。社会人一年目くらいに読みたかった。
読了日:03月19日 著者:水島 広子
https://bookmeter.com/books/5408932

■仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン
小さいことを報告するときに、相手が忙しそうだったり、別に要らないかななどと思うと話しかけにくいけれど、「念のため」という言葉をつけると言いやすくなる。気遣いむずかしいです。迷惑だったらどうしようと考えてしまう。けれど相手の立場になって動かないと。経験と想像力。
読了日:03月17日 著者:三上 ナナエ
https://bookmeter.com/books/7969517

■誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)
コミックエッセイなので読みやすかった。保険のことはよく分からなかったので最新の情報を勉強しないといけない。割引になったものを買って節約した気になってるのはまさに安物買いの銭失い。家庭科とかで家計簿のつけかたでも教えたらおもしろいのにね。
読了日:03月13日 著者:うだひろえ
https://bookmeter.com/books/1470853

■新郎
「新郎」という題名はどういう意味だろうと思ったらそういう意味なのね。気の引き締まる思いがするなあと読んでいたら、最後の一文にはっとした。
読了日:03月11日 著者:太宰 治
https://bookmeter.com/books/5598231

■新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)
数ページ読んでどのように受け止めたらいいのかわからなくて、滅多にないことだけど思わず先に解説を読んだ。解説は私が好きな綿矢りささんで少しほっとした。最後まで読んでも私の理解力がないせいかいまいち本質がつかめなかった。でも平常心でいられない状態のはずなのに冷静で描写が緻密でこちらまで気持ち悪くなったので、世界観には入れたのかなと思う。題名の言葉選びがすてきです。
読了日:03月08日 著者:村上 龍
https://bookmeter.com/books/536365

■イラストでときめく片づけの魔法
数年ぶりにまたこんまりさんにお世話になります。イラストと言っても文字が多めでちゃんと説明してくれます。こんまりさんを見ているとひとつのことを極めることの大切さがわかります。ときめくもの、自分のお気に入りのものだけに囲まれた生活はそれは素晴らしいよね。それぞれの物を一箇所に集めて自分がどれだけ持っているか把握することは本当に大事。でも居場所が決まっていなくてばらばらになりがちはものは億劫。がんばらないと。
読了日:03月04日 著者:近藤麻理恵
https://bookmeter.com/books/9045531

■時をかけるゆとり (文春文庫)
朝井リョウさんのエッセイ。笑えた。健全で明るく、読みやすい本とはこういうことを言うのね と思った。日常を切り取ったり、物事へのつっこみが上手だったりと観察眼がすごい。小さな頃から書くことがお好きだったのね。
読了日:02月28日 著者:朝井 リョウ
https://bookmeter.com/books/8966796

■覚えておきたい!料理の基本123 (別冊エッセ)
ずっと積読にしていたけどようやくちゃんと読んだ。いつも適当なので実践しなければ。参考になりました。
読了日:02月27日 著者:
https://bookmeter.com/books/4259223

■キッチン (角川文庫)
約4年ぶり3回目の読了です。遺された人たちも日常生活は続いていき四六時中悲しみに浸ってばかりはいられない。最近それを強く実感して、もやもやというかなんだか生きていくってこういうことなんだなと感じた。キッチンは続く生活の象徴ような場所。「本当にひとり立ちしたい人は、何かを育てるといいのよね。」というえり子さんの台詞が頭に残った。
読了日:02月25日 著者:吉本 ばなな
https://bookmeter.com/books/554083

■とにかくうちに帰ります (新潮文庫)
初めての著者さん。日記みたいだった。題名をつけるのが上手だなあと思う。題材も良いと思うのになんだろうか、このもやもや感は。個人的にいいなと思ったのは、「どんな扱いを受けても自尊心を失わないこと。またそれを保ってると自分が納得できるように振舞うこと。」というところ。私もこの言葉をお守りにしたくなった。どうしても事務職ってね。あとがきは西加奈子さんでした。
読了日:02月20日 著者:津村 記久子
https://bookmeter.com/books/9851027

■「ゆっくり動く」と人生が変わる 副交感神経アップで、心と体の「不調」が消える! (PHP文庫)
友人の読メの感想をきっかけに私も読んで登録したら、また別の友人が読んで気に入ってくれた。しかも私は図書館で借りたから手元にないと言ったらなんとわざわざ贈ってくれた。という読書メーター連鎖が起こった本。内容はひたすら題名の通り。ゆっくり動く。簡単そうだけどなかなかできない。朝なんてとてもとても。1秒でも長く眠っていたい派だけど、たしかに朝をゆっくり過ごせたら気持ちがいい。何回も読み返して少しずつでも身につけられるようになりたい。ゆっくり落ち着いて話せるようになりたい。呼吸も大事なのね。
読了日:02月20日 著者:小林 弘幸
https://bookmeter.com/books/5531314

■逃北 つかれたときは北へ逃げます (文春文庫 の 16-6)
すぐに読めます。南国の開放感も素敵だけど、北の冷たい空気に触れてさっぱりしたい時もある。白い雪が見たい。でも私は北国には縁がなく。鳥取くらいか。穏やかな瀬戸内側で育った人と、荒い日本海側で育った人とでは違うんだろうなあ。北海道に行きたい。日本の最北端に行きたい。竹本くんみたいに!約8年前から東北に行こう行こうと思いつつ行けていない。それにしても能町さん、グリーンランドにまで行くとは驚き。
読了日:02月11日 著者:能町 みね子
https://bookmeter.com/books/11132876

■女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)
久しぶりに村上春樹の作品を読んだけどやっぱり言いまわしがさすがです。もしかしたら短編小説は初めてかもしれない。木野さんのバーに行ってみたいな。イエスタデイに笑った。シェエラザード面白かった。
読了日:02月08日 著者:村上 春樹
https://bookmeter.com/books/11135842

■三千円の使いかた (単行本)
題材に惹かれた。三千円の使いかた。人によっていろいろ違うと思うと興味深い。その人の価値観に直結するというか。将来発生する費用について考えると吐きそうになる。だけど明るく考えないとなあ。考えるだけではいけないのだけど。この作品は良い終わり方だった。決してお金が全てではないけれど、やっぱり親子間においては愛情として表しやすいから。
読了日:02月03日 著者:原田 ひ香
https://bookmeter.com/books/12756620

■ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)
久しぶりに東野さんの作品を読んだ気がする。さすが、無駄がない文章。飽きることなく読めた。当たり前だけど自分の知っていることしか知らないのだなと思った。簡単に人を殺してしまうので少しびっくり。あの後どうなったのか気になる。シェイクスピアの台詞なのか。
読了日:02月02日 著者:東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/577438

■西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)
少しでも美術に興味がある人、美術館などに行く予定がある人におすすめです。世界史と美術は切っても切れない関係なのね。きっと習っていたはずなのに忘れていた。識字率が低い時代、カメラがない時代、美術の持つ役割は大きかった。そして需要がないと作品は描かれない。作品を見てただ「きれいだなぁ」くらいしかわからなかったけど、また何かを見に行く機会があったらその背景を知りたいと思った。世界史は苦手だったけれど。美術に限ったことではないけれど、知識があるといろいろと豊かになるよね。
読了日:01月29日 著者:池上 英洋
https://bookmeter.com/books/4607401

■ねにもつタイプ
「ねにもつタイプ」という題名が絶妙で、おもしろいと評判が高いのでずっと気になっていて、ようやく読めた。しかし期待値が高かったのか合わなかった。あの調子についていけなかった。文章も苦手だった。すごく細かい表現とか視点とか面白いとは思うけど、たぶん相性の問題。でも頑張って最後まで読んだ。猫のマッサージ屋さんとか、魚貝図鑑とか、好きなところもあったけど。子供のころとか昔のことをよく覚えていて、ねちねちと暗い意味でなくてそういう意味で「ねにもつタイプ」なのかと納得。私がこの題名で書いたらおそろしく暗くなりそう。
読了日:01月19日 著者:岸本 佐知子
https://bookmeter.com/books/580645

■吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる
ばななさんはいわゆる普通の人ではないという前提で始まる本。役割を超えてはいけない。職場は友だちを作りに行くところではない。現在の私にはそのあたりがよく響いた。様々な年代の友達関係の悩みについて答えてくれている。「お金を貸すときはあげたと思いなさい」というのは数少ない母親からの教えだけど、ばななさんはもっと丁寧に書いてくれた。私は知人が少なくお金持ちでもないので人にお金を貸す機会はなさそうだけど。夫婦はお金を介する関係ということを繰り返し述べていたのが印象的だった。それは友人と起業するのと同じようなこと。
読了日:01月15日 著者:吉本ばなな
https://bookmeter.com/books/13112505

■月の砂漠をさばさばと (新潮文庫)
月の砂漠をさばさばと鯖の味噌煮がゆきました。著者のこともあらすじも知らず、題名に惹かれて読んだのだけど、内容も著者さんが男性なことも意外だった。二人の生活が微笑ましかったり、時にせつなかったり。私がまた成長したら読み返したい一冊です。
読了日:01月13日 著者:北村 薫
https://bookmeter.com/books/580985

■待つ
太宰治のお墓の近くにいたので再読。大戦争の中、胸を躍らせながら何かを待つ少女。家にいても落ち着かず、でも何かができるわけでもなく。人間嫌いの彼女は、今日もひとり駅前で祈るように。もどかしい。
読了日:01月13日 著者:太宰 治
https://bookmeter.com/books/5679810

■お茶のいれ方とマナー (これでOK!)
とにかく分かりやすい!図書館で借りたけど手元に置いておきたい。会社の来客でお茶出しをする時、人数が多い場合はさし湯をすればよかったのね。(今の職場はペットボトルだけど) 上手にお茶を淹れられるようになりたいものです。
読了日:01月13日 著者:
https://bookmeter.com/books/60112

■ブレない子育て 発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記
とても良い本でした。泉さんのように、子どもと自分を分けて考えるのは難しそう。子どものことを冷静に観察して、対等に向き合って尊重する姿勢が聡明だなと思った。
読了日:01月10日 著者:栗原 泉
https://bookmeter.com/books/12881344

■病気にならない「冷えとり」健康法 温めれば内臓から元気になる (PHP文庫)
体調を崩した私に友人が勧めてくれたので読んでみた。どうしても下半身は冷え気味なので気を付けないと。足とか内臓?とか。手も。「冷えは万病の元」とは本当のことなのねぇ。冷えで内臓が悪くなるということに驚いた。そういえば高校生の頃に冬のバス停でご婦人に「寒いわねぇ。女の子は冷やさないようにね」と言われた。 友人が男性は冷えを自覚しにくいと言っていて、女性はもちろんだけど男性もあたたかくして身体を大事にしてほしいなと思った。
読了日:01月07日 著者:進藤 義晴
https://bookmeter.com/books/5685647

■いつも旅のなか (角川文庫)
年始の帰省のお供に再読。文章が上手な人が書く旅行記はこんなにもおもしろいのねえ。また読みたいと思った。国境でがらりと雰囲気が変わることが特におもしろかった。日本に住んでいるとなかなか感じることができないから。キューバの話はオードリーの若林さんの本を思い浮かべながら読んだ。角田さんタイ好き過ぎでしょう!そのように取り憑かれたように好きになる国、そこまで思わない国が人それぞれ違うのは不思議。今は写真や映像でいろいろ見れてしまうけど、自分の目で確かめることは大事だなぁと思った。角田さんの行動力を見習いたい。
読了日:01月05日 著者:角田 光代
https://bookmeter.com/books/568919

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