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時間だけある貧乏学生が車で一人旅、日本一周(ほぼ)、全都道府県制覇をしたお話 ~四国編~ part1

~あらすじ~東京にきた友人を関西にノリで送り届けることになった私。その命運やいかに・・・

友人と遊んだその夜、私は帰宅しすぐさま計画を立てることにした。兵庫県に友人宅がありとりあえずの第一目標はそこにたどり着くことだった。

友人を兵庫に送り届けたのちそのまま一人旅してこようと考えたのだ。

しかしせっかく関西まで行くのにそのまま引き返し、帰路でのんびり旅をするというのはもちろん考えられれなかった。そこで私は考えた。

「四国近いし四国いこーっと」

でだしがかるければプランも軽いもの。

大体500kmくらい?北海道での生活をしていた私にとってその走行距離はとても近く感じてしまったのだ。(北海道の地方都市間の往復ではそのくらいの距離平気でかかる場合が多い)

今思い返せば、普通ならそんな短絡的な考えしないだろうがw

1日かければ下道でも余裕で兵庫つきそうだし、ゴールデンウィークにもはいるし余裕で行けるじゃん。四国だから全部回っても4日間でいけそうだし(謎理論)

往復2日の四国4日、あと+1日で見積もって・・・約1週間の即席プランの完成だ。

そして翌朝、夕方の出発に向けて急遽準備を進めることになる。進めるにつれて下道で行くと15時間近くかかることが判明し軽く絶望する。

しかし昨日約束してしまった手前、めんどくさくなっても引き下がれない。

不安と未知への期待が膨らみつつ、数日分の着替えと寝袋と非常食を積みいざ出発した。あとはなるようになる…

旅の始まり

友人を回収しいよいよ関西へ乗り込む時が来た。千葉県から東京を抜けて東海方面に下道で向かう。

4月末某日夕方、千葉県を出発し途中仮眠をとりつつ移動し、途中静岡から愛知、三重へ抜けるために高速道路を使用した。三重県の伊勢神宮に朝方6時ごろ寄り道。それでもなんと午後に兵庫県に到達したのだった。

「あれ…意外とあっさり行けるし下道でも余裕なのでは・・・?」

よし高速道路禁止にしよう。速攻で決意した。

現代、多くの人は車で遠出をするときに高速を使用するだろう。しかし当然時間をかければ高速代をケチって安くいけるのである。当たり前の理論だが1円でも惜しい貧乏学生の私にとってはとんでもない革命だったのだ。

そしてご厚意から友人宅に一泊させてもらった翌日。

とうとうここから一人旅が始まる。

どうやって四国に渡れるんだ・・・・?

早速トラブル発生。マジで昨日の強とかで完全ノープランできた私はそもそもどうやって四国に渡るかを知らなかった。

そして四国へ渡るには車だと3つの方法があるということを知る。

1つ目は神戸発、鳴門海峡着の淡路島を通るルート。

2つ目は岡山県倉敷から、瀬戸大橋を通り坂出に行くルート。

3つ目が広島県尾道から今治へでるしまなみ海道ルートだ。

そしてその3つのルートには共通点があった。それは下道では通れないことだ。

・・・早速きめた高速道路禁止ルールが崩壊した瞬間だった。旅ってうまくいかないものだなぁと思い知らされつつもとりあえず例外ということで納得した。(ちなみにこの四国への往来以外では今後高速道路は一切使用していない)

苦渋の決断の結果、千葉に帰ることを考えていきは2つ目の瀬戸大橋ルートを使用し、帰りは1つ目の淡路島を通るルートを選択することにした。

さらば本州!瀬戸大橋で四国上陸

兵庫と岡山を抜けていよいよ瀬戸大橋へ。高速道路からそのまま通れる瀬戸大橋はさすがに圧巻だった。

百聞は一見にしかず、見たことのない人は実際に行ってみてほしいものだ。とても長く大きかったのは今でも印象にある。

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運転中で写真がとりなかったのがやや心残りだが、四国初上陸ということもあり大興奮だった。

四国編part2へ続く…




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