0174 4千年前の祭祀､国内最大ストーンサークル「大湯環状列石」（秋田県）

2024年10月21日 23:45

大湯環状列石おおゆかんじょうれっせきのご利益

古代からのエネルギー、開運・運気上昇

縄文時代に人々がささげた祈りと自然の双方のエネルギーを感じ取ることができ、訪れることで運が開ける古代からのパワースポットです。

約4000年前～3500年前の縄文時代の遺跡の中心に「万座」「野中堂」という二つの環状列石があり、万座環状列石は日本最大のストーンサークルです。
多くの遺構と大量の縄文土器、石器、土製品、石製品が出土しています。

宇宙人がつくったなどＳＦのような噂もありますが、縄文時代に人工的に作られた遺跡だと判明していて、出土した祭祀の遺物などから葬送の儀礼や自然に対する畏敬の念を表す儀式を行った祭祀施設であったと考えられます。

「万座」と「野中堂」の環状列石の中心を結んだ直線は、夏至の日没方向を指しています。この直線上は最もエネルギーが流れていて、長い年月とその歴史的背景と合わさって強力なパワーがあります。

世界でもストーンサークルはパワースポットとして知られています。
景観としては冬の時期だと広大な環状列石と北東に位置する黒又山が澄んだ空気の中に綺麗に抜けて見えます。

万座、野中堂の環状列石は二重の輪になっています。外輪と内輪の中間帯には、一本の立石を中心に細長い石を放射状に並べた「日時計」があります。
見出しの画像はその日時計の復元レプリカです。