見出し画像

パート先の親密度の高さに、ちょっと尻込みしてしまう理由


パート先は家族経営の会社

2024年に入ってから薬剤師のパートと派遣を始めた。パートは週2回、派遣はスポットで入りたい時に応募して契約する。

パートは募集の時点では半日の契約だった。しかし慢性的な薬剤師不足で、しばらく1日働いて欲しいと依頼があり、人員不足が解消されるまで週2回8時間勤務をしている。時給も上げてくれたし、昼食代は補助が出るのでありがたい勤務体制である。

パート先は、社長の娘夫婦が中心となって切り盛りしている家族経営の会社である。そのせいか、とても温和な雰囲気である。きっと社長も温和な人なんだろうな、と思っていたら、先日社長に会う機会があった。予想通り、とてもとても穏やか〜な人だった。やはり社長の人柄って会社の色に出るんだなぁと感じている。

ホスピタリティ&親密度高めの職場

そんな社長と家族経営の会社だからか、社員も親切だし、親密度が高い。
ある日、男性社員さんが「4月に社員旅行に行くので、良かったら参加して下さいね」と言われた。週2回のパート勤務者にも声かけてくれるのかとビックリである。
また、薬局にお菓子がたくさんあると、女性社員さんが「これパワーズさんの分ね」と袋詰めされてお土産になってる。
薬局が狭くて、記録用のパソコンが変なとこに配置されていたのだが、何回か勤務したら「場所作ってみたんです、パワーズさんの高さ合うかしら?」と模様替えされてる。
料理が趣味なんだ~という義理の息子さんは、色々作ってくれて配ってくれる。調理師免許を持っている方なので、味も本格的でおいしい。

ホスピタリティ高めで距離近めの職場である。
でも自分が社員だったとしても同じことしてる気がするので、同じような人が集まるとはよく言ったものだ。しかし、いざ自分が提供される側に立つと、どうも申し訳ない気持ちになってしまい、受け取り下手を発揮してしまう。

でも、自分は人と親密になるのが怖い

困ったことに、自分は受け取り下手と同時に、人と親密になるのが怖いため、いきなり距離を近づけられてしまうと、逃げたくなる、あるいは、離れたくなってしまう。それがまた申し訳ない気持ちになる。
ちなみに、人と親密になるのが怖いからといって、コミュ障というわけではない。どちらかというと、コミュニケーションお化けのため、日常生活では全く気づかれない。友人達にカミングアウトした時も驚いていた。この話はまたどこかでしようと思う。
だから、この会社でパートをすることになったのは、人との距離を学びなさいってことなんだろうなぁと思っている。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?