見出し画像

【パワポ研の本が出ました】「注目企業の実例から学ぶパワポ作成術」のご紹介

みなさんこんにちは。
資料デザインのリサーチや分析に取り組むパワーポイントのスペシャリスト、パワポ研です。

この度、KADOKAWA様から書籍を出版させていただきました。
タイトルは、「注目企業の実例から学ぶパワポ作成術」となります。
よろしければ、以下のリンクよりお買い求めください。

一方で、それほど安い買い物でもない(kindle版の方が若干お求めやすい価格になっていますが、それでも1,500円強になります)ということで、このnoteでは「どういった本なのか」を詳しく紹介して、購入の後押し、あるいはミスマッチ(=がっかり)を防げればと思います。買って後悔されるのはあまり嬉しくないので……。

ということで、早速書籍の紹介に移ります。

どんな本なのか

まず端的に、「どんな本なのか」をご紹介します。
すごく端的に言うと、最新のパワポカタログになります。
2022年末時点で世間に流通しているIR資料等(決算説明資料)の一部をピックアップして紹介しています。

詳細は後述しますが、ただ並べて見せるだけではなく、カテゴリ毎に区分したり、また作者の意図や表現の効果などの解説を記載しています。

帯にも記載している通り、多くの選択肢の中から40社の資料をつぶさに見てピックアップしたので、豊富かつ有効な事例がもちろん全ページフルカラーで網羅されています。

誰を対象としているのか

パワーポイント資料を作成するあまねく全ての人……におすすめしたいのですが、実際のところ以下ようなの方に特にFitするかなと思って作成しました。

・いろいろなパワポをとにかくパラパラと見てみたい人
・書く内容が決まったあと、スライドの「見せ方」に悩むことが多い人
・確固たるパワポのひな形を持っていない人
・資料に入れるべき要素(項目)に悩んでいる人

個別に少し補足しますね。

いろいろなパワポをとにかくパラパラと見てみたい人

意外と業務中に、多くの企業のスライドを体系的に見ることは少ないはずです。参考にしようとググっていくつかの事例を見ることはあるかもしれませんが、刹那的です。また、「この資料参考になるな」と思って保存しておいた資料は、おそらくあまり見返されることはないでしょう。
本書では数百枚のスライドを1冊の書籍に放り込んだので、まずカタログ的使い方では他に類を見ない資料集になっております。スライド作りの参考には当然なるはずです。

書く内容が決まったあと、スライドの「見せ方」に悩むことが多い人

ややもすると、このような方々が本命かもしれません。パワポ研はこれまでもパワーポイントに関する情報発信を行ってきましたが、いずれも「はやく・簡単に」パワポを作成してもらうための情報を提供してきたつもりで、その最たるものがこの書籍です。
数百枚のスライドについて「こういう意図で作る/使う」が細かくコメントされていますので、紙面構成に迷ったら迷わず(ほぼ何も考えず)参考にできるはずです。

確固たるパワポのひな形を持っていない人

パワポ研はパワーポイントのテンプレートフォーマットを販売しております。ですが、当然買われていない方もいるはずです。そうした方は(金銭的事情を除けば)自分なりのフォーマットを模索している最中かなと思っております。そして、パワポのカタログは、そのフォーマットを構築する一助になるはずです。色や全体のテイスト(=タイトルの配置箇所など)、フォントなど参考になる部分は多いでしょう。

資料に入れるべき要素(項目)に悩んでいる人

後述しますが、スライド単位ではなくトピック単位(例えば、サービス紹介など)で掲載すべき要素をまとめた章もございます。構成要素に迷われている方は、ぜひご鑑賞ください。

逆に、こういう人は買わなくてもよいかもしれません(もちろん、買ってくれればうれしいのですが)。
・うんざりするほど普段からパワポを見ている人
・パワポ作成以前に、書くべきor書きたい内容が決まっていない人
・会社等の指定のフォーマットがガチガチに固まっている人
・パワポ作りにほとんど困っていない人
・パワポの「使い方」を知りたい人

説明は省きますが、上記のような人に購入いただいても、おそらくあまり幸せにはなれないかもしれません。
特に、「使い方」、つまりどこをクリックしてどういう機能とショートカットがあって……ということを求める方には、絶対にFitしません。より適切な書籍を購入することを強く推奨します。

各章はどのような内容になっているのか

これはもう、見出しとサンプル的なページを見てもらえるのが一番よいかと思います。

上記、目次になります。プロローグからChapter4まで5章立てになっております。

こちらプロローグ。6社の資料を紹介しております。この章はまずは「顔見せ」に近い位置づけですね。

また、続くChapter1の紹介は割愛します。パワポ作成において知っておいていただきたい基礎知識をまとめた章でありますが、真っ先にカタログ的に見たい方は通過いただいても問題は(あまり)ないでしょう。ややもすると、カタログを見てからの方が実感があるかもしれません。なお、本章一部はnote記事の加筆・修正となっております。記載されている内容は大事なことではあるので、書籍にも記載させていただいております。

書籍の本体はこのChapter2でしょうかね。目次をご覧いただければ分かるとおり、パーツ(項目)別にずらりと多種多様なスライドをお借りして、解説致しました(この例は「円グラフ」の一部です)。円グラフだけでも10個前後の事例をピックアップしております。

Chapter3は色についてまとめた資料集です。改まって色別にスライドを見たことは(パワポ研のnoteを除いて)あまりないでしょう。資料全体のテーマカラーの変更を検討する際などにお役立ちです。

Chapter4はこれまでの総集編に近い位置づけとして、スライド単体ではなくトピック一連の流れの事例を掲示しています。各事例(上はそれぞれ企業概要、競争優位性)について、どういう要素が含まれており、それがどういう役割を果たすのかなどを解説しております。これまで鑑賞した「個」のスライドをつなぎ合わせるテクニックが学べるはずです。

まとめ

購入してもらえると嬉しいですし、また「なんか自分には合わないな」と思って購入をとりやめて貰っても、それはそれで嬉しいことです。再三になりますが、とにかくミスマッチを避けたいので。

世の中にパワーポイント関連の書籍はたくさんあります。その中では、いささか風変りな書籍かもしれません。それをまずご理解いただけますと幸いです。

また、本書に紹介させていただきました企業様にも、大変恐縮ながらお褒めいただいております。いずれも信頼できる企業様ですので、パワポ研に興味がない方も、一度お手に取っていただけますと幸甚に存じます。

パワポ研オリジナルテンプレート

パワポ研では「ビジネスシーンで使える」パワーポイントテンプレートを公開しております。デザインを整えるのみならず、ロジックやストーリーを整理するのにも役立つパッケージになっておりますので、関心のある方は下記ページも併せてご覧ください!

パワポ研からのお知らせ

上記の記事のように、noteではフォローしているだけでビジネスにおける「資料作成のコツ」と「デザインのセンス」が身に付くアカウントを目指して情報配信を行っています。

今後もコンスタントに記事を配信していく予定なので、関心のある方は是非アカウントのフォローをお願いします!

Template販売
https://powerpointjp.stores.jp/
書籍
https://www.amazon.co.jp/dp/4046060476
note
https://note.com/powerpoint_jp/m/mc291407396da
Twitter
https://twitter.com/powerpoint_jp
お問い合わせはこちら
https://power-point.jp/contact

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?