【MTG】6月7日付禁止改訂
休みの前日なので、早めに寝たのは良いものの。
何となく日付が変わる時間に目が覚めて、Twitterを開いたら、、、、、、
パイオニアの禁止改訂が出てました。
前提として、私自身としては禁止改訂は好意的に受け止めています。
特に、エターナルフォーマットの場合は、国産TCGよろしく、『強いカードが出ないとメタゲームが回らない』という枷がある為、ある程度メタゲームを支配するデッキが産まれてしまった場合、禁止措置くらいしか対応できる手段がありません。(これは古来から行われている手法)
ざっくり20年くらいMTGというゲームに触れていた身として、禁止になりそうなカードの条件っていうのがいくつかあります。(個人的見解)
①ゲームの支配力が強い。(負け盤面を1枚でひっくり返せる。もしくは、このカードを対処しないだけで勝敗が決まる)
②アドバンテージ獲得が容易
③特定のコンボ(各フォーマットで許されているキルターン数を下げる)の主軸となりえる
④他の勝ち手段と合わせて投入する事で、複数の勝ち手段を生み出せる
⑤プロツアーなどの大会成績(環境の支配率)
と、半場当たり前の事を書いていますが、①から③があるから結果として⑤に結び付くという話ですよね。
■軍団のまとめ役、ウィノータ
エクスプローラーで禁止されて、『秋くらいに帰ってくるかもね~』等と言われていましたが、結局帰る巣であるパイオニア本体で禁止となりました。
このカード自体は自分で使ったというよりも、使われる機会が多かった印象です。
元はイコリアの〇レア扱いをされ、下環境で徐々に使われ始めて、地位を確保し、トップメタまで上り詰めた所でBANというのは可哀想な気もしなくもありませんが、いかんせん生み出されるアドバンテージ量の多さと、そのスピードをWotCは許してくれなかったみたいですね。
なら、更に下の環境ではどうかというと、現時点では恐らくそこまで活躍しないかと思われますので、EDHに入って大人しくするという未来になりそうです。
晴れる屋の大会実績としては、使用率8.24%で現時点でトップの成績。
また、環境が広がれば広がるほど強くなるカードであるため、どこかで大ナタを振るわないといけなかったのかもしれませんね。
前述した禁止条件から比較すると、
①、②、③すべてに該当しますね。はい。
ウィノータ自体の弱点としては、持ってこれるクリーチャーが人間の実であるため、そちらに寄せた構築をしないといけないという弱点はありますが、そちらも、結果としてはあまり関係なかったみたいですね。
■表現の反復
個人的にはこちらの方が痛いところではありますが、先月?くらいに生まれた青赤果敢でトドメを刺された感じでしょうか。
公式の文章を見る限り、、、
パイオニアは、『時を越えた探索』と『宝船の巡航』を使えるエターナルフォーマットにするけど、それ以外の強力なドロースペルはちょっと、、、
という解釈が出来ます。
このカード自体の使用率は、最早ここで書く事でもありませんが、このカードがなくなる事によって、イゼット系のデッキがどうなるのかは今後気になるところ。
ただ、2マナで3枚のカードにアクセスできるのは、そりゃ強いなぁというところで便利なカードで私も良く使っていたんですが、残念ながらサヨナラとなりました。
さて、そうなった場合、下環境ではどうなるかという話ですが。
モダン→要注意
レガシー→放置
というところが妥当なところではないでしょうか。モダン環境だと、トップメタの"カウンターモンキー"のアドバンテージエンジンとして使用されていますが、そもそもこのデッキの問題点は反復だけではないというところで、抜いたところでそこまで痛くはないのかなと。
ただ、他に悪いカードが出てきたら、そのままサヨナラされる可能性はありますけどね。
レガシーは正直触っていないので良く判りません。ただ、渦巻く知識とか使える環境でわざわざこれを禁止にするのかというと、そこまではしないんじゃないかなという見解です。
■最後に
公式の解説文に気になる記述を見つけました。
いやいや。『濁浪の執政』じゃないだろ問題点は。。。
猿をどうにかしろよ。