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アートの持つ力

コロナウィルスは、
私自身は怖くもないし、
半信半疑です。
陽性なのに、無症状って、
病気なんですか?って思っていますが、
地方から都会に行くのは、
私はよくても、
周りが不安がるので、
めんどくさいことが勝ってしまい、
今はガマンしています。

私にとっては、
美術館巡りが出来ないことが残念です。
今なら、バンクシー展とか人気ですね。
行きたいなー。

美術館が好きになったのは、
フランスに旅行した時。
ニースの街で、
道に迷っていたら、
何故か、
シャガール美術館にたどり着いて、
よくわからないまま、
ふらふらと入館したのですが、
なんとも、ステキな空間で、
大きなシャガールの絵に感動してからです。
パリで、ルーブル美術館に行ったのですが、
休館日でガッカリしたあとだったので、
よけいに楽しかったのかもしれません。

アートの持つ力については、
漫画家の山田玲司さんのアート解説が、
本当にわかりやすくて、
めちゃくちゃ面白くて、
ますますアートが大好きになりました。

セザンヌがなぜリンゴを描いたのか、
なぜ、構図がおかしいのか。
マネの草上の昼食や、
クールベの葬式の絵の意味など、
とてもおもしろいです。
全く知らない日本画の、
岡倉天心や横山大観の生涯も、
感動してしまいました。

アート小説でいうと、
原田マハさんが大好きで、
アンリ・ルソーの幻の名画「夢」と、
ピカソとの話を書いた、
「楽園のカンヴァス」や、

ゴッホ の生涯を描いた
「たゆたえども沈まぬ」も、
泣けました。

以前から、
絵を描くことを生業にしている人って、
本当に絵を描くことが好きな人しか
いないと思っているのですが、
私たちの社会では、
別に好きなことじゃないけど、
会社で仕事しています、
という人が大半でしょう。

私もそちら側にいたので、
好きなことで生きている人が、
羨ましく、
自分がやっていることが、
虚しくなることがよくありました。
そんな時は、
無性に美術館に行きたくなりました。

草間彌生さんの、
ドットを見るたびに、
マル○って、いいな、
平和を感じられるな、
私もがんばろう、
と思わせてくれました。

くっきー展では、
笑いすぎて、
悩んでることが、
バカみたいって思いました。

むずかしいことはわからないけど、
力のあるアートは、
私に、向上心やエールをくれます。
アートの持つ力に、
救われています。

以前は友達を誘って、
美術館に行ってましたが、
ひとりで行く方が、
集中できることに気付いてからは、
美術館はひとりで行くことにしています。

自分時間で気ままにドライブして、
途中、美味しそうなパン屋を見つけたりしながら、ワクワク美術館を目指すのは、
私にとって、
重要で当たり前の日常のひとつです。

そんな日常の当たり前が、
今はむずかしいのですが、
だったら、今、すべき事は何かに
向き合う事は出来ますね。

人生、
無駄なことも必然かもしれないと
思う今日このごろです。





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