RRRとブラパンとイップマン

本noteは映画『RRR』鑑賞直後の自分のツイートをまとめただけです。

ブラックパンサーとRRR、どちらも白人の抑圧・支配を受けた背景が作品の根本を流れてるんだけど、RRRが被支配者が語手として解放の物語を紡いだのに対して、ブラックパンサーは1の時からD社という支配者によってエキゾチックさのアイコンと娯楽として産み落とされたの、ほんま歴史の連続性を感じる。

ブラックパンサーは、どっちかというとUS本国で現在も差別を受ける「黒人」=エリックキルモンガーの物語だし、多分そこを狙ってるんだってのもわかるから、そりゃ支配を受けた「アフリカ」の物語にはならんよなーと。RRRと比べて仕方ないんですけどね。
それでもブラックパンサーとRRRが同じ時期に公開されているのはやはり歴史的に面白いことだと思います。
それとRRRは「白人(あえてUKとは書いてないよ)」による力による支配のシーンをしっかり描写しててさ、ドニーイェンの『イップマン』シリーズを思い出した。あちらは日本人による香港蹂躙を描いてるんだけどさ、構図は同じなんですよね、RRRを通して自分たちが加害者であることを再認識させられた。

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