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只見線撮影ポイント、スケジュール紹介。(観光客向け)

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昨年夏に只見線撮影ポイントを回った時のスケジュールを紹介します。各種サイトで只見線の撮影地の紹介はされてると思いますが、あくまで只見線初心者の観光客向けに、モデルコースとして、ルート及び時間、撮影ポイントを紹介したいと思います。あくまで昨年夏時点のダイヤなので、今年のダイヤと合致するかは不明です。また、基本車移動なので、公共交通機関は諦めてください。レンタカーを借りてくるのが吉。

1つ目。会津桧原駅近くの第1只見川橋梁を下から撮るポイント。

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この辺。ここまでの道はかなり狭く、角度のきついヘアピンカーブが何個か続くので大型車は苦労するかも。私の車はマニュアル車なのでなかなか上りがきつかった...。ヘアピンカーブの途中で半クラッチを使用することで脱出。道幅は5ナンバーの普通車でしたが特に問題なし。ランクルとかタンドラとかのレベルだとドキドキかも?(分かりせんが。)

行き方は分かりにくいのですが、

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会津桧原駅前の道を行き、ここのポイントの交差点を右に曲がると行けたはず。

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ストリートビューではこの先は行けませんが、この先をずーっといくと、細い道を下り、踏切を超えるとヘアピンカーブが続き、しばらくすると広いスペースが見えるためそこに車を停めます。そこから歩いてスポットまでいく。白状すると、この撮影に行った時は霧がすごく、第1只見川橋梁は見えませんでした(爆)。何となく音は聞こえたので多分合ってますが。お陰で全然撮影ポイントと違う奥の方まで歩く羽目になったりしましたが、割と撮影できるポイントは狭い感じでした。

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絶望。なにも見えませんが、この先から鉄道が橋を渡る音がしたのでこの先に第一只見川橋梁があるのだと思います。

時間に関しては、ここを下り列車が7:21から7:25の間に通過するのでそれまでには着いておきたいところ。

余談ですが、会津桧原駅前の集落は、The秘境って感じで正直不気味でした。茅葺き屋根のトタン屋根を被せた形の家が多く、何となく閉鎖的な田舎の印象で、山に囲まれてるってのもあるでしょうけど、ここに住むのは正直勘弁ですね…。都会の人は田舎に憧れるのでしょうが、そう甘くはないと思います。

2つ目。有名なところ。道の駅尾瀬街道みしま宿付近の撮影ポイントから第1只見川橋梁を上から望む撮影ポイントです。ここは道の駅まで行けばあとは登るだけ。

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ここです。只見線で一番有名な撮影地なのではないでしょうか。台湾や中国など海外からの観光客も多く訪れるそうです。わざわざここまで鉄道を見に来るとはさすがだなと思います。

撮影ポイントは一番上まで上り撮影しました。過去に一番低いところで撮ったこともあるのですが、やはり一番上のDポイントで撮るべきですね。

1つ目のポイントで霧がすごく何も撮れませんでしたが、ここでは寧ろ霧が只見線らしい幻想的な雰囲気を演出してくれており、只見線の撮影としては最高のシチュエーションと言えます。周りのカメラマンからも「今日は当たりだぞ!」という声が聞こえ、俄然やる気が出ました。只見線はちょい雨くらいのほうが寧ろいいのかなと。快晴より雰囲気はあってると思います。

時間としては、7:37~7:41の上り列車と、あともう一本詳しい時間は失念しましたが、恐らく下り列車が撮れたかと思います。割と短い感覚だった気がします。まあ車両は基本的に同じですし、速度も遅いので、失敗する確率も低いですし、2本も撮れれば満足でしょう。1つ目のポイントからは5分程度で着く距離でした。

3つ目。第3只見線橋梁です。ここも有名な撮影地ですね。

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ここです。1度は見た事のある写真かとは思います。既に雨は止んでいましたが、川霧がいい感じです。これぞ只見線!


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場所はここです。道の駅尾瀬街道みしま宿からさらに国道252号を新潟方面へ進むと、信号があるので、左折し、県道237号に入ります。しばらく進んでいき、のぼっていくと、左コーナーの反対車線側に駐車出来そうな明らかに広いスペースが現れ、木が開けているところが現れるので、そこがポイントです。Googleマップを見れば大体の位置がわかると思います。

駐車できる広さは十分あるので、路駐して迷惑をかけることはないと思います。ただ、ここまでの道はやや狭い箇所もあり、離合はできるのですが、ブラインドコーナーもいくつかあるため、運転には気を使います。運転にはくれぐれも気をつけてください。

時間としては、下りの~9:10のと、上り9:12~の2本を狙うことができます。先程の道の駅からも10-15分ほどで着くので、時間的にはかなり余裕はあります。

それで、4つ目は、大志集落(会津川口駅近く)のポイントになるのですが、次の列車が12:30まで来ないというローカル線らしい時間の開き方なので、3時間くらい暇になります。と言ってもどこか遊ぶところややることもないので私は大人しく先程の道の駅で寝るなりレポート書くなりしてました。ここの道の駅はフードコートもあり、桐炭ソフトクリーム(だったかな?)という真っ黒いソフトクリームとかもあるので食べ物には困らない。尚これを食べると口の周りや歯が真っ黒になるので食べたら顔を洗いましょう。なかなか恥ずかしい感じになります。

11時頃早めのお昼ご飯を食べました。

道の駅のとなりに、物産館なごみという店があり、そこで食べました。

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ここです。カレーののぼりが目に留まりますが、もちろんカレーライスを食べました。Googleマップには情報はないですが、道の駅の隣なので迷うことはないでしょう。営業時間はよく分かりませんでしたが、少なくとも午前11時からオープンでした(カレーは)。

ここでは700円でカレーライスがおかわりし放題で、さらに、地元の野菜や山菜などを使った漬物やサラダなどもセルフで食べ放題と、なかなか食べ応えがありますし、味も美味しかったです。店内は決して広くは無いのですが、漬物等が入っている容器といい、何となく田舎のおばあちゃん家に遊びに行って、その時に食べるご飯みたいな雰囲気でした。温かみのある、どこか懐かしいような、そんな雰囲気でした。大変いい体験でした。

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美味しかった。

では4つ目のポイント。

選択肢が2つあり、大志集落を上から俯瞰するポイントと、川沿いから撮るポイントの2つ。今回は川沿いから撮ることにしました。前者の俯瞰するポイントは正直行き方がよくわからず、未舗装路を走ることになるとの事だったので、安全な方を選びました。

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ここです。肝心の車両がいませんが、車両が写っているものはどれも10MBを超えるので…。データを圧縮するのが面倒なのです。10MB以上に対応してもらいたいですね、noteには。

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ここも行き方は簡単です。国道252号をずーっと行くと、かねやまふれあい広場なる駐車スペースが現れるので、そこに車が停められます。

時間としては上りの12:32~13:36(会津川口駅が近いのでほぼ12:32ころ)の1本になります。

先程の道の駅より20kmほど。30分くらいは多めに見込み、12時前には道の駅を出た方がいいと思います。

で、次のポイントはかなり離れます。

金山町から会津美里町までいき、蓋沼森林公園という所をめざしますが、次の列車まで1時間ちょっとしかなく、時間的に結構急がされました。大体45kmくらい距離があるので大変です。

残念ながら今回の撮影では、熊駆除の罠設置のため立ち入ることが出来ず、撮影は出来ませんでした。

ここでは、会津盆地の田んぼのなかを行く只見線を撮ることが出来、稲作の盛んな会津らしい写真が撮れます。

つくづく運が悪いですね。

以上が今回の撮影コースとなります。この次はもう夕方とかの便になるので撮影が遅くなるんですよねー。時間に余裕があればもう1箇所くらいは回れそうです。

只見線はキハ40が引退しE120系に置き換わりましたが、その絶景に変わりはありません。是非コロナが治まったら行ってみてはいかがでしょうか。

最高に楽しい鉄道日和を味わえるはずです。

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