見出し画像

使用カメラ遍歴(作例有り)

今まで色々カメラを買ってきて、使ってきた。その遍歴を記したい。

作例についてるコメントは後日追加したもので、本文と文体が異なっています。読みにくくなってますがご了承ください。

1代目 オリンパス SH-60

画像24

高校生の時に、修学旅行に持っていくために購入した、オリンパスのコンデジ。24倍ズームと、動画撮影時の5軸手ぶれ補正が売り。確かにこれらの機能は便利で、静止画は3軸手ぶれ補正だったが、動画撮影ではまるでジンバルを使っているかのような映像が撮れる。24倍ズームも役に立った。陸自富士総合火力演習に行った際も十分撮影できた。

そして何より、マニュアル露出モードがコンデジながらあることが大きい。露出をコントロールする面白さをしり、その後写真にハマるきっかけになった。このカメラだけは思い出深く、手放せずにいる。


画像23

護衛艦みょうこうの電灯艦飾。地元で一般公開された時に撮ったもの。コンデジながらいい写真が撮れたと思ってます。

画像1

総火演にて。74式戦車。さすがにここまでズームすると画質は厳しいか。しかしシート席だったので、換算600mm程度まで寄れるカメラでありながら軽量なのは有難い。

2代目 オリンパス E-PL3

画像25

SH-60で写真にはまり、より本格的にやろうと、高校生の時に購入。マイクロフォーサーズのミラーレス。キットレンズの標準ズームしか買う金がなく、結局望遠は買えずじまいだったが、それでも撮影を楽しんでいた。高校の友達に同じくカメラ好きの奴がいて、彼と一緒に撮影に出かけていたし、休日暇な時は自転車で市内をうろつき、写真を撮りに行っていたのものだ。地元が日本海に面しており、夕焼けを海岸で撮るのにハマっていた。気温や天候で表情を変えるのが面白く、何度も撮りに行ったのを覚えている。

このカメラは後述するD810を購入するために売却してしまったが、とても思い出に残っているカメラだ。


画像6

雪原に反射する夕日を撮りたくて撮りに行ったもの。これも、お気に入りの写真です。雪国っぽくていいですね。

画像5

新潟県柏崎市の松雲山荘というところで撮影。ちょっとした公園みたいな所で、紅葉の時期になると敷地内のもみじやイチョウの木が紅葉に染まり非常に綺麗なところです。夜はライトアップなんかもされてるみたいです。奥の方まで行くと写真のように滝があり、そこから水路が流れていて、紅葉も撮れて、滝も撮れて一石二鳥ですね。山荘と着いてますが全然平野部にありますし、JR信越本線 柏崎駅からも歩いて行ける範囲なので、新潟県のオススメ紅葉スポットです。

画像4

長岡市の国営越後丘陵公園で撮影。5月頃かな?チューリップが咲いている時期でした。ここは時期ごとに色々見れる花が違うので楽しいです。また、遊具もあったりで、子供たちも沢山遊んでます。新潟県に来て、子供と触れ合いたいという方にはおすすめです。勿論花を撮るにもいいです。

画像22

地元の海岸で撮影。地元の海岸で泳いだことは無いのですが、夕焼けを撮りに度々訪れてました。日本海側で、大陸からの漂着物が多く、あまり綺麗な海とは認識していないため、積極的に入りたいとは思わないですが、長野とかからは多くの海水浴客が訪れます。近くに水族館もあり、夏の観光にいかがでしょうか。日本海側なので海に沈む夕焼けが見れます。絶景です。

画像2

海に沈む夕焼けの写真です。割と天気のいい時の夕焼けですね。感覚的な持論ですが、陸の上が曇っていると、洋上は晴れている場合が多く、今日は曇りだなーと思っていても案外夕焼けが見れたりします(勿論余りに重い雲や雨の時はダメですが)。むしろちょっと曇ってる方が、夕日が雲に反射して赤く染まってくれたりするので絶景度は増します。しかしなかなか運なんですけどね。

3代目 PENTAX K-3

大学入学祝いで購入。中古で5万円ほど。高校時代からPENTAXが好きで、いつかはK-3が欲しいなぁと思っていた。大学に入り、何か入学祝いを買ってやるということで、K-3を所望した。ローパスレス、秒8コマ連写、防塵防滴、ISO最高51200と、他社同クラスと比べても遜色ない高性能。デザインも無骨ながらコンパクトで、グリップも握りやすい。大学入学が決まり、卒業式から進学先への引越しまでの暇な期間で、地元で色々撮影をしていたのを覚えている。晴れやかな気分と、地元を去る寂しさ。そんな複雑な思いだった。このカメラは結局D810購入の為に売却してしまった。やはりAF性能と高感度耐性に不満が残っていたからだ。スーパーGTで撮影に行ったが、連写性能は高くとも、AF追従性能が低く、性能を引き出すことが出来なかった。今まで頑としてPENTAXを手元に残していたが、このスーパーGTでの撮影を機に、無難にニコンかキヤノンに買い換えることを決意した。最後は貶める感じになってしまったが、総じて言うと満足していたカメラだった。先述したスーパーGTの撮影も、雨の中の撮影であり、PENTAXの本分を発揮していた。また、緑の綺麗さは他の追随を許さなかった。

画像10

諏訪あたりの中央本線にて撮影。PENTAX 55-300mm PLM(略しました。でもPLMと言えば分かるはず)で撮影しました。E353系はかっこいいですね。JR東の最近の車両は奥山清行氏がデザインを監修しているものが多く、このE353系もそうなのですが、非常にかっこいいデザインを生み出しますね。レンズに関しても、PENTAXにしては速くて静かなAFで、写りもそこそこよく、何より沈胴ズームで軽いのが魅力です。やや暗いのと、電磁絞りなので古い機種では使えなかったりします。KAF4という規格で、たしかK-50とかまでは使えたはずです。しかしキットレンズと置き換えるには非常におすすめ。価格も5万弱で安い。

画像9

松島基地にて。ブルーインパルスですね。航空祭とかではなく、普通に平日の訓練中を撮影。基地外周から撮れます。航空祭でやる演目と同じものをやるので見応えあり。私は大学が近い(近くはないが)ので、行こうと思えば行けます。訓練日は松島基地HPにて公開されてます。ただ、当日突然訓練が中止されたり、洋上上空での訓練になったり、運が悪いと見れない時もあります。また、公務員なので土日やお盆休みやGW、年末年始は飛んでません。休みの日に行こうと思っても見れないので注意。上の写真と同じレンズで撮影。T-4程度の速度なら余裕です。戦闘機はきつい。ここらへんはPENTAXでもイケます。

画像8

大洗の磯前神社。朝焼けです。綺麗ですね。NDフィルターを使いスローシャッターにしてます。レンズはSIGMA 18-50mm F2.8 DG EXです。17-50mm F2.8 DG EX HSMは有名ですが、それより古いヤツです。最初に買ったタムロン18-200mmの写りの悪さに辟易しこちらを買いました。当時は金が無く、中古で1万5千円ほど。逆光では普通にゴーストやフレアも出ますし、パールルフリンジなどの収差もでるし、AFも音がうるさいし、遅いしで、今考えると信じられないレンズでしたが、解像度はSIGMAらしく良かったです。PENTAX用のAFが静かな標準ズームって少ないんですよね。それこそSIGMAの17-50mm か、17-70mm?contemporaryか、PENTAXのDA★16-50mm F2.8くらい。このうちPENTAXのはSDM(超音波モーター)が経年で死ぬのと、周辺部が甘いというレビューが多くやや地雷。大人しくSIGMAのを買おう。PENTAXで16-85mmというのがありますが、アレはDCモーターなので音は出ます。写りはいいみたいですが。

画像7

スーパーGTにて。AF-Cで追ってたのですが歩留まり悪かったですね。PENTAXから卒業しニコンに移行したきっかけ。でもたまにピントが来てるので、そういうのは非常にいい。また、当日天気が悪く、小雨が降ってましたが、PENTAXなので余裕です。周りがカメラを気にしてるなか、ガンガン撮ってました。普通のカメラじゃ撮れないシチュエーションでも撮れるのは強いですね。

4代目 RICOH GXR 

祖父の形見として貰った。祖父もまた写真関係の仕事をしていたこともあり、引退後も写真を趣味としていた。大学1年生の時に祖父が亡くなり、祖父が使っていたカメラをその際にいただくことになった。なぜこのGXRを選んだのか、あまり詳しく聞くことは出来なかったが、これがまた一風変わったカメラなのだ。通常一眼レフはミラーレスはレンズを交換するが、このGXRはセンサーと画像処理エンジンとレンズが一体になったユニットを交換するのだ。そのため、各ユニットは最早別のカメラと言ってもよく、APS-Cのユニットもあれば、コンデジサイズのユニットもあり、ガチ撮影から気軽な撮影まで、同じ操作感で使うことが出来る。また、センサーは露出しないため、レンズ交換時のセンサーダストは発生しにくいのがいいと生前話していた様に記憶している。

カメラとしてはやや古さを感じざるを得ず、モニターの解像度や動作のレスポンスなどはPENTAX K-3やオリンパス E-PL3を使っていると、やや使いにくいと感じてしまった。しかしGXRのA16ユニット(APS-Cの1600万画素   ズームレンズ)は非常に彩度の高い色味で、色鮮やかな写真が撮れた。また、GXRの50mm単焦点のGRレンズユニットは大変評判がよく、中古でそこまで高くは無いため、いずれは手に入れたいと思っている。このカメラは手放すことはないだろうし、ずっと手元に残すだろう。祖父の使っていたカメラや仕事道具は多くは遺品整理で手放されてしまったし、残っているのはPENTAXの中判フィルムとニコンのフィルムカメラくらい。祖父の現役時代、自分の父親(祖父の息子)が若い頃に撮影を手伝わせていたというエピソードをよく聞いている。夕焼けをバックにコウノトリ(多分違う気がする。よく覚えていない)の巣を撮ると言い、鳥の糞を浴びながら、長時間粘りようやく撮影したというエピソードを聞かされた。その写真は祖父の家に飾ってあるが、その写真を見る度にこのエピソードを思い出す。そんな祖父が使っていた仕事道具は最早ほとんど残っていないのだ。現役で使っているのはGXRくらい。単なるカメラとしてだけではなく、特別な意味を持っているのだ。

画像11

いつもの海岸にて。

5代目 SIGMA dp0 Quattro

画像26

画像27

初めてバイト代で買ったカメラ。Foveon X3センサー、21mm単焦点レンズという使いにくいといったらありゃしないと言えるカメラ。しかし写りは今まで買ったどのカメラより優れている。あまりの難しさに売却も考えたが、しかし未だに手元に残している。なんだかんだ楽しいカメラなのだ。沖縄旅行に行った際は、一眼レフよりは軽量なため、メインで旅行スナップを撮影していた。

画像14

冬に地面の雪から水が垂れて氷柱になってるのを撮影。この氷の質感凄くないですか?

画像13

どこか会津のあたり。注目すべきは雪の質感。解像度の高さが写真にリアリティを与えます。

画像12

夕焼け。といいつつ夕日は見れないのであまり派手な夕焼けではない。

6代目 SONY α7Ⅱ

画像28

ついにフルサイズミラーレスを購入。大学二年生だったかな。写真部の後輩(1年生)がα7Ⅱを買ったと言うので、負けてられないと思い購入。色々撮りに行った。東京都内を巡り写真を撮ったり、白川郷に行ったり、18きっぷで長野と山梨に撮影に行ったり、只見線を撮ったり。本当にメインとしてよく活躍してくれた。しかし不満があるとすればレンズが高く、まともなレンズを買えなかった。結局最後まで望遠レンズは買えなかった。最初は28-70のキットレンズを使っていたが、画質の悪さに辟易。その後SONYツァイスの35mm F2.8を買ったが35mmの難しさに苦戦させられた。もう少し望遠が欲しいと思い、SIGMAの70mm F2.8マクロ  Artを購入。写りもよく、マクロの楽しさがあったが、重量はやや重く、あまり使っていなかった。

最終的に、これらのレンズを売り、MC-11とSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Artを購入した。この組み合わせは、AFは遅かったが、写りは大変素晴らしく、色味や解像度はとても満足していた。重量的にはややアンバランスで、だいぶイカれた見た目をしていたが、大変気に入っていた。結局このカメラもD810購入の際に友人に安く売った。不満はなかったが、レンズが高いのと、マウントを統一するという目的があった。

画像19

白川郷。レンズはSONY FE 35mm F2.8 ZAだったかな?ソニーツァイスのEマウント用第1弾。ちょうどライトアップをしてる時でした。あまり雪もなく、ライトアップと言っても普通に照明で照らしてる感じだったので少し期待外れ感は否めないものの、夜にこうして写真が撮れるのは貴重かと。観光客はめちゃくちゃ多かったです。ちなみにライトアップ時は特定の旅行会社のツアーじゃないと行けません。私も富山地方鉄道のバスツアーで行きました。行きの車内でちゃんとバスガイドさんが居たのは驚きました。車内で富山の名所等を紹介しており、その中でも呉羽丘陵というところに行ってみたいと思いました。しかし、白川郷のすぐ側に高速のインターがあり驚きましたね...。

画像18

福島市の四季の里という所で撮影。10月頃になるとコスモスが綺麗です。SIGMA 70mm F2.8 DG Artで撮影。写りは抜群に良く、マクロレンズで楽しかったです。

画像17

JR中央本線勝沼ぶどう郷駅で撮影。奥に見えるアルプスの山々のシルエットが夕焼けに染まり綺麗ですね。最高です。右上の月が地球照になってるのがいい。しかし、この時のレンズがキットレンズの28-70mmだったことを大変後悔しています。このレンズはダメダメです。AFで撮ってたのですが、殆どピン甘でした。最悪でしたね。それまでK-3とSIGMA 18-50mmで慣れてたので、AFモーターがうるさい方がちゃんとピント合わせてる感があって良かったのですが、突然AFが静かになり慣れてなかったです。まあこのキットレンズはピントがあっても写りは悪かったですが。

画像16

星峠の棚田の朝焼けです。ここは本当に念願叶っていけました。憧れでした。5月のGW中に撮影に行きました。水鏡の時期でしたが、まあ人の多いこと。撮影ポイントはズラーッとカメラマンが並び、車も沢山。正直ドン引きしました。撮影中隣にいたカメラマンがどうやら地元の方で、少し話しましたが、棚田の少し下のほうで撮っていると、上の方で撮っている人の写真に頭が入り込み、怒鳴られることがあるそうです。いやー怖いですね。僕はビビってしゃがみながら撮影してました。ちなみにこの写真は上から撮ったものです。しかしここの人の多さはやばいですね。何かしら規制がかかるのも時間の問題のような気もします。噂程度ですが、カメラマンが地元の棚田の農家の方にポーズを撮るよう強要されたり反対に邪魔だと言われたりすることがあったようです。また、この日に撮影ポイントを通る道から車が田圃に転落したそうです。たしかに狭い道ですが...。田んぼに落ちると車のガソリンで汚染され耕作出来なくなります。ネットの記事ではここの田んぼは以前も同じようなことがあり、高い金出して綺麗にしたようですが、再び同じようなことが起きて、もう再びやり直す気力は無くなってしまったようです。私が行ったのはGWで、人が多いタイミングでしたが、星峠の棚田にカメラマンが訪れるのはあまり地元にメリットを感じないと思います。駐車料金を撮るわけでもなく、お土産屋も近くにはない。そもそも土産屋があっても、営業前の早い時間に来て早い時間に帰ってしまえば、金は落ちないんですね。なのであまりにデメリットが多いと何らかの規制がかかっても仕方ないと思います。ここを訪れるカメラマンの方には、マナーを守り、地元の方に敬意を持ち、迷惑にならないようにしてくださいね。ちなみにこの近くに美人林という有名な撮影スポットがありここもオススメ。星峠の棚田の帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。早朝は人も少なく、朝日が木々の隙間から差し込み、木の影が地面に写り綺麗です。

直江津港 日没

港の夕焼け。なんとなくLightroomでHDR合成してます。ここは海沿いの道路から撮ったのですが、車を停めるスペースがありオススメ。

7代目 Nikon D810

現在のメイン機。フルサイズ一眼レフ。流行りのフルサイズミラーレスから一眼レフへと時代を逆行している訳だが、後悔はしていない。購入目的はマウントの統一化。これを買う前は、FEマウント、Kマウント、マイクロフォーサーズの3つを所有していたが、それぞれFEマウントは標準域、Kマウントは望遠で使い分けていた。しかし写りのいいフルサイズに統一したい。それでもEマウントはレンズが高い。ということで両方とも手放し別マウントに変えることした。候補はNikon Fマウントかキヤノン EFマウント。宗教上の理由でニコン Fマウントで、中古でコスパの良いD810を購入。3600万画素、ローパスレスで写りもよく、AFもさすがに早い。大満足だ。

作例は大変申し訳ないのですが、10MB以下の写真がなく、データ圧縮するのが面倒なのでまだ用意できてないです。まだ買ってから日が浅いのでそのうちアップしたいと思います。

プラスONE

パナソニック DMC-G2も高校時代に買っていたのを思い出した。EVFが欲しいという理由でヤフオクで5000円で購入。今使ってみるとミラーレス黎明期らしく、微妙な写りと使い勝手だが、当時もあまり使っていなかった。オリンパスのレンズしか持っていなかったため手ぶれ補正が効かなかったのだ。これはもう使わないな。

画像20

先述した、少し雲が多い日の夕焼け。日没後ですが太陽に照らされ雲が赤く染まっています。私が見てきた中で最高の夕焼けでした。アスペクト比が4:3なのもマイクロフォーサーズっぽくていいですね。

画像21

上の写真の日没前。ここから大きく赤く焼けます。日没まではそんな素振りもないのに突然派手に焼けるのが面白いですね。

画像22


港近くの公園にて。どうということは無い写真ですが、青い空と緑の芝生のコントラストが夏っぽくて気に入っています。4:3の比率もいい味出してます。

以上が今まで使ってきたカメラたちです。

思い出深いですね。

今はD810とGXRとdp0、SH-60しか残っていない上、実際に稼働してるのはD810とdp0だけなので、だいぶ減りましたね。まあマウントを統一するために減らしたので思惑通りですが。今後はFマウントレンズを増やしていきたいですね。ボディは大学卒業して収入が落ち着いたらD850かその後継機(出たらを)買おうと思います。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?