GBNセミナー まとめ①


時代はどんどん便利になっているもので、こんな平凡な人間でもネットを通じて世界のトップレベルの人と繋がることができる。先週の土日に行われていたGBNセミナーに参加してきた。簡単に言うとバスケのオンライン勉強会。セミナーのゲストはデビッド・ブラッド。かのレブロン・ジェームスが在籍したキャバリアーズのHCを務めていたというとんでもないビックネーム。そんなコーチのありがたい話を部活の視点も加えながらまとめてみた。

テーマ「どれだけ長期間成功するチームを作るか
    =成功するチームビルディング

コーチ曰く、良いチームを作るのに必要な6つの要素が存在する。

①CHARACTOR(人格)
 コーチが最も大切だと強調したのが、選手の人格だ。バスケがチームスポーツである以上、協調性は当然必要であるし、チームの文化や雰囲気にマッチできるような人材が理想である。
 コーチがたとえ話でスパーズのGMやHCに「どんな要素を持った選手を探しているんだ?」と聞いたところふたりとも声を揃えて「CHARACTORだ!」と答えたらしい。
 中学校の部活はまさにこの人格を育てるのが、大きな目的の一つとなっている。良いプレーヤーである前に良い人であれ、ということだろう。

②QUALITY(能力)
 次に挙げられたのは、QUALITY(能力)だ。この言葉は講演のなかで広い意味で使われていた。
 まずは、運動能力。これがあれば確かに良いチームは作りやすいだろう。コーチはバスケの能力としてシュートを大切にしていると話していた。自分のチームは中学校からバスケを始める子がほとんどなので、シュートは始めに教えて時間をかけられるようにしたい。他の学校の先生に教えていただいたことだが、修得するのに時間のかかるものから取り組むと良いとのことだ。

 そして、準備をする能力。試合に向けてのスカウティングなどが具体例として挙げられていた。スカウティングとは、相手チームの分析のこと。さらに、コーチは試合後、自分のチームを分析することも重要だと話していた。中学校の部活でもこれはできそうなことだと思う。
 現在、中学校の部活は多くても週に5日の活動となっている。うちの学校では体育館割り当ての関係上週に1回は廊下などでトレーニングとなっている。例えば、その時間に練習試合などのビデオを見せて、分析を行う。今のチームであれば、ボールを持ったときの判断が正しく素早く行えたか、ドライブの合わせの動きができたか、ボックスアウトができているかなどが注目するポイントになる。こういう風に試合のフィードバックを行えば、活動は短くても質は向上させることができるはず。

今日はここまで。まだまだあるのでがんばってまとめます!では、また。

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