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生かされた命

来月は、父の誕生日。もう78歳。
数年前、夏の終わりに母から電話がきた。
「全然大丈夫だから聞いてね」
え、なにが?と思ったが
「お父さんが脳梗塞で病院に運ばれたの」
一瞬頭が真っ白になった。

父のことが大好きな母だから
もっと気が動転するのかと思っていた。
女性はいざというときにとても強いと思ったら
なぜか、母のことが急に心配になった。
僕は兄に電話して、兄と僕はすぐに実家へ母に会いにいった。

父は無事だったが
言葉がうまくしゃべれなくなっていた。
冗談ばかりいって笑うのが大好きだった父。

うまくしゃべれないのがくやしそうだった。
父はみんなに迷惑をかけたことを
謝りながら、僕ら家族の手をとり泣いていた。

うまく言葉がしゃべれないこと
いろんな感情が抑えられなかったのだろう。
こみ上げてくる父の涙。
父が泣くのをはじめてみて
僕も涙がおさえられなくなった。

家族は父のことが大好きだ。
生きていて本当によかった。
そして、今も命を生かされている。
いきててくれて本当にありがとう。
「生かされていることに感謝します」


周りの人々や社会に感謝

私たちは日々、自分たちの命が当たり前のように続いていることを感じています。しかし、その命を生かしていることがどれほど素晴らしいことなのかを改めて考えることが必要だと思います。

父が脳梗塞で倒れたときに、命の大切さを痛感しました。その出来事を通じて、私は生かされている命の素晴らしさを改めて感じるようになりました。私たちは自分の命を自分でコントロールすることはできません。しかし、その命を生かすために、日々の生活で健康に気を遣ったり、周囲の人々と良好な関係を築いたりすることが大切だと思います。

また、私たちが生かされているのは、ただ偶然ではありません。周りにいる人々や社会全体が支えてくれているからこそ、私たちは生かされているのです。そのため、私たちは感謝の気持ちを忘れずに、自分の命を大切にすると同時に、周りの人々や社会に恩返しをしていくことが必要だと思います。

父の回復に関わってくれた医療スタッフや、家族や友人たちに感謝の気持ちを伝えることができました。私たちは生かされている命を大切にし、周りの人々に感謝の気持ちを忘れずに生きていきましょう。


今ある「あたりまえ」に感謝

父が大病にかかり、それでも回復することができたという経験は、私にとっても大きな教訓となりました。この経験を通じて、今ある「あたりまえ」に感謝することの大切さを改めて感じるようになりました。

まず、健康について感謝することが大切です。父が病気にかかった時には、自分自身の健康についても改めて考える機会がありました。健康な身体は当たり前のように感じられますが、実際にはとても大切なものです。そのため、今ある健康な身体に感謝し、毎日健康を維持することが必要だと思います。

また、家族や友人、周りの人々に感謝することも大切です。父が病気にかかった時には、多くの人々が支えてくれました。医療スタッフの方々はもちろん、家族や父の友人たちからもたくさんの励ましの言葉や支援を受けました。そのため、今ある家族や友人、周りの人々に感謝し、彼らとの繋がりを大切にすることが必要だと思います。

さらに、今ある仕事や暮らしに感謝することも大切です。父が病気にかかった時には、仕事や日常生活にも少し影響がでました。そのため、回復した後は、今ある仕事や暮らしに感謝するようになりました。仕事や暮らしは当たり前のように感じられますが、実際には多くの人々が努力して作り上げているものです。そのため、今ある仕事や暮らしに感謝し、自分自身も積極的に取り組むことが必要だと思います。

父が病気を乗り越えた経験は、私にとって大きな学びとなりました。今ある「あたりまえ」に感謝することが、より豊かな人生を送るための重要なポイントであることを改めて実感しました。健康な身体や家族や友人、仕事や暮らしに感謝することで、幸せな人生を送ることができるようになると思います。

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