ぽと

趣味で写真を撮るひと

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グラデーションの世界で色彩を探す

みんな違ってみんな良いのか?「多様性」が重視される時代。 「みんな違ってみんな良い」本当にそうでしょうか? 私はそうは考えていません。 「みんな違う」のではなく、「みんな同じ」なのではないでしょうか。 あの人は自分と無関係ではないあの人はこんなタイプ、この人はこんな人。 あの人と私は違う。あの人はすごいけど、私はダメ。 あの人はおかしいけど、私はそうはならない。 レッテル貼り。枠にはめる考え方。線引きを作る。 自分と違うあの人は私とは無関係と捉えていませんか? 私はこう思

    • SNSで被写体を始めるために本当に大切なこと

      被写体やってみたいですか? SNSを通じて、被写体を始めてみたい。 憧れのカメラマンさんに写真を撮ってもらいたい。 そんな風に考える人は増えたのではないかなと思います。 被写体やるのに大事なことって何ですか? 被写体やるのって何を頑張ればいいんだろう。メイクをどうすれば良いのか、ポージングってどうすればいいの? 色々考えることはあり、どう頑張っていいのか悩むこともあるかもしれません。しかしそんなことより、もっと大事で必須の条件が被写体にはあります。 一番大事なことはD

      • なぜ「肖像写真」か?

        私はtwitterとinstagramのプロフィール欄に「肖像写真」と書いています。なぜ「ポートレート」と言わず「肖像写真」か。それは奇をてらいたいのではなく、一応の理由があります。 昨今ポートレートという言葉が一般に普及し、「街や自然の中でナチュラルな姿を撮ってもらった写真」を「ポートレート」と思っている方もいるように思います。しかしポートレートの本来の意味は「人物を写した写真」ということでしかありません。 私は、写真ありきで人物をあてがうのではなく、あくまでその人自身

        • Googleフォトで写真をダウンロードする方法が、分かりづらいのでまとめました

          大量の撮影写真を受け渡すためにGoogleフォトを使っている方は多いのではないでしょうか。TwitterのDMやツイートなどで写真を送ると、限られた枚数しか送れないだけでなく画質も落ちてしまうため、原則としてストレージでやり取りをしたいものです。 しかしモデルさんから、Googleフォトの使い方が分からないという声をよく聞きます。実際私もGoogleフォトをよく使っていますが、アップロードは比較的簡単なのですが、ダウンロードはとても分かりにくいインターフェースになっていると

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          「撮りたいモデルってどんなモデル?」

          「撮りたいモデル」は「撮りたい写真に合うモデル」「撮りたいモデルってどんなモデルですか?」といった議論をよく見ます。この議論では「どんな写真を撮りたいか」ということを踏まえずに、全て一緒くたにして、いろいろな回答が混ざっているケースが多いようです。この質問に対する唯一の答えは「撮りたい写真に合うモデル」ということになります。 「撮りたい写真」は、撮影者にとって考え方が違うのだから、おそらく「誰もが」撮りたいモデルはいないだろうと想像します。したがって「撮りたいモデルになる」

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          写真に興味がない私がポートレート撮影を始めた理由

          私がポートレートを撮り始めた理由は、写真が好きなわけでもカメラが好きなわけでもなかった。どちらかといえば写真にはあまり興味がなかった。私がポートレートを撮り始めたのは、いろいろな目的や機会など複合的な理由が2018年の初夏にたまたま重なり、1回目の撮影を踏み出すに至ったのである。以下に、その理由を羅列してみる。 ディレクションスキルを学びたかった。私はデザイナーをしていたが、キャリアアップしてアートディレクターになるための技術を学ぶ機会が実務ではなかなか巡り会えなかった。撮

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          被写体さんが撮影前にもっと確認すべきと思うこと

          被写体(snsなどで活動しているアマチュアモデルの通称)をやってみたいという人が増えているように思います。被写体さんがカメラマンに撮影を依頼、もしくはカメラマンから依頼を受ける。気軽にやってみるのは良いことだと思います。 ただ、カメラマンとモデルの間で撮影時や撮影後にトラブルになるケースも多いと聞きます。そういったトラブルは、当たり前と思っていたことを事前に確認せず撮影に臨み、行ってみたら違っていた、ということだと思います。 これはどちらが正しいということではなく、双方異

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