興味があったのは音声配信ではなく仕組み
2005年2月
『Podcast(ポッドキャスト)』を始めた。
個人でもパソコンとインターネット回線があれば、少ない投資で海賊放送のようなものができてしまう『Podcast』は、このころは、ほとんど知られていない存在だった。『ブログ(Blog)』というものも定着していたとは言えない時期だ。
「全世界に自分の声を発信したい」
そんな強い想いがあったわけではない。
始めたのは、「ただなんとなく」に近い。
初期にポッドキャストを始めた人には、昔ラジオのDJに憧れて。という人も多いが、私の場合は全くなく。ブログに写真を貼付ける変わりにMP3ファイルを貼付けるんでしょ。発信したいことはブログで書いてるから、取り立てて音声じゃなきゃいけない理由もないし。ということで積極的ではなかった。
ただ、いつも見ていたブログでポッドキャストを試していたのを見ていたので、仕組みとして、どういうものかなという興味があった。おそらく、発信することそのものよりも、ポッドキャストという技術の仕組みに興味があっただけだったんだろうと思う。
それが、こんなにも音声配信を続けていくとは全く想像していなかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?