TOEIC250→600、 600→800、 800→900 各主要対策まとめ

2019年12月21日 18:04

はじめに

今回のnoteでは、私が大学4年間（2014-2018）でTOEICスコアを250→900まで伸ばした時の各段階（250→600、600→800、800→900）で行った対策をまとめました。以下の7つの点でまとめています。よければどうぞ。

①期間
②使用教材
③かけた金額
④ざっくりどんな感じで伸ばしたか
⑤効果的だった対策
⑥効果がなかった対策
⑦強く意識した点

★1.TOEIC250→600の時

①期間：約1年　1日２時間勉強×300日
②使用教材：コロコロイングリッシュ
コロコロイングリッシュとは、一言で言うと英語のWeb教材です。中学レベルの英語から、TOEIC900レベル程度まで幅広く範囲が網羅されていて、かつWebからいつでも学習できる教材でした。また、復習のアラーム機能がついていて、過去に学習した英語の例文に対して一定期間すると再度学習を促してくれ、基礎学力の定着にかなり効果的でした。
③かけた金額：約1万円　コロコロイングリッシュ教材代
④ざっくりどんな感じで伸ばしたか
この時期はとにかく基礎の徹底をした。中学・高校レベルの文法・英単語の総復習を行い、そこにスコア600レベルのTOEIC英単語を詰め込んだイメージ。特に、問題集演習は行っていない。とにかく基礎を徹底。
⑤効果的だった対策：基礎の徹底的な反復＋TOEICテクニック集
基礎の反復は効果大。この時期はそもそも英語の基礎ができてないので、基礎をやらないと話にならない。TOEICテクニック集は、たかがテクニック、されどテクニックで、＋スコア50くらいはテクニックで伸ばせた。
⑥効果がなかった対策：問題集演習
基礎ができていないので、問題演習をしても、何が原因で読めない・解けないのかわからないので、NGだった。
⑦強く意識した点
とにかく基礎の徹底。基礎ができてなければ、600以降が伸ばせないと感じたので、とにかく基礎の徹底をこれでもかと徹底した。

★2.TOEIC600→800の時

①期間：約4ヶ月　1日２時間勉強×100日
②使用教材　 TOEIC L＆R究極のゼミpart1-part7 ＋キクタンTOEIC TEST600・800

TOEIC　L＆R究極のゼミとは、一言で言うと各Partに特化した教材のことです。各Partの出題パターンがしっかり掴めて、かつ問題演習もできるので重宝しました。キクタン TOEIC　TEST 600・800というのは、目標スコア別の単語帳のことです。
③かけた金額：約5000円　半分の教材は購入・半分の教材は図書館で借りました。
④ざっくりどんな感じで伸ばしたか
この時期はとにかく問題演習を徹底をした。各Partの出題問題・パターンを頭にスキャン後、実際に問題演習。同時並行で、800向けの英単語の暗記。
⑤効果的だった対策：各Partの問題パターン認識・単語暗記
各Partの問題パターン認識については、各Partの問題の全体像を事前に把握することで、どの問題ができていて、どの問題ができていないのかをはっきりさせることができ、自分の弱点の把握に非常に効果的だった。弱点がはっきりすることで、やるべきことがはっきりした。単語暗記は、徐々に確実に効いてくる。最初はつまらなくしんどいが、勉強後期にあたり、「あー、この単語最近覚えたな。」という経験が多く生まれて、勉強にテンポが生まれる。
⑥効果がなかった対策：スコア990向けなどの超ハイスコア向け問題集
基本的な問題演習以上の話が多く、初学者には何を言っているのか、どう効果があるのかがわかりにくい。
⑦強く意識した点
問題の全体像をちゃんと把握すること。その上で、自分の弱点部分を明確にして、ひとつひとつ改善していくこと。

★3.TOEIC800→900の時

①期間：約3ヶ月　1日２時間勉強×75日
②使用教材：（旧）TOEIC TEST新公式問題集 Vol3-6 （新）公式問題集vol.1-2
この期間は、とにかく公式問題集を使って2時間の時間通りに模試をしてました。同時並行で、キクタン　TOEIC　TEST990を利用して、出題はされるが出題頻度が低い英単語の習得に努めてました。さらに、リスニングは、公式問題集を利用した暗記オーバーラッピングというトレーニングをしてました。　
③かけた金額：約5000円　半分の教材は購入・半分の教材は図書館で借りてた
④ざっくりどんな感じで伸ばしたか
この時期はとにかく模試を徹底をした。意識したのは、2時間の制限時間を測りきっちり200問解き切ることです。2時間の制限時間内に問題を解き切ること、その中で解答の精度を徹底的に上げることを意識してました。同時並行で、990向けの英単語の暗記もしてました。
⑤効果的だった対策：模試の大量演習＆復習
模試を大量に行うことで、良くも悪くもテストに慣れる。慣れを獲得することで、解答パターンの暗記、ナレーションなどの聞き流し、基本解答スピードの向上など、得られる効果がかなりあります。さらに間違った問題、解答根拠が明確ではない問題は、復習を細かく行い、800から1つずつスコアを積み上げていきました。
⑥効果がなかった対策：海外ドラマや洋画の閲覧
モチベーションアップには効果的。しかし、TOEICのスコアアップに直結するかというと違う。出題範囲や発音のスピードなどもかなり異なり直接的な効果は薄い。
⑦強く意識した点
徹底的なテスト慣れ。1日、2時間のテストだけすればいいと振り切って勉強をしていた。

全ての期間で共通していること

自分の決めた勉強をやりきること。ここに尽きる。

これを読んでくれたみなさんになにか貢献できれば嬉しい。

最後に

TOEICの個別相談やってます。是非。

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