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「英語」って、要はこういうことじゃない?



はじめに

今日は、僕が考える英語の定義について書きます。


一言で言えば、「英語」は、人の思いや考えの表現手法のひとつ。

そこに尽きる。



そして英語は、以下の「3つの要素」が合わさって、一つの表現手法を確立している。

①表現の基本ルール(文法・文型)

②表現に幅を持たせる道具(英単語)

③英語自体が持つ独特のリズム(発音)

この3つの要素が合わさって、1つの「英語」という表現手法が確立される。


これが僕が考える英語というもの。この3要素に対して1つ1つ知識を深めることで、英語は必ず上達する。


上記の3要素についてもう少し詳しく書く。


①表現の基本ルール(文法・文型)

英語の要素の1つ目は、「表現の基本ルール」。これは文法・文型と呼ばれる。スポーツで言えばルール、学校で言えば校則、ビジネスで言えば法律、にあたる。

スポーツでは、ルールを守らないとそもそも競技が成り立たない。

20人対1人の野球なんて、野球にならない。

英語も一緒。この基本ルールを守らない場合、表現がそもそも成り立たたない。

具体的なルールとしては、文には主語&述語が必須であること、形容詞は名詞を修飾すること、副詞は名詞以外を修飾することなどが挙げられる。これが、まず1つ目の要素。


②表現に幅を持たせる道具(英単語)

英語の要素の2つ目は、表現に幅を持たせる道具。これは英単語と呼ばれる。スポーツで言えば能力、学校で言えば教科、ビジネスで言えばノウハウ、に近い。

学校では、各教科に詳しくなればなるほど、その科目を使って、できることの範囲が広がる。

例えば算数。算数の習いたては、たし算などの基本的な計算のみにとどまる。しかし、そこから少しずつ勉強を積み重ねることで、たし算をはじめ、ひき算、わり算、かけ算などより広い範囲の計算ができるようになる。

英語も一緒。英単語を少しずつ勉強していくことで、自分ができる表現の幅が広がっていく。

自己紹介をはじめ、友人との出来事、美しいものを見て感じた思い、悲しい出来事があって涙が止まらない時の感情など、全て「英単語」を使って、表現する。


絶景を見て、美しいと感じた時は、Beautful!!! だし、

恋人に振られて悲しい時は、 So sad!!!だし、

よく寝て、自分の気分がいい時は、Good!だ。

英単語を使用して、表現に幅を持たせることができる。


③英語自体が持つ独特のリズム(発音)

英語の要素の3つ目は、「英語自体が持つ独特のリズム」。これは発音と呼ばれる。スポーツで言えば各選手のプレイスタイル、学校で言えば各学校の校風、ビジネスで言えば各会社の社風、に近い。


ビジネスでは、各会社ごとに、その会社ごとの社風が存在するのが一般的。言い換えれば、ある会社では通用するルールだが、他の会社では通用しないルールがあると言ってもいい。

例えば、世の中には、

「必ず会社に決められた時刻通りに出社して、残業もすべき」といった社風の会社も存在する一方、

「会社への出社時刻は自由、もしくは在宅勤務可で、残業はできるだけすべきでない」といった会社も存在する。

こんな感じで、一概に会社と言っても、各社それぞれ独自の社風を持っている。


これは言語の発音も一緒。日本語、英語、中国語など、各言語がそれぞれ持つ癖のようなものが存在する。


例えば、日本語の「あ」と、英語の「a(あ)」。

前者の日本語の「あ」に相当する発音は1つだけれど、後者の英語の「a(あ)」に相当する発音は、実は、5つも存在する。

こんな感じで、各言語が持つそれぞれの癖のようなものがある。

これが英語を構成する3つ目の要素。

ルールの文法・文型と異なるのは、ルールは守られなければそもそも表現が成り立たないのに対して、この発音というものは、ある程度その癖から外れても、表現が成り立つところ。


最後に-英語の上達とは?


僕の言葉で、英語の上達を一言で言うならば、ルールを知り、表現の幅を広げ、独特のリズムをマスターする。


これに尽きる。


最後に

TOEICの個別相談やってます。是非。


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