落語についてよく聞かれることに答える

落語をしていると言うとよく聞かれることがあるのでまとめてみました。ちなみにこの記事はギークハウス新宿界隈 Advent Calendar 2018の16日目の記事でもあります。空いてたので埋めてみました。

どんなネタやるの?自分で考えるの?

だいたい古典落語です。プロも含めて実際に演じられている落語は古典落語が主流だと思います。古典落語とはざっくり言えば昔からある落語のことで、「寿限無」「時そば」「まんじゅうこわい」といった演目も古典落語です。

自分で考えた落語は新作落語、もしくは創作落語と呼ばれます。舞台が現代で、サラリーマンが出てきたりするのは新作落語です。新作落語でも舞台を江戸時代にして古典っぽく作られているものもあり、それらは擬古典と呼ばれています。擬古典も新作落語の一種です。

落語の本題に入る前の導入部分のことをマクラと呼び、これは自分で考えて喋るのが普通です。落語のネタによっては決まったマクラがあるものもありますが、これは落語の一部と考えてしまってもいいと思います。

落語ってどこで聞けるの?

寄席(よせ)に行けばいつでも聞けます(厳密には寄席=いつでも聞けるじゃないけど、わかりやすさ優先ということで)。東京だと上野の鈴本演芸場、浅草の浅草演芸ホール、新宿の新宿末廣亭、池袋の池袋演芸場があります。大阪には天満天神繁昌亭があります。

寄席以外にも大小さまざまな落語会があるので、探して行ってみるのもいいと思います。情報サイトチケットぴあで探す、落語協会のWebサイトから探す、落語芸術協会のメールマガジンに登録するなどして探してみるといいと思います(関係ないけど芸協のサイトがhttps化されてて感動した)。

あと聞くだけなら、地元の図書館に行けばだいたい落語のCDが置いてあると思います。もっと言うと動画サイトにも落語の動画がアップされていることがありますが、だいたい違法アップロードなので…。このあたり、どうにかならないのかと思います。

落語家にも団体があるの?

東京に落語協会落語芸術協会落語立川流円楽一門会の4つの団体があります。上方(後述)には上方落語協会があります。少数ですがフリーの落語家さんもいます。

落語協会は落協(らっきょう)、落語芸術協会は芸協(げいきょう)と略すと通ぶれます。

落語ってどんな種類があるの?

上述した古典落語/新作落語の分類のほかに、江戸落語/上方落語(かみがたらくご)という分類があります。上方とはざっくり関西のことです。江戸落語は江戸弁で、上方落語は上方弁で演じられます。厳密には違うはずですが、上方弁は大阪弁のようなものと考えてもらって問題ないと思います。

落語のネタの分類としては滑稽噺(こっけいばなし)人情噺(にんじょうばなし)怪談噺(かいだんばなし)艶笑噺(えんしょうばなし)といった分類もあります。前座がよく高座にかけるネタは前座噺(ぜんざばなし)と呼ばれたりもします。逆に難易度の高いネタは大ネタと呼ばれたりもします。

落語家に身分制度ってあるの?

東京では見習い前座二つ目(ふたつめ)真打(しんうち)という変遷があります。上方には身分制度はありません。東京では弟子を取れるようになるのは真打になってからです。

落語家って何人くらいいるの?

2016年時点で約800人だそうです。

だいたいこんなもんだと思います。ここは間違っているという指摘があったり、質問があればぜひお願いします。内容とは直接関係ないんですが、今年何年振りかで高座(落語の舞台のこと)に上がりました。今後は年に数回くらいのペースで落語を続けられたらいいなあと思っています。


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