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「真のUSP」と「良い売上」

東京に通勤しているときは本を読む時間がいっぱいあったので、年間100冊を目標に小説ときどきビジネス本を読みふけっていた。
モチベーションを上げるためにも読書メーターで記録していたので、もしよかったら覗いてください。青春小説に偏ってて、つたない感想が恥ずかしいですが(^^;

地元の住宅会社に転職してからは、図書館本を中心に子どもの勉強タイムに読むようにしています。
たまにはビジネス系の本も読んで、お父さんも勉強している姿を見せないとね!

「売上の地図」に背中を押された

昨日読み終わったのが、トライバルメディアハウス代表 池田紀行さんの「売上の地図」
マーケティングに精通している著者が、売上を20の要素に分解して、それぞれを地図として分かりやすく解説している。
大手企業の広報やマーケティング、広告などの担当者向けらしいけど、地方の中小企業の経営者やマーケティング・販促担当者にもすっごく勉強になる本だと思う。

私も印刷会社やダイレクトマーケティングの会社で、顧客の売上や利益を増加するお手伝いをしてきたが、地元栃木の住宅会社に転職し、自社のマーケティングに取り組むようになって、正直なにもできないまま7ヵ月が経ってしまった…。
7ヵ月の間に住宅業界や、エリア内の競合、住宅事情、ペルソナ、広告手法などを勉強し、いよいよ様々な取り組みをスタートさせようと動き出したタイミングでこの本に出合って、すごく良かった。
いま始めた取り組みが間違っていなく、強く背中を押してもらえた。

USPの再定義。本でいう「真のUSP」だね!
そして『家を建てよう』と思った方の検討候補に入ること。本でいう「想起集合」だね!

当社スタジオキノコの「真のUSP」は、前回のnoteにも書いた『建築士が初回相談からアフターフォローまで対応する工務店』

家づくりをスタートする方は、1社限定で進めることはすごく稀で、必ず複数社を比較検討する。
パッと思いつく「第一想起」に入れたら理想だけど、大手も多く競合ひしめく住宅業界では難しいので、『スタジオキノコにも相談してみるか?』と思ってもらえればOK。最低でも5社くらいは比較するだろうから、その中に入れれば、それでOKとしよう。

現状は「10社回ったけどどこもしっくりこなくて」とか「どこも営業がしつこくて」などど、最終的にたどりつく『駆け込み寺』みたいな存在…。
それはそれでありがたいけど、お客様がヘロヘロになったり、嫌な思いをする前にたどり着いてもらえるよう、想起集合に入ることが目標だね!

会社の売上に係るひとは、ぜひ「売上の地図」を読んでみてね。
まぁ働くすべての人が売上に関わってるはずだけど、その中でも売上を増加させなきゃならないポジションのひと&経営者だね。


「良い売上」と「悪い売上」

本の最後に「良い売上」と「悪い売上」の話しが出てくる。
お客様の課題を解決して『買ってよかった』と思ってもらえるのが「良い売上」で、「悪い売上」はその逆だね。

リピート購入がほとんどない住宅業界は、強引な営業だったり 大幅値引きなどで契約をとる「悪い売上」がまだまだはびこっていると思う。悲しいけどね…。

当社はお客さまと真摯に向き合って、「スタジオキノコで家を建てたい」「スタジオキノコで建ててよかった」と思ってもらえる会社でありたいと思う。

そんなお客さんに見つけてもらって、設計士に繋ぐのが私の仕事。
頑張ります!!

住宅業界を大丈夫かな!?ってくらいに赤裸々に描いたこちらの本もオススメです。


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