偽りの似顔絵コンテスト
小学校時代、母の日に合わせて
【お母さんの似顔絵】を描くという
コンテストみたいなのがあり
宿題のような形で出された。
私は絵を描くのが好きでもないので
その類の宿題に困り果てていた。
さすがに幼稚園児ならば下手でも気にならないし
描かれた相手のことを気にしないのだが
もう小学生ともなると
描かれた相手の心情も分かるようになり
上手い下手を気にしてしまうという心理もあった。
締め切りも迫った為、
母親が自ら自画像を描いてくれることになった。
宿題が出せた満足感で
そんなこともあったのを忘れた頃に
新聞で入賞したことを知り名前が出てしまった。
飾られた場所まで家族で見に行ったことは
今でも忘れられない。
そして小学生レベルに絵の画力を
合わせて描いてくれた母親はどう思ったかも
今になっては分からない。
(母は今でも絵はがきを友人に送ったりしてるので絵を描くのは好き)
ちなみに私は弟の読書感想文を描いてあげたり
俳句の宿題もしてあげたりもしたので
罪滅ぼしをしたつもりでもある。
つまり
家族っていいな。
なんだそりゃ(;´д
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