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男道(by 清原和博)を読んで~己に生直しできるか問う

ツイッターを眺めていたら、高知東生さんの↓のツイートがシェアされていた。


そうか、執行猶予終わったのか。
先日は元プロ野球選手の清原さんも満了になった話を某動画でしていた。

罪を犯したからやむを得ない面があるにせよ、実質的に世間との繋がりが切れることでもある。想像してみて欲しい。行きたい場所にも行けず、やりたいことも我慢して、世間の目に触れないように静かに生きなければならないことを。
生きることは許されていても、社会的には抹殺されたも同然の状態になるのだ。

今、家族、友人、仕事に困っていない人は、"自己責任だ"と吐き捨てるかもしれない。
いずれ人は誰かの助けが必要になるのだ。その時に同じことを言われたら、どう思うだろうか。


この世界には、嫌なヤツ、悪いヤツは確かにいる。僕も吐き気がするくらい、何人も目にしてきた。
その一方で、誤解されているヤツ生き直したいヤツがいるのも事実。十把一絡げで扱うのは止めにしたいものだ。

昔の記事を読み返していたら、ちょうど清原さんの本について書いたものがあった。
西武に入団した頃と、表情が全く違う。
岸和田の面白いアンちゃんだったのが、その筋の人にも受け取られかねない風貌(^_^;)になってしまった。

表情は、自分が経験したことの映し出す鏡でもある。
高校の時から有名人で、持ち上げられたり、突き落とされたり、落ち着いて生活することが割と大変だったのではないかと想像する。

僕にとっては、高知さん同様、生き直す姿を見せて欲しい人だ。
それが、誰かを勇気づけるハズだから。

↓は読んでみようと思っている本。

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(これ以降は、移管記事↓↓) 

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それにしても、強面である。
隣に来られたら失禁してしまいそうだが、TVで見た時は話がメチャ面白かった~ギャップあり過ぎ!

本書は出た当初立ち読みで大凡読んだけど、借りることができたので、今日改めてトライした
耳タコ、目タコのドラフト話は置いといて、僕が印象に残ったのは第4~第5章。
西武ライオンズで栄光を勝ち取った後、ケガに悩まされて、再起を掛けた取り組みをしている部分は、どんな人間でも良いことばかりではないというのを教えてくれる。
どん底に突き落とされた時、周りから差し伸べられた助けがどれほど多かったかも記されているが、「それだけで一冊の本になる」くらいだそうだから、今度はそのあたりにスポットライトを当てた本を書いても良いのではないかな?

スポーツ選手はフィールド以外でも力を与えてくれる存在であり、僕は本書のそういう点も気に入っている。

初出:2013-05-29 21:05:39

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