『幸福ガイド』第1章を読んでみた
この章は、感情との向き合い方についてのレッスン。
サイクリングとサッカーが大好きな11歳の男の子が、お父さんのガールフレンドに対する怒りの感情を抱いたときのエピソードから始まる。
不機嫌が頂点のとき、どうしたら良いのかを省察。
大声で叫んだり、わざとにドアを乱暴に閉めたり、悪態をついたり…では気分が晴れることはなさそう。
ではどうするか?
タイムアウトを取って息を吸って吐く
姉に何が起こったか、どう感じたかを話す
街中をサイクリングする
このことについての解き明かしや効能、実践方法などについて、この後紹介されています。
アンジェロは、僕にとっての幸せは、自分が考えていることや感じていることを話せることだと気づきました。
他人と話すことで、自分をより理解でき、自分の限界を知り、より冷静になれる。
「話す勇気」があれば、自分を幸福に導くことができるのですね。
余談ですが、原著に「emoji」という単語がありまして、英語に翻訳しても「emoji」、日本語に翻訳しても「絵文字」でした。
基本的な感情は「楽しい」「怖い」「怒っている」「悲しい」など、おそらく絵文字でご存じでしょう、という表現で使われています。
「絵文字」はオランダで、おそらくイギリスやアメリカでも「emoji」なんですね。
日本発の単語としてグローバルに流通しているのかもしれません。
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