イタリア旅行記(事前調査・ミラノ/行ってみたい場所)
実は今月、妻の出張付き添いでイタリアのミラノとヴェネツィアに旅行に行く予定です。
個人的に30代にして人生初のヨーロッパなのですが、せっかくの機会なので思い切り楽しみたいと思います。
本日は「事前調査・ミラノ/行ってみたい場所」ということで、ミラノ滞在中に行きたい場所について書いてみます。
1.ミラノってどんなところ?
北部イタリア最大都市のミラノはファッション産業で数多くの有名ブランドを輩出している他、サッカー(ACミラン・インテル)に代表されるスポーツ・芸術・工業など、イタリア経済の中心地です。
もちろん食文化も有名です。
ミラノには「アペリティーボ(=ハッピーアワー)」というドリンクを一杯頼むと店のカウンターにずらりと並んだ料理をビュッフェ形式で好きなだけ食べても良いという、独特の食文化があります。
2.行きたい場所
ミラノで行ってみたいスポットは以下の6か所です。
ちなみに、恐らくミラノで最も有名な「最後の晩餐」は既に予約が一杯でチケットを取れなかったのですが、当日キャンセルが出れば飛び込みで入場できるみたいなので、時間があればチャレンジしたいと思います!
①ドゥオーモ
500年かけて作られたミラノのシンボルで、イタリアを代表するゴシック建築として知られています。
※ゴシック建築:12世紀後半から花開いたフランスを発祥とする建築様式。
見どころとしては、1400年頃に制作されたステンドグラス(新約聖書・旧約聖書が題材)、135本の尖塔、柱や壁に施された3,500体の彫刻、黄金のマリア像などがあります。
また屋上からは、ミラノ市内やアルプスの山並みを一望でき、夜景もとても綺麗だそうです。
ちなみに、ドゥオーモは戦争により何度も建築がストップしていますが、最終的には、イタリアに侵略したフランスのナポレオンの命により、1813年に完成しています。
②ブレラ絵画館
ラファエロの作品を中心とした、15~20世紀のルネッサンス絵画が展示されています。
「死せるキリスト」「ピエタ」「聖母の婚礼」などの宗教画が多く展示されています。
1階が美術学校で、2階がギャラリーになっています。
実はブレラ絵画館に展示されているギャラリーもナポレオンが集めたもの(侵略戦争中の略奪品)が中心となっており、ドゥオーモも同様ミラノの芸術文化はフランスによる侵略時代の影響を強く受けていることが分かります。
③国立レオナルド・ダ・ヴィンチ科学博物館
天才レオナルド・ダ・ヴィンチの発明品にふれることができる博物館です。
見どころは、ダ・ヴィンチのスケッチを元にしたヘリコプターの模型や設計図です。
レオナルド・ダ・ヴィンチは芸術家以外に科学者としての顔も持っており、特に解剖学の分野での貢献度は大きいです。(ダ・ヴィンチ的には芸術と解剖学の境界は意識しておらず、解剖学の成果を芸術作品に生かしています。)
④ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世
長すぎる名前で覚えられる自信がありませんが、「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」はドゥオーモ付近にある巨大なアーケードで、イタリア王国の初代国王ヴィットリオ・エマヌエール2世の名前に由来します。(1867年に完成)
建築物としての美しさもさることながら、アーケード内には一流ブランドショップ(プラダの本店など)やレストランが立ち並んでいます。
個人的には↓のレストランで食事をしてみたいです。(食べログって海外のお店も結構掲載されているんですね、びっくりしました笑)
⑤コルソ・コモ
ミラノでもお洒落感度が高い人が訪れる地区で、有名なセレクトショップが集結しているそうです。
日本でいうアウトレット的な位置づけで、ハイブランドが半額程度の値段で買えることもあるそうです。
⑥モンテナポレオーネ通り・スピーカ通り
ファッション都市、ミラノを象徴する二大ストリートで、⑤で紹介したコルソ・コモと比較してより高級なファッションショップが立ち並んでいます。
以下記事によると、なんとミラノのGDPの12%を、モンテナポレオーネ通り・スピーカ通りで賄っているそうです。
以上、事前調査・ミラノ/行ってみたい場所と題して、私がミラノで行ってみたい場所を書かせて頂きました。
続編として、「ミラノで食べてみたいもの」についても書きたいと思うので、次回作も是非見てください!
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