JapanHeart大阪マラソン

ジャパンハートのチャリティランナーとして大阪マラソンを走った本当の理由

成瀬さんチャリティランナーで走りませんか?

と誘われたのは初めてNPOジャパンハート創設者にして小児外科医の吉岡先生の講演を聞いた日の夜の懇親会でした。

「この生命を救えたら、残りの医者人生はおまけの儲けものだ」という覚悟のメッセージに涙が出るほど感動した直後だったので、活動を知ってもらいたいと思いもこみ上げ、即答でイエスと答えました。

なぜ、僕が「ジャパンハート」の活動に共感し、多くの人に知ってもらいたいと思ったのか、チャリティランナーとして走る意味は何だったのかをお伝えしたいと思います。

僕の魂を揺さぶった吉岡先生とは

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吉岡先生は1995年に単身ミャンマーへ渡り、医療器具もままならない状況の中、たくさんの救われない命に直面します。日本なら8割救える小児がんもミャンマーでは100%死にます。医療機関も、医療機器も、医師もいない。電気も2時間しか通らない。そんな中でオペができるはずがない。そもそも1日働いて50円という収入の人からお金を取ることなどできない。

そんな状況の中、「救う」と決めて前に進み出し、世界を動かしはじめます。見るに堪えない数々の症状を抱える子どもたちが藁にすがるつもりで集まってくる。貯金尽きるまで自身の財を切り崩し、メスを持ち続けます。

次第に吉岡先生の使命に突き動かされる力に巻き込まれるように政府や大学病院が動き始めます。

今では、カンボジアに病院を建築し、無償医療を提供しつづける組織にまで成長したジャパンハート。情熱大陸に3度出るのは納得。というか、この取組であり生き様を僕たちは知らないといけないなと思いました。

娘の命を救われて変わった意識

なぜ、僕がそれほどまでにジャパンハートの活動に共感したかは僕ら家族の個人的な体験を話すのが早いでしょう。

個人的な体験とは「娘が小児外科医に命を救われた体験」です。

生まれながら心臓に病気があった娘は手術をしなければ生後1週間と命がもちませんでした。体重2,000gに満たない小さな体の心臓とはどれほど小さいのでしょうか。その心臓から出る血管を切ってつなぐという手術を経て、今では元気におてんば娘としてスクスク育っています。

もし時代が違えば、国が違えば、救えなかった命でしょう。そんなことを思いながら、病院と治療に尽力してくださった先生や看護師さんへの感謝は尽きませんでした。

娘のことは詳しくはコチラのnoteを読んでいただければと思います。

吉岡先生の講演を聞いた時に我が子を病気から救いたいと助けを求める親御さんたちの姿に自分を重ねたのかもしれません。自分のできることをして関わりたいと強く感じたのでした。

チャリティランナーとは何なのか?

ジャパンハートの活動の財源は寄付です。働いている医療従事者も基本ボランティア。つまり、活動をつづけるためには多くの人や企業に知ってもらい、応援してもらう必要があります。

チャリティランナーというと少し高いお金を払えば走れるというような感じがするが実際の意味は違います。

本来の主旨はマラソン大会が参加枠をチャリティとして提供し、寄付をした人が参加枠を得ることができるというもので、参加者はマラソンを走ることで寄付団体のPRを兼ねて走るというものです。

また直接自分が寄付できなかったとしても寄付を集めるファンドレイザー(寄付を集める広報)のような働きをして寄付を集めれば個人の負担は少なく参加できるという仕組みです。

チャリティーをしたことありますか?

Wikipediaによると、チャリティー(英: charity)とは、慈愛・博愛・同胞愛または慈善の精神に基づいて行われる公益的な活動・行為もしくはそれを行う組織のこと。社会に対する貢献全般がチャリティーであると言え、チャリティーに係る費用は寄付・寄進によって支弁されることが多い。

実は僕自身もかつてはチャリティーや寄付に対してあまり前向きじゃなかった人でした。「収入の◯%を寄付する」という人を「へぇ〜」と思う程度でした。

前述の経験からジャパンハートを応援したいと思うようになり、少額ですが寄付をするようになりました。所詮個人のできることですからたかだか知れています。それでもできることをした僕の気持ちはとても心地の良いものでした。もしかすると、寄付をしているという自分に酔っている偽善的行為なのかもしれません。100歩ゆずって仮にそうだとしても、偽善で救える命があるのだとしたら素晴らしいことだと胸を張って良いのだと思います。

チャリティーしてみませんか?

だから、あなたもチャリティーしてみませんか?というか是非一度してみて欲しいと思っています。

金額はいくらでも良いです。500円からできます。お金をたくさん集めたいというより、ジャパンハートの活動を知ってもらって、少額でも一度きりだとしても寄付をするという経験を共有したいと思ったのです。

12/6 17:00まで下記リンクから僕のファンドレイジングからチャリティーできます。

一ランナーとして、一人の日本人として、自分の取り組みを通して共感し、支援するきっかけになる人がいていただけると非常にうれしく思っています。

ちなみに大阪マラソン2019の結果は

たくさんの応援に背中を押されて流れに乗ってたらどんどんペースが上がり、一時は膝が痛みだし「ヤバイ!」と思ったのですが、何とか無駄な力を使わないようにペースを気にしないように走り、ラスト5kmで「もう大丈夫」と確信してペースをあげたら膝も気にならなくなり、崩れず最後まで順位を上げながら走ることができました。

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▼大阪マラソン2019の5kmごとラップタイム
21'09"(887位)
19'59"(743位)
19'39"(613位)
19'23"(519位)
19'41"(466位)
19'58"(441位)
20'31"(415位)
20'48"(372位)
8'41"(355位)
2:49'49"

マラソンに限らず誰かの挑戦を応援しあって、応援をチカラにかえて頑張って、その頑張りをみんなで喜び、また次のパワーにする

みんなとそんな挑戦と応援の循環ができたら嬉しいなと思ってます!

JapanHeart大阪マラソン2

チャリティーも待ってます!したら教えてねー!


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