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恋愛✖️読書 王道の中の王道 時代を超えて愛される作品 三島由紀夫「潮騒」を紹介


「恋愛と読書」コンテストに応募してみたいと思います。この様な恐れ多いテーマで文章を
オジサンである私が書くとは!
何かうれしいです!では書いていきます(笑)

創作にしようか、はたまた感想文にしようか
揺れ動きましたが、感想文にいたします。
自分の書きやすさを優先しました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

三島作品は頭が良い人の文章なので語彙いわゆる
ボキャブラリーが無いと厳しかったりしますが、
この「潮騒」は例外と言っていいくらい、
わかりやすいです。

登場人物のキャラがミンナ際だっているので
余計にそう感じます。

主人公の新治は絶対にイケメンに間違いなく
加えてピュアなのでスグ感情移入できます(笑)

主人公が初めて恋する初江は
間違いなく美人で気の強い面も持った
女の子です。好きになります(笑)

脇を固める初江のお父さんも良い味を出しています。絶対に昔気質の頑固オヤジです。今はあまりいない、絶滅危惧種です(笑)

新治の恋のライバルの安夫の描き方も
つい新治を応援したくなるように描くあたり
わかりやすいですね!もう勧善懲悪を期待しちゃう(笑)

新治と初江の恋愛模様を描きながらも
さすがは三島作品です。

島の閉塞感と海の開放感や怖さを
畏敬の念でみずみずしく描いてます。
文章が綺麗です。

何度も映画やドラマになりましたし、
最近では少し前ですが、朝ドラの「あまちゃん」でもオマージュ的に登場いたしました。

それだけ有名な作品ですから
今更なんでとお思いでしょうが、
是非読んでみてください。

なにかしら気づくと思います。
若い人なら、なんだ昔の人もキチンと恋愛してたんだねとか。
我々の世代ならば昔は色々不自由でしたねとか。
こんな初恋してたら大変だろうねとか。
でも色々な壁がある方が恋愛的には盛り上がるよねとか(笑)

これ以上書くとネタバレかもしれませんね。
※十分ネタバレかな、スミマセン。
まあ、とにかく一度読んでみてください。


ともきちさんとyuriさんが主催している
「恋愛✖️読書コンテスト」に
応募するため、無理やり捻り出した
読書感想文。オジサンも頑張っているトコロを
見せられたかな?
とりあえず書き上げましたよ!
ともきちさん、yuriさん!
何とか締切に間に合いました!
よろしくお願いします。

クリアしてるのはテーマだけ?
あはは、まあそうですね(笑)

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ありがとうございます!ホントに!?ホント!? うれしい~です!!しあわせ~!!