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スウェーデン集団免疫獲得と聞いて考えてみた

スウェーデンでコロナの集団免疫が獲得されつつあるという報道について、先月まで現地にいた家族と話してみました。

実際には、人口が同じくらいの東京都と比較して、コロナ感染による死者は3〜4倍です。

なので、代償あっての集団免疫ならば他と変わらないのでは…?とも思いますが、スウェーデンが他国と違うのは、その規制の緩さです。

かなり個人の判断に任されています。

日本も緩いと言われていますが、更に緩い。

緩い割にはそこまでのパンデミックになっていない。集団免疫ができつつあるからなのか?という話しのようです。

イタリアやイギリス、フランスでの感染者が著しく増え、ヨーロッパからの帰国者が感染を拡げた3月中旬。

お隣のフィンランドも、近くのオランダも出入国規制を始めていた頃ですが、スウェーデンは感染者は増えつつも、のほほんとした対応でした。

現地では、政府の方針に不安を感じて反発心をあらわにする人々も少なくなかったそうで、それは今も変わりないみたいですが、パニックに陥るような感じではなさそうです。

数名でピクニックに行ったり、お菓子作ったりと、生活を楽しんでいるのだそうです。

日本も、そういう目でみれば、家庭でお料理やエクササイズを楽しんだりして、マイペースなところもあります。

見え方やイメージによるところもあるようにも思えて来ます。

ただどうしても違うこと、スウェーデンの人達が慌てなくて良い理由があります。

それは、手厚い生活保障です。

ホームレスになると学校に通うことになるそうです。

そこでスキルを付けて社会に再接続を試みるチャンスをもらえます。

また、この国は、個人主義で知られています。

個人の尊重が徹底しています。

ただ、それは社会保障あってこそ成り立つ在り方であろうと私は思います。

尊重されるということは、自由が認められることです。

そのような土壌で育ち、自由の素晴らしさと厳しさを知っているのでしょう。

自分で考える習慣があり、日頃からソーシャルディスタンスが保たれていることが、今回、他の国々との違いを生んでいるようです。

もう一点、他国との違いとして考えられることに、冬の日照時間が短いこともあると思います。

長くて暗い冬の間は、あまり外に出ず、家の中で過ごします。ボートゲームや家族の対話を大切にするそうです。

耐えることに慣れ、自然に対する畏敬の念が強いことも、規制が緩くともそこまでのパンデミックに至らないことに関係しているように思えます。

最後に、家族が話してくれたエピソードで印象的だったことを書きます。

『クリスマスの日に、ものすごく綺麗な夕日を見た。お日様が顔を出してくれたねって、みんなで話した。何よりのプレゼントだった。』

『日が出ると、SNSがざわつく。みんなでありがとう〜〜って言う。』

小さな変化や、当たり前と思いがちなことに感謝する気持ちを忘れずにいる。

仏教的にいうと、『足るを知る』。

そんな気持ちがパンデミックを抑えているとしたら、日本もきっと収束に向かうはず。

スウェーデンのことを考えてみたら、日本との共通点が見つかり、希望を感じています。

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「人生を豊かにするための学び」を実現すべく、一人ひとりに合った教育のコーディネーションをしています。アラフィフにして社会系の大学を卒業。現在は精神保健等を学んでいます。交流会やセミナー運営もしています。 イクミナル http://ikuminal.com/wptop/
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