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人生を変えた一冊を語って4周年

本にはいろんなジャンルがあり、一時的に消費をするものもあれば、一生を変えるものもあります。「人生を変えた一冊は?」と聞かれて答えられる人は少ないのではないでしょうか。子どもの頃から本が嫌いだったぼくは答えられるはずもありませんでした。

でも、これは過去形です。

今は自信を持って答えることができます。人生を好転させて、時には狂わせて、でもやっぱり、生きていることを実感させてくれる一冊と出会ったからです。

……というような、

自分に酔いしれたことを思って、今年が4年目になりました。自分でも驚いています。ここまでのめり込む本はなかったからです。そろそろ読者の皆さんも気になっているでしょうから、「その一冊」をお伝えしようと思います。

この色紙はいくらで買えますか?

「出た、意識高い系」というツッコミは受け付けません。「古い」というナンセンスな意見はもってのほかです。

普通の本と一線を画すのは本の発売日を毎年お祝いすること。ざ・異常。いや、じ・異常ですね。ぼくが毎年酔いしれていたのは、そういうわけであります。

とはいえ、4年も経過すると、熱が冷めてくるものです。時間が解決することもあれば、熱って刹那なところもあるじゃないですか。

ところが、ぼくと同様に4年目もお祝いするという方々を見つけました。メモの狂気。

昔からの知り合いでした。笑

画面越しに「お前ら、もう古いとすら言われているのに、メモでお祝いだなんて……最高かよ」って言いましたけれども。こういう熱い人が今でもいることが、本を好きな理由でもあるのです。

ということで、この記事の熱に浮かされて、書かれていた質問に勝手に返事をすることに決めました。お二人に許可は取っていませんし、不要だろうという勝手な判断です。

Q1.『メモの魔力』との出会いは?

2018年6月に、前田裕二さんの著書『人生の勝算』の存在を知って読んだら、あまりの感動で「前田裕二の追っかけ」を始めました。書いていて気持ちが悪いですね。この話だけで一万字書けますが、やめておきます。

前田裕二推しを無理やり集めました@Bunkamura前のスタバ

一言で言うと、当時所属していた箕輪編集室で発売を知ったからです。「前田裕二の追っかけ」としては応援するのみでした。勢いが余って、仲間内に「前田式メモ術実践ワークショップ」を開催したのは良い思い出です。


今では恐れ多くてワークショップなんてできません。

Q2.『メモ魔』を継続できた理由は?

「理由は3つあって」というマニアックな話の始め方はさておき。

『メモの魔力』という一冊の本が共通言語になっていることが大きいです。しかも、同じ本で感銘を受ける人は価値観が似通っており、いわゆる「メモ魔ファミリー」の存在のおかげです。

また、著者の前田裕二さんへのリスペクトが年々高まっていることも要因です。オンラインサロン(メモ魔塾)を通じて、彼とコミュニケーションすることが増えました。彼の思考を知ることによって、自分にインストールをしたいと心から思っています。

かの前田裕二も引き気味の前のめり

最後に、メモという純粋な側面から考えると、メモデトックスの効用があると感じます。自分の思考を書き出すことによってスッキリしますから。言語化デトックスとでも言うのかもしれません。

Q3.メモの書き方の特長は?

これで語れるお二人はすごいです(震え)。正直、思いつきません。

強いて言うならば、ファクトと抽象化、転用、主観を明確に分けることです。ボールペンの色も同じです。「ファクトはファクトで一気に書く」ような感じでしょうか。

それと、抽象化は「人は」で始められる汎用性を、転用は「動作」で終える具体性を意識しています。

Q4.メモ魔4周年メモの感想は?

驚くほど楽しかったです。学びに対するメモが普段は多いので、好きなものを徹底的にメモで深ぼることが楽しくて仕方ありませんでした。

聖地巡礼
30分くらいで書きました

今までお祝いをしてきたものの、メモ魔切り口で振り返るのは初めてだったので、今までの奇跡と軌跡を辿ることができて暖かい気持ちになりました。

Q5.これまで書いてきた中で、一番思い入れのあるメモは?

この質問がマニアックすぎて最高です。

2019年に発売された「メモ魔モレスキン」を手にしたまま、著者の前田さんと箕輪さんの話をメモした時のものでしょうか。講演会のワクワク感と新しいメモ帳に書き込むウキウキ感が相まって思い出に残っています。

今よりメモ上手な気がする

この講演会は『メモの魔力』の作戦会議の側面がありましたから、対象に愛情を抱いたメモは印象に残っていくのでしょうね。感情が動く時こそメモる瞬間。

Q6.『メモの魔力』による変化はありましたか?

今までどれだけの気づきを素通りしてきたかという絶望感と、気づきの総量は自分次第で増やすことができるという希望感を抱くことができました。そのおかげか、言語化する量やメモする量が増えています。具体と抽象を行ったり来たりする回数が増えたからでしょう。「メモは釣り」だと思っています。

さらに、ぼくは自営業で一人でいることが多いため、メモ魔コミュニティの存在はありがたいです。前にも言ったように、価値観が近しいこともあり、一緒にいるのが居心地いいです。優しくて包容力のある人が多すぎます。

デメリットとしては、家族に「またメモ」「また抽象化」「また前田裕二」と言われることでしょうか。切実。

さいごに

メモ魔チャレンジのお二人。企画を丸パクリしてごめんなさい。でも、お二人の包容力に期待しております。貴重な機会をありがとうございました・

「このnoteがあなたの"メモ"リーに刻まれますように」

5年目もメモを大活用して、メモの魔力を高めていきます!!

さいごのさいごに、『メモの魔力』Amazon予約開始時に書いたnoteを貼っておきます。このnoteもやや気持ち悪いかもです。


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