思い出は大切なものですね。

　思い出せることにもハヤリスタリがあって、あるときすごく思い出していたのに今ではもうあまり思い出さないこともあります。古い思い出でも何度もずっと思い出すものもあります。
　その違いはよくわかりません。

　誰かに何かしてもらったことよりも、誰かに何かしてあげたことのほうをより思い出します。これが愛されるよりも愛することのほうが大事ということなのでしょうか？　ちょっと安っぽい。

　愛することはきっととても大切。
　ただ、親切をすることよりも親切を受け取ることのほうが親切であるように、愛することよりも愛を受け取ることのほうが大切なこともあるのかもしれません。

　愛することのほうが大切らしいけれど、愛されて愛を受け取ることも大切だと思います。
　だって全員から愛されてぜんぶ受け取れる人は、神様以外にいないでしょう？

　どれくらい受け取ればいいのか、どれくらい愛すればいいのか、いつも割り切れずに迷っています。そうやって迷い続けてもっと好きになる。

　そばにいたい。半分でも伝えたい。あなたがいないときにあなたのことを思い出すのは、愛の半分。