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文句がでるのは、頑張れていないから

生きている以上、誰かに文句が言いたくなるのは、あたりまえ。
その感情に嘘はないし、多少漏らしてしまうのも仕方ない。

だけど、文句を言いっぱなしで終わる人にはなりたくない。
それって自分が頑張れていない証拠だから。

思い通りにいかないことがあると、文句ばかり

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さかのぼること数年前、学際準備のこと

僕は、クラス企画で小道具を作るのが担当だった。当時、思い出を作りたかったし、クラスのみんなと仲良くしたかったのもあって、張り切っていた。クラス会議には積極的に参加している方だったと思うし、やれそうな仕事はできるだけやるようにしていた。
ところが、僕の案はほとんどが却下されてしまった。小道具の試作品を作ったり、台本のアレンジなど、クラスのための良かれと思ってやっていたのだが、正直軽く見られていたし、採用されることはなかった。それどころか、僕の担当だった仕事は、僕に一言もなく他人が進めることになっていた。
これに対して、家に帰ると毎日文句言ってた
結果、クラスの力になることはできず、楽しくもなかった

今考えてみれば、周りの状況がみえず、間違った努力をして一人でへこんでただけですが。こういう人を仕事ができないというのでしょうね。

グチが多い人は暇な人

この言葉は、講演会で落語家の桂福丸さんが言っていたこと。

「グチが多い人は暇な人なので、避けた方がいいです。」

何かに打ち込んでいる時は、目的が明確にになっているので他人の些細なことなどどうでもよくなる。何かに一生懸命な人は、目的を達成させるために力を使う。グチを言うパワーと時間があるなら、やりたいことを進めることに使いなさい。

グチを言う人は、それだけ暇なんです。

この話を聞いた時、真っ先に自分の学際のエピソードが浮かんだ。当時、僕のグチはスラスラと澱むことなく出てきて、止まらなかった。僕は、他人の悪いところを見つけてばかりで、前に進む努力をしていませんでした

グチが出そうなときは、まず自分を見直す

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僕は、あるサークル活動のプロジェクトリーダーをしている。責任者という立場は初めてで、要領よくできないことも多い。
自分の企画書がボツになったり、ミーティングを開いてもメンバーが意見を出してくれなかったりしてムカついていた。さらにひどいと思ったのが、これまで全然協力的じゃなったメンバーが突然、プロジェクトの進め方に物申してきたこともあった。
はぁ?と思い、
文句を言いたくなりましたが、桂福丸さんの言葉を思い出した。

「グチが多い人は暇な人」

では、どうすればいいのか?

本当に実現させたいことは何かを考える。
僕の場合は、担当プロジェクトの成功が目標だ。

それに気が付いてからは、変わった。

僕の進め方にも詰めの甘い部分があった。加えてプロジェクトの成功よりも、承認欲求が表に出ていた部分があることを認めた。

続いて、行動に移した。
会議の前にしっかりと本質を確認しておく。意見を求めなければならなり場面ではメンバー1人1人から意見を聞き出し、さらに本質を捉えられていない意見についてはその場で理由を説明し削っていった。

そして、目論見通り、プロジェクトは順調に進むようになる。
一つ気が付いたことがある。

僕が方針を変えてからも、わけのわからない態度や意見を見かけることはあったが、正直どうでもよくなった。なぜなら、自分が目標と本質を見失わずに一生懸命になれていたから。彼らの、わけのわからない話に時間を割くほど暇じゃなくなったのだ。

文句が出るのは、頑張れていないから

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自分が何かを始めようをしている時、反対、邪魔する人は出てくる。彼らは、もうどうしようもないんです。陰で文句を言っても、直接言い負かしても、あなたのやりたいことは前に進みません。

理不尽なことや、腹の立つことをされるのは、付け入られる隙をつくっているからかもしれません。

僕のプロジェクトの話だと、
彼らは、頼りない僕にイライラしていて理不尽な発言をしたのでしょう。
参加意欲の低い彼らが、僕に発言する立場にないのは事実で、僕が腹を立てたのも当たり前。でも、僕が文句をいうだけだったら、自分の悪い部分に気が付くことはできませんでした。

まず、自分の目標を明確化しましょう。
そして、今のやり方を見直す。
目標に向かって走っている時、文句を言っている暇はありません。

文句を言うパワーを、目標達成のためのパワーに変えましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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