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ひとりで生きることについて


書店の入り口近くに平積みにされていたのは「ひとりで生きる」というタイトルだったり、そういう文言が帯に書かれていたりする本だった。こういう本が売れているんだなあと、ぼんやり。

むかし読んだ心理学の本にはストレスのほとんどは対人関係から生じると書いてありました。半分本当で、半分嘘。ぼくも対人関係に悩んでしまっていた時期がありました。

でもだからといって、ひととの関係を断ち切り「ひとりで生きる」のはなんだか極端なような気がします。連日ワイドショーで報じられるゴミ屋敷に住んでいるのは、かならずといっていいほど孤独な住人です。社会と器用に関わることができず、一般的な視座からすると間違った自己表現をおこないます。彼らはモノを溜めこみますが、隣人はそれをゴミだと認識しトラブルへ発展します。

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