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「ひとりぼっちライフ」を堪能する。

今年2019年も残すところ、

あとちょこっとだな〜。


12月の中旬頃から、

ようやく僕の波長が少しずつ

落ち着いてきた気がしてきて。


このタイミングを活かして、

「今年の記憶の断捨離をしよう」

と思ってしまった

今、この瞬間を過ごしている、

水谷駿斗です。


が、、

勢い良く思いついたのは良いもの、

とても体がホットになっており

いわゆる、インフルじゃないか

という疑惑もありつつも、

パソコンに手を置いているので、


途中で倒れて

年明けの公開になっていたら

それはそれで、

愛おしいということで。


まあー、それでも、

まず間違いなく言えることは、

2019年の僕は、



"駿斗という存在が一番、

駿斗である瞬間が長かった"



ということ。


みんなどうなんだろう?


意外とさ、

「うわ~、今、自分が自分であるな~」

「まじ、今の自分って最高だわ~」

って感じられる瞬間って

けっこー難しいことだと思っていて


「会社のためにやらなきゃ!」

「家族のために頑張らないと!」

…そんな今ではない、

過去のこと、未来のことばかり

考えちゃってる

自分を過ごしている人って

多いと思うんだよね。


(追記:そんなことを、過去の僕が話してました。)

このYouTubeで僕が話してる通り、

少なくとも、

これまでの僕はそうだった。



2012年に社会、会社に飛び出し、

右も左もわからないなりに

当時の社長に、とにもかくにも

「認められたい」という一心で

睡眠時間は2~3hは当たり前。


今では考えられないけど

1ヶ月に450hくらいは働いていた。

土日も、お盆も、年末も関係ない。


とにかく早く成長したかった。

それが、「幸せ」への

一番の近道だと思っていた。


気がついたら、

そんな過労に過労を重ね続けた、

ブラックサラリーマン生活を

約5年くらいは続けていた。


でも、得たものは大きかった。


・入社1年目で売上4000万

・その結果による社内MVPの受賞

・営業部のチームリーダーに抜擢

・給与、ボーナスの大幅増。


と、結果だけ見てみれば

全てが、順風満帆そうに見えた。


自分で言うのもあれだけど、

同世代の友人での中では

僕より働いている人もいなかったし

僕より出世している人もいなかった。


仕事を頑張れば、頑張るほど

地位、名誉、お金を得られている

「そんなカッコいい自分」に

どこか、満足感を得ていた。


これで結婚もして、子どもできて

誰よりも

幸せな家庭を気づけるって思った。


僕は誰よりも幸せだ、って

ずっと思い込んでいた。



でもね。

そんなのは

幸せでもなんでもなかったよ。


僕の体は、既に限界だった。


・22歳にして血圧が140越え

・23歳にして止まらない血便

・急に襲ってくる激しい頭痛と眩暈

・内視鏡検査、MRI検査…

 どんな検査をしても原因不明

・25歳で極めつけの精神疾患



と、まあー、最終的には

朝起きてと意識はあるんだけれど

まったく体がいう事を聞いてくれず、

僕の心身共にボロボロになっていた。


「あれ?僕って幸せだったよね?」

「出世コースで順風満帆だったじゃん。」

「何でこうなっちゃったの…?」


そんな思考が巡りに巡った。

そして、ここまでボロボロになって

やっと気がついた。


これまで

必死になって築き上げてきた

「カッコいい自分」というのは、


・周りから、頼られたい。

・周りから、認められたい。

・周りから、嫌われたくない。


「周りのため」でしか

僕は生きていなかったんだって。


「今」の自分のことなんて

これっぽっちも考えちゃいない。


つまるところ、


"駿斗という存在が

駿斗である瞬間がなかった。"


この言葉がまさに、

2018年、僕そのものだった。

というか、これまでずっと。


だからこそ、2018年の終わりに

2019年は、駿斗という存在が、

駿斗である今、この瞬間を

できるだけ作ってあげたい。


そんなことを心に思っていた。


事実、その意識が少しずつ

心の回復になっていたし、

体も少しずつ治っていたから、

それが良いだろうって思っていた。


けど、現実は

そんな上手く行っちゃくれない。



2019年のスタートは、

自分でも笑っちゃうくらい

これまでの人生の中で

まさに最悪の中の、最悪だった。


・適応障害

・からの借金300万円

・からの会社の退職

・からの同棲からの別居

・からの実家への帰省

・からの両親との関係崩壊

・からの生きる価値の喪失


と、まあー、

心も体も

去年以上にボロボロになっていき、

自分の戻る場所を完全に失い、

正直、このとき初めて

「死」すら何度も思考していた。


けど、世の中は残酷にも、

生きていくためには

"お金"が必要と思い込んでいて、


転売、アフィリエイト、FX、

バイオプ、暗号通貨…いわゆる、

家でできるネットビジネス関連は

一取り全てやりつくした上で

それ以上に怪しいこともしながら

2019年スタートのときに

どうにか、食い繋いでいたのが、

ちょうど、この頃。


というか、

最終的には食い繋ぐどころか、

借金が日に日に増えていって

気が付いたら、300万くらいに

なっちゃっていたけどね。笑


もう、ここまでくると

すべての感覚がおかしかった。


そうなると、

当たり前ちゃ当たり前なんだけど、


「駿斗、急に変な奴になったよね。」

「駿斗も、ついに墜ちたな~」


くらい陰口はもちろん聞こえてきたし、

これまで僕をすごく大切に支えくれ、

同棲していた恋人とも次第に、

まともに会話もできなくなり

別々に生きていくことになって。


挙句の果てにには

ついに生きるためのお金も底をついて

やむを得ず、実家に戻ったときに

母親からは…


「こんな子に育てた私が悪かった…!」


と、涙をしながら叫ばれるくらい。


さすがの僕でも、そのときだけは、

自分でもビビるくらい

本当にどうしようもない

くそみたいな人間だったなと思う。


ほんと、笑っちゃうよね。笑


でもね。


そんな人間ではあったんだけど

あの頃はとにかく必死だった。



そんな、地獄で最悪な状況が

4か月間も続き、5月に突入。


ふとしたことがキッカケで、

一人で沖縄の南城市に行くことになり

そこで初めて知り合った、

ケイコさんという素敵な女性の方から

こんなメッセージを

プレゼントしてもらう機会が。

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"決断できる駿斗。

いつも応援してくれる

ワタシと仲間が居ることを知った。

常に前進。"


沖縄で出会ったケイコさんは、

その人の顔を見なくても

相手の名前を見るだけでその人が

今後どのようになっていくのか

インスピレーションで感じられる

特別な能力を持っている方で、

その方に書いてもらったのが

このメッセージ。


正直ね、

メッセージをもらったその瞬間は

意味がよくわからなかったんだけど、

(ごめん、ケイコさん。。涙)

今思うと、

このメッセージを受け取ってから、

すべての状況が変わっていった。



それから、

沖縄に3日くらい滞在して、

地元の三重に帰ってきていつも通り

実家の自分の部屋のベッドの上で

眠るか、眠らないかのまどろみの中で

突然、それは起きた。


?「駿斗くんは、

デザインをした方がいいよ~」


そんな声が急に聞こえてきた。

まじで。


いや、聞こえてきたというより、

心に訴えかけられた感覚のが

ニュアンスとしては近いかな?

けど、怖くなっちゃって、

直ぐに寝ちゃったんだけど。



それから数日後、

すぐにこんな出来事が起きた。


「駿斗ってパンフレット作れる?」


と、友人から急な相談だった。


僕自身、適応障害になる前は

Webデザイン会社に勤めていたので

それを知っている友人が

声をかけてくれたんだと思うけど、

そもそも僕は、営業職だったので

デザイナーではないんだけど、

不思議な体験をした直後でもあり

これは絶対に何かあると思い、


「やらせてほしい。」


と即回答した。

正直、できるか不安だったけど。


ただ、

いざ、デザインをやってみたら

自分でもびっくりするくらい

とてつもなく「夢中」になれた。


何なら、

夢中し過ぎちゃって気が付いたら

10時間くらい

ぶっ通しでやっていたくらい。

そのときのデザインがこれ。

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よく周りには、

びっくりされるんだけど、

これパソコン買ったら大体入ってる

「PowerPoint」っていうソフトのみで

このデザインは作っていて、


これが意外や意外、

けっこーいいセンスをしていて、

9歳からおもちゃ代わりに使っていた

PowerPointがこんなところで

お仕事として活かされるなんて

自分でも、思いもしなかった。


というか、

僕はデザイナーでもないので、

illustratorとかPhotoshopとかの

専門のデザインソフトとかは

まったく使えないから

仕方なしにそうしたんだけどね。



そんな、

?「デザインした方がいいよ~」

という声が急に聞こえる

不思議な体験あった5月から

1ヶ月経った、6月頃。


気がついたら、地元の税務署に

PowerPointを専門とした

デザイン事業をメインとして、

独立、開業届を提出していた。


いわゆる、起業ってやつだ。

開業名は【KOTO Design.】

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"身の回りに起こる複雑なコトを、

シンプルにデザイン(設計)する。"


という理念でこの名前を付けた。


と同時に、

人との御縁とタイミングもあって

今まで未経験であった

オーダーデザインを中心とした

アパレル事業にも参入。


PowerPointデザイナー

×

アパレルデザイナー


この2軸でのデザイン事業で開業して

独立をスタートしていくことを

3日間くらいでスピードで

全て決断していったわけだけど、


でもね、正直。

本当はめちゃんこ怖かった。


今だから言えるけど、


・信頼も実績もまったくないし

・仕事の依頼くるかわかんないし

・生活まともにできるかわかんないし

・ってか借金300万もあるし

・ってかアパレル興味ないし


この状況だけ見たら

どう考えても、どーー考えても、

冒険はすべきではないよね。

まともな人間なら。


僕も、何度も何度も思ったよ。


サラリーマンに戻って

安定した収入を作ってから、

もしくは、家業を継いだ方のが

どれだけ楽なんだろうか、


って。


追い討ちをかけるように

周りからは、


「絶対に辞めた方が良い。」

「また、怪しいことするの?」

「ちゃんと真面目に働きなよ…」


と言われる始末。


けどね。

そんなときにまた不思議と

どこからさ聞こえてくるんだよね。


?「ちゃんと応援してあげるから〜」


その声が、どこか心地よくて、

何となくだけど、

信じたくなる自分がいた。

このままの駿斗で大丈夫。って。



それから半年後の12月。

とてつもない現実になっていた。


「駿斗にデザインしてほしい!」

という、

PowerPointでのお仕事の依頼が

個人、法人含めて

わずか半年で30社からも依頼。


アパレルデザインのお仕事でも

未経験ながら

毎日、勉強に勉強を重ねて、

これもわずか半年で

30人のお客様の接客を担当。


お金に関しても、

わずか半年で前職の収入の数倍を超え、

想定以上に、とてつもなく、

自分の事業が拡大し続けていた。


と同時に

自分の立ち上げた事業と関係なしに

今までやったことないことも

積極的に

たくさんできるようなっていた。


・65人のオフラインサロンの運営

・70人の経営者の会への参加

・Youtube活動のスタート

・FPの国家資格の取得

・バンド活動による楽曲制作

・ネットワーク構築の委託

・飲食店のコンサルの委託



と、まあー、少し前まで

10ヶ月間ニートの駄目男だったとは

思えないくらいの変貌ぶり。


やったことは

「今」、この瞬間を生きるだけ。


それ以外はなにもしていない。

ホントに。



まあー、そんなこんなで、

この文章を書いている

「今」、この瞬間を過ごしてる訳だけど、


改めて話を戻すと2019年は…


"駿斗という存在が一番、

駿斗である瞬間が長かった"


とにもかくにも、

この言葉に今年は尽きるなと。


もちろん、そのスタンスが原因で、

当時、僕を支えてくれた恋人。

これまで大切に育ててくれた母親。

僕のことを気遣ってくれた友人。



たくさん傷つけ、幻滅させ、

涙もさせてしまった。


今、振り返ってみても

2019年の僕の言動は周りから見れば

本当に最低な人間だと思う。

まじで。


けど、

その最低でクズな駿斗がいなければ、

周りのために生き続ける

人生をずっと歩んでいたとも思う。


もしかすると、精神疾患だけでは、

済まないくらいになっちゃていて、

死んじゃっていたかもしれない。



わかってはいたけど

すんごく長くなっちゃったから

まとめに入るね。


僕は今、

ひとりぼっちで生きている。


いや、厳密には

ひとりぼっちで「生きられている。」

のがニュアンスが正しいかも。


「ひとりぼっち」って聞いて

みんなはどう思う?



これは僕の解釈だけど、

僕たちって生まれたときから、


家族、幼稚園、小学、中学、

高校、大学、社会人、結婚…


と、本当の意味では、

ひとりぼっちになったことが

ほとんどないと思うんだ。


無意識に、常にどこかに、

所属していたと思うし、

所属することに慣れていた。


そして、その所属環境が、


・空気を読まなきゃいけない。

・嫌われたくない。

・周りから評価をされたい。



自分ではない、誰かのことばかり

考えちゃってる自分がいて、

気がついたら

自分が何なのか完全に見失って、

精神的におかしくなっちゃう人って、

きっと僕だけじゃないと思うんだ。


情報や、モノコトに溢れている

こんな時代だからこそ、

「ひとりぼっち」で在ること、

「ひとりぼっち」の時間作ることが

重要なことだと僕は思っている。


「努力」「頑張る」っていう感覚より

ひとりぼっちを

受け入れたときに生まれる、

「夢中」という感覚の方のが、

何千倍、何万倍

現実を大きく変えることができる

っていうのを、僕は体験したから。


んで、その上で

「この人と、一緒にいたいなー」

と思ったときに、

そのときに初めて、僕じゃない

誰かと一緒にいればいいと思うんだ。


僕はね、今はそうして生きている。

ひとりぼっちライフを堪能している。


【追記:僕の友人でひとりぼっちについて

話していたのを思い出したので参考までに】


そんな、

「ひとりぼっちライフ」をしてたらね、

なぜか周りから

すごくモテるようになった。


と同時に、

一定多数からはめちゃくちゃ

嫌われるようにもなったけど。




やっぱり体熱いなー。

インフルじゃなきゃいいけど。


まあー、それはそれで

完璧な「今」この瞬間だよね。


2020年はどういう年になるのか、

楽しみだ。



”決断できる駿斗。

いつも応援してくれる

ワタシと仲間が居ることを知った。

常に前進。”



そう、常に前進していけ、

水谷駿斗。


2019年12月28日

ホットな状態で書いている

今、この瞬間。

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