研究室の同期について惚気る

ぽぽみうむです。

昨日、研究室の同期で、卒業論文を書き進めるための合宿を行いました。
学生生活も大詰めの今、研究室メンバーとの思い出を述べます。

結論から言うと、「めっちゃこの人達と過ごせてよかったあ」て感じです。
研究室はすっごく不安でした。不安すぎて、オープン卒研が10月にあるにも関わらず、5月下旬から6月にかけて、全研究室を周りました。生命科学部にも関わらず、物理選択だった私は、「遺伝子って何」「タンパク質の合成?なんかこわーい」「酵素?お嬢様酵素?」みたいな人間でした。
そんな中、私が今いる研究室は、唯一、目に見えるものを研究対象としていました。なんかいいかもって思ってそこにしました。

そして月日は流れ、研究室に配属されました。メンバーは、みんな真面目かつわいわいって感じの人達でした。まあ、悪く言えば、子供っぽいというか…そんな感じのノリのメンバーだなあって思いました。(主に私)
そんな訳で、私は11人の同期のうちの一人になったのです。

研究室生活、最初は「よーし、頑張るぞ!」って感じでした。ですが、自分なりに頑張っても、評価はいまひとつでした。みんな実験のセンスがあったり、スライドがきれいだったり…自分は能力がないんだと思いました。

そんな訳でどんどんやさぐれ、いつも通りの、「ギリギリ合格を目指す」自分になってしまいました。どんな時も変われない自分に腹が立ったり、評価が高い友達に嫉妬したり…色々思いました。

ですが、近くで観察するうちに、みんなの「頑張る」の基準の高さに気付きました。みんなのおかげで、「これが努力というのだな」とか、「才能もそうかもしれないけど、磨き続けているんだな」とか、「なるほど、これが研究というものなのか」とか色々学びました。

ここまで、研究室のメンバーとしての同期の話をしました。ですが、研究室のメンバーは、思い出も提供してくれました。

意識低い私をセミナーやらジムやらに連れ出してくれた。
この人のおかげで、noteを始めたし、筋トレが好きになりました。

研究室でピザを頼んでみんなで食べた。
悪い事をしている気分でとってもわくわくしました。

夜中の研究室で一緒に日本の教育や将来の夢の話をした。
こんなこと、自分しか考えていないのかな?って不安になっていたから、真面目な話ができて、新たな発見もあって、本当に楽しかったです。

みんなと卒論合宿をして、その帰りに一緒にラーメンを食べに行った。サイゼリヤにも行った。ふざけた話ばかりして大盛り上がりした。
きっと世の中的には、「ファミレスでしゃべるとか、高校生じゃん」って思うのかもしれません。しかし、家と高校の往復だった私からしたら、本当にあこがれでした。しかも、友達を誘うことがあまり得意ではなかったので、「仲間」ができたことが本当にうれしかったです。憧れの青春を手に入れることができたのです。

正直、同期のみんなが優等生タイプすぎて、しんどいと思ったことがたくさんありました。私は自称進学校出身で、皆勤賞しかとったことないレベルの人間だけど、この人達は、きっと表彰状たくさんもらってきて、きっとオール5で、県内トップクラスの高校を出ていて…合格最低点で入学した人間だから仕方なかったかもしれませんが、みんながまぶしすぎて、純粋すぎて、自分が本当に醜いと思いました。スクールカースト下位の私が本来なら、絶対関わっていないタイプの人間。そんな風に思っていました。

でも、私がしんどい時に支えてくれたり、逆に私の価値観や発言(主におやじギャグ)に対して「本当にすごい」「天才」とかめちゃくちゃ褒めてくれた。私は決して優等生ではないけど、私なりの良さがあるのかなって思わせてくれました。

私は本当に友達がいませんでした。中学校の時クラスのボス(男)の怒りを買い、そこから男女問わず無視されてました。そんな訳で、嫌われ者の私は人と仲良くなるのが本当に苦手でした。中学生特有の仲良しグループに私は所属する権利はありませんでした。

ですが、研究室の人達は、程よい距離感で、一緒に楽しんでくれたり、面白がってくれました。ある日、何かしらの話の流れで、同期の一人が、
「みんなに愛されていてうらやましいと思った」
と言ってくれました。

この一言で、私は本当に救われました。嫌われ者の自分が、自分の事を慕ってくれる人達に出会えたんだ。人と関わっていいんだ。そう思えました。

あくまでも、研究室が一緒だっただけの仲間かもしれません。でも私は、研究室のメンバーのおかげで、自分の良くないことも、ちょっといいところも知ることができました。
仲良しグループ!って感じの馴れ合いの感じではなく、仲間という感じの関係が私はとても愛おしいと思っています。もしかしたらその距離感のおかげで、本音でしゃべれたり、直に話を聞けたりするのかもしれないです。

とりとめのない文章になってしまいましたが、本当に、楽しい日々をありがとう。て感じです。

こんだけ褒めたので、卒論代わりに書いてくれたらうれしいです。

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