15年前に遊んだ場所に訪れてみた

ぽぽみうむです。
昨日は、大学時代の友人と1日中遊んできました。
昔、家族で訪れた記憶のある場所に行ったり、ご飯を食べたり、ちょっと飲んだり…
大変なご時世ですが、久々にはしゃぐことができました。

私が通っていた大学は、色んな地域から学生が来ます。
昨日遊んだ友人は、私がもともと住んでいた県から、かなり遠い地域の出身でした。一人暮らし仲間ということもあり、次第に仲良くなりました。恋バナだったり、就活話だったり、自転車でカフェに行ってはしゃべりまくっていました。

友人も私も、4月から社会人。私は会社の集合研修のために、寮に住むことになりました。そして、偶然にも、私の研修先と友人の会社が電車で行ける距離。それも、大都市ではない場所です。(学部内で、おそらく私たちくらいではなかろうか…。)
「これは会うしかない!」という訳で、日常が戻りつつある昨日、ちょうど中間地点にある駅周辺で遊ぶことにしました。

社会人になってから、会社の人としか会うことがありませんでした。昔馴染みの人で会ったのは、家族くらいです。そのため、変な感じがしました。
そもそも、大学時代は自転車で行ける距離に住んでいました。それが、電車で現地集合、という不思議さ。

そんな不思議とわくわくが入り混じった気持ちで、私が小学生だったころに家族と訪れた遊園地に行きました。
昔、家族の後ろにちょこまかついていって遊んだ遊園地。15年の時を経て、友人を連れていく側になりました。チケットだって自分で買えます。まあ、それでも、有名テーマパークよりは安かったです。

入場すると、家族で写真を撮った場所が残っていました。懐かしい気持ちでした。
私の15年前を全く知らない友人に、15年前と同じ場所で写真を撮ってもらいました。
「戻ってきたよ。この15年で大切な友達に出会えたよ」
と内心思っていました。

家族と遊んだアトラクションもちゃんとありました。昔は、そのアトラクションの世界観が怖すぎて、夜寝れなくなっていました。
トラウマのアトラクションも、友人と仲良く楽しめました。長い時を経て、ついに試練を乗り越えました。
大きく見えていた空中ブランコやメリーゴーランドが小さく見えて、自分の成長を感じました。

昔は退屈だった、お花畑の散策も、友人と大はしゃぎで回りました。
可愛い草花に癒されたり、一緒に写真を撮ったり…。
自粛しすぎて、自撮りのやりかたを度忘れして、色々試行錯誤していました…。

その日の夜は、ちょっとだけお酒もたしなみました。
友人も私もそんなに飲まないので、学生のころはもっぱらカフェでした。二人で居酒屋に行くのは初めてのことです。これもまたドキドキでした。

そして、しんみりしつつ、「社会人頑張ろう!」て感じで締めくくりました。

小学校低学年だった私も、気付いたら中学生、高校生、大学生となり、そして、学生を卒業しました。
お酒も飲めるようになりました。自分で稼いだお金で遊園地で遊べるようになりました。

就職先の仮配属に伴い、研修を受けている土地とは、もうすぐお別れです。
友人とも少しだけ会いにくい距離になってしまいます。
でも、絶対会おう、と約束しました。だから、大丈夫です。

そして、近い将来、遊園地を再訪したいです。自分の子供がいたらいいな、なんて思います。
「私が子供の頃に来たんだよ。新卒の頃に、友達もつれてきたんだよ」
なんてお話ができたらいいな、なんて思います。

住む場所も、社会的地位も、すっかり変わりました。
でも、思い出の場所は、無くなっていませんでした。そのことに感謝しつつ、新たな土地で、新たな人間関係作りに励んでいきたいです。

そして、友人とは、変わらぬ友情を今後もはぐくんでいきたいです。

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