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コーヒーとわたし

あたらしい豆を買うとき。どんな味がするのか、想像するとき。

豆を挽きながら、コーヒーがふわっと香るとき。

最初にドリップするときの、粉がふくらむ瞬間。

コーヒーに関わることをするとき、自然と顔がほころんでいる。

わたしは、コーヒーがだいすきだ。

とはいえ、ミルやドリッパーを揃えて、家でコーヒーを淹れるという行為を始めてまだ1年半ほどなのだけど。

もともと、実家で暮らしている時からコーヒーは毎日飲んでいたけど、豆を挽くなんて発想、なかった。というより、知らなかった。

インスタントコーヒーで育ったわたしはそれしか知らなかったのだけれど、職場の人に大のコーヒー好きの人がいて教えてもらったり、まわりにごく当たり前にコーヒーを淹れている人がいて、自然と興味を持った。

というより、「こだわっている」って、なんだかかっこいいな〜と思ったからだった。

今ではすっかりコーヒーの魅力にはまっている。

今年は無理だったけれど、おいしいコーヒーの淹れ方ワークショップとか、そういうの行ってみたいな。

自宅に友人を招いて、コーヒーと焼きたてのおやつを振る舞ってあげたいな。

好きなものが増えるって、しあわせなことだな〜と、豆を買った帰り道、ひとり、にこにこしながら思っていました。

コーヒーを始めた時期とほぼ同じ時期に越してきた、このだいすきなおうちを、わたしは来月去ります。

この選択がよかったのか、正直今でもわからないけれど、正解にしていくしかないんだろうな、と諦めと少しのわくわくを胸に。

新しく越す場所は、ここからずっと遠くて、文化も違うし縁もゆかりもないような場所だけれど、コーヒーがとっても有名な場所らしいので、もしへこたれそうになったら、コーヒーに励まされて生きていこうかしら、なんて思っていたりして。

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